Clubhouseで学んだ「PMF」の話
株式会社kitafukuです。
本日、noteのCXOである深津さんがClubhouseでスタートアップのお悩み相談会を開いていました。
他の方の相談を聞いているだけでもとてつもない情報量で贅沢な時間でしたが、今回は我々もお悩み相談をさせていただく機会をいただきました。
相談は、現在進めているIoTデバイス開発の今後の展開についてです。
↓デバイスの概要はこちら(プレスリリース)
Clubhouseでは話した内容の発信は禁止?のようなので細かい話は書かないのですが、今回はアドバイスいただいた内容で印象に残ったキーワードの「PMF」について書きたいと思います。
プロダクト最重要のPMF
PMF(プロダクトマーケットフィット)は、起業の科学という本から引用すると
想定カスタマーが熱烈にほしがるものを実現できる
状態のことです。
我々が開発しているデバイスはtoB(企業向け)なので、企業の方がプロダクトを使うことで成果・メリットがある=欲しい状態のことかなと認識しました。
そして自分たちの今の状況では、PMFが何よりも重要であること、”このプロダクトを使うことでちゃんと成果が上がるよね、という状態を証明できることがなによりも重要”ということがわかりました。
PMFについてわかりやすく解説しているnoteも読みました。とても参考になります。
やるべきことがシンプルになった
色々な策を打った方がいいんじゃないかとあれこれ考えすぎていましたが、基本に立ち返って、現場の方が欲しいと思うもの=企業にとってメリット(や成果)があるものを採択企業の方と一緒になって作るのが一番重要であり最優先であると再認識しました。
こうやって書いてみるとものすごく当たり前のことでお恥ずかしい限りですが、3月のデモデイ以降の展開が見えず不安が頭から抜けていなかったかもしれません。
今回お話させていただくことで漠然とした不安は無くなり、やるべきことがシンプルになったように思います。
自分ごとに落とし込み、理解する
PMFについては、これまで読んでいたはずの起業の科学やリーンスタートアップでしっかりと書いてあるんですよね。しかしPMFの前段にあるMVP(Minimum Viable Product)についてばかり気にしていて全然理解をしていませんでした。
ビジネス書を読むことも重要ですが読んだだけで理解した気にならず、自分ごとに当てはめて考えてみること、小さくてもまずは実践していくことで理解が深まっていくのかなと思いました。
Clubhouseがすごい
すごく浅いまとめですが…いつもと変わらず開発にいそしむ普通の休日だったはずが、スマホひとつで深津さんにメンタリングをしていただくことは、貴重すぎる体験でした。手を挙げる時は緊張がひどくて手がガクガク震えました。
Clubhouseはまだ始まったばかりで今後どうなっていくか分かりませんが、こうしたroomを立ててくれる方々のおかげでスタートアップにとってすごく画期的すぎるサービスになっているんじゃないか…と感動した日になりました。
やるべきことが明確になったので、まずは3月までにプロダクトを良いものにしていくことに全力を注ぎます!
おまけ
現在参加しているアクセラレーションプログラムはこちらです↓
3月にデモデイがあります!がんばります!
いただいたサポートはクラフトビールペーパー・IoTデバイス開発の事業に活用させていただきます。