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【市民だけとは限らない】札幌市民交流プラザレポbyあきの実

札幌市民交流プラザというのが10月7日にオープンしました。

 なによそれ~?という方に説明しますと、またの名を創世スクエアと言いまして、札幌中央区、時計台の近くに新設された複合施設です。(創成川が流れてるから創世?)
 onちゃんの会社(HTB)の新社屋、というとピンと来る人が多いかもしれません。

 遥か高みから見下ろしてくるonちゃんが目印。

 あきのは図書館をたまに利用しますが、そこで『新しい図書館が中心部にオープン!』という告知を見て春からずっと楽しみにしてたんですよ。
 「図書館とか静かにしなきゃだし本とかどうせお堅い専門書ばっかりでしょ~興味ないワァ~」とか思ってる人!!あと「自分、札幌市民じゃないので関係ないっすね…」と思ってる人!!

 そんな場合ちゃうぞ!!!!

 札幌に住んでる人はもちろん来る予定がある人も、チェックしておいて損はない施設であることをあきのが保障します。


 外観。
 これは初日に撮影したものですが、早くも沢山の人が利用していることがわかりますね。

 インフォメーション。
 普段利用するのはカフェと図書館がある1~2階かなと思います。
 3Fはダンスの練習に使ったりとか、演劇の公演や絵の展示会などに使えるみたいです。
 オペラ・ミュージカルをお楽しみの方は4~9階が劇場です。
 あと地下の歩行空間と繋がっているので、雨の日も雪の日も濡れずに来ることができる、っていうのはかなり大きいかと思います。

 1階エントランス。
 初日からイタリアの物産展が開催されていました。

 森彦さん!!
 札幌のカフェ好きには有名なお店なんですが、本店は円山にある古民家カフェなんです。札幌各地に店舗が展開されています。
 お店の雰囲気はもちろん珈琲の味も最高なので、見つけたら入ってみることをお勧めします。

 それで、すごいのは図書館の本を、森彦さんに持ち込んで珈琲を飲みながら本が読めるってことなんです。
 カフェに長居すると回転率が!と言う人もいるけど、基本的にカフェのメニューがお高めなのって時間と場所代も入ってると思うんですよね。
 本をじっくり読む時間をカフェに求めたって、いいじゃない。

 では、早速お目当ての図書館へ。

 正確には図書・情報館みたいです。
 ここが他の図書館と何が違うのかと言えば、まず一番大きいのは
 「本の貸し出しは出来ません」
 
図書館、と聞くと貸し出しが出来て当たり前というイメージなので恐らく勘違いしている人も多いと思うのですが、札幌市図書・情報館はパンフレットでも「図書館のイメージを変えるあたらしい図書館、はじめます。」と謳っています。

 ちなみにこちらが実際のパンフレット。

 ね!これも凄いと思うんですが、図書館の席をネットで予約できるって言う…!実際に職員さんに聞いてみたところ、利用時間は一枠80分(1時間20分)で、延長は混んでいなければ可能とのことでした。前日に予約することも出来るし、来館してから利用手続きも可能みたいです。
 一部座席は電源があるので例えばスマホやタブレット、ノートパソコンを持ち込んで作業も出来るし、無料wifi完備なので通信料の心配も無用。
 私のように家は休む所で仕事は外の方が捗る、という人が人目を気にせずノマド作業できる。そういうところなんです。

 で、普段別の図書館でそういう勉強とか仕事とかの作業をする人もいると思うんですが、「静か過ぎると逆に集中できない」ってタイプの人がいるんです。(私です)
 適度に喧騒と言うか、作業BGMとして人の声とかざわめきを感じていたい…ていう人は図書館よりもカフェで作業をしがちなんですが、こちらの図書館の場合はおしゃべりOKなので、バッチリです。あ、ちゃんと静かに読みたい人用の部屋もありますよ。
 飲食は1F2F共に飲み物持込OK(外で買ってきたものでも大丈夫)、1Fはごはんも食べてよいそうです。びっくりだよね。

 無料ロッカーあり。

 コピー機あり。

  5名以上で使えるミーティングルーム。(10名~12名程度まで)

 入り口に案内があるので、迷ったらこれを見るか職員の方に聞くのが良いと思います。あと予約サービスを使うには札幌市共通の図書貸出券が必要なのですが、市外の方はカウンターへご相談を~とありますので、なにか他の利用方法があるのでは?と思います。

 それでは肝心の本の品揃えについて!

 ごめん、私が興味のある分野の本棚しか撮ってないからジャンルに偏りがある。医療の本とか、もっといっぱい色んなジャンルの本があります。撮影は事前に許可を頂いてます。
 こうやって見ると私の興味あることって9割イラスト・1割食べ物って感じだな。キタノステラ、どんどんグルメ漫画描こう。
 イラストの技法書とかPCソフトのマニュアル本なんかは正直言って家に持ち帰って実際に試しながら読みたい本ですけど、ここで中身を確認してから買うって言う選択肢もありますよね。こういうのは分厚くて値段も高いので、中身は是非確認させて欲しい所…。
 本を読み終わったら返却カウンターにポンッと置けばいいだけなので、あれもこれもと色んな所から本を持ってきちゃいましょう。
 うーん、これは一日中いても飽きません。

札幌文化芸術交流センター「SCARTS」

 2階、図書館のお隣は文化芸術交流センターです。

 例えば絵の展示会とか、演劇とか、手作り雑貨のマーケット。アート系のイベントを行う際にチラシやポスター、DMを作って企画者は宣伝をするわけですが、こちらでは沢山のチラシやDMが配布されています。

  DMを配布して欲しいイベント企画者さんはインフォメーションカウンターへ。




 ひとしきり見終えてエントランスに戻ると、なんだか素敵な凄いオブジェ。

 どうやら札幌の地図を区域ごとに切り取って組み合わせたものらしいです。

 窓からの眺め。テレビ塔がバッチリ見えます。

椅子がめちゃめちゃ多い

 カフェと図書館以外にも無料で座れる椅子がこれでもかと置いてあります。例えばご飯を食べたり、勉強をしたり、漫画家はネームを描いたり。お話をしたり、疲れたのでちょっと休憩したり、何もしなくたって座っていい椅子です。
 思うんですけど、椅子=存在の肯定みたいなとこありますよね。自分が座れる椅子がその場所にあるだけで、ああここに私はいてもいいんだなあみたいな。これだけ椅子があるんだから、座れないってことはそうそうなさそうです。

結論:何か用事がなくても来ていい場所

 イベントを目的に来る人、本を読みに来る人、珈琲や食事、練習打ち合わせ。色々な目的のある人が利用するであろう札幌市民交流プラザですが、究極何も用事が無くても来ていい場所なんだな、と思いました。
 上記の椅子が沢山ある、というのがやっぱり一番よいところで、人間座れさえすれば勝手に色々楽しめちゃうわけですよ。それこそクリエイティブに。それが例えばただぼーっと景色を眺めてるとか、周りの喧騒を聞いている、とかでもいいんだと思います。そういう時間こそ必要なんですよ、クリエイティブには。


 そんなわけでキタノステラ2の制作もそろそろ追い込みに入ってきましたが、英気を養いつつ、がんばって参りたいと思います。

 2のテーマは「北海道×グルメ×旅×猫」。
 面白い作品が続々集まっていますので、お楽しみにお待ちください!


あっ、ちなみに…

地下歩行空間からどうやってプラザに?という人のために。

 ここ。わかりますか?小鳥のひろば。テレビ塔の地下に下りるとあります。

 インコチャン!

 で、そこからこう…

 オーロラ広場の…沖縄アンテナショップの「わした」とかある方向なんですけど。

 そこまっすぐいくと、はいありました!上の案内に交流プラザ↑って書いてますね。階段下りちゃうと東豊線の地下鉄乗り場なので、降りずにまっすぐ行くと、入り口があります。
 大通り駅良く利用される方は、是非こちらからも行ってみてくださいね。
 観光でこられる方も地下歩行空間は便利なのでオススメです!
 あきのでした!

おしまい

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