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本当のペイン(悩みのタネ)を見つける

株式会社kitafukuです。
現在、北九州市さん主催のアクセラレーションプログラムである「IoT Maker’s Project」に参加させていただきながら、工場で働く方向けのIoTデバイスの新規開発を進めています。

デモデイ(プログラムの成果発表)まで一ヶ月に迫った時に決めた方向転換をしました。
方向転換(ピボット)について書いたnoteはこちらです↓

そこからは、ご協力いただいている共創企業(現場)の方に、現場のことを聞く時間を頻繁にいただいています。(本当にありがたいです…)

これまで話を伺ってきての、行動や心境の変化について書きたいと思います。

行動の変化

現場についての話は、

・仕事の流れ、作業時間など実際の働き方
・仕事の中で大変なこと、苦労してること
・工夫していること
・その現場独特なこと
・現状、課題に感じていること
・不満に挙げるほどでもないが、もっとこうなったらいいこと

など、実際の業務内容のヒアリングから雑談ベースのちょっとした話まで色んな話を伺いました。

これまではデバイス製作に関連するところばかり話を伺っていましたが、今はそこに縛られず、とにかく現場(=製造業)の全体像から、働く人の気持ちなど、幅広く知りたいと思っています。

現場を知るために他の企業では、実際に現場に入って働いたり、現場に通い詰めてずっと見学するところもあるくらい、「現場を知る」ことは非常に重要です。

世の中の状況などもあり通い詰めることは難しいですが、可能な限り話を伺って、現場(=製造業)に関する本を読み、関連動画を見るなど、今出来ることから取り組んでいます。
とにかく今は「現場のことを知る」のが、私たちの行動において最優先事項になっています。

本当の「ペイン(=悩みのタネ)の解消」を目指して

話を聞く中で挙がった課題や悩みはもちろん、言葉には出来ていない現場も気づいていない課題、奥底にあるまだ誰にも見えていない悩みがあると思います。
最終的には、そんな現場にとっての「本当のペイン(=悩みのタネ)」を見つけて、解決できるのが一番です。

そのためにこれからは、

①引き続き現場を知る、理解する
②そこから仮説を立てて、検証する
③検証結果を元に分析する
(①は継続的に、②~③は繰り返し行う)

というように、MVPの開発を意識しながら進めていきたいと思っています。
そして「本当のペイン」を見つけ、そのペインの解消につながるデバイスを目指していきます。

本当のペインの解消というのは、頭ではわかっていても実際にはとても難しく(自分たち含め)悩んでいる企業さんも多いかなと思い、今回このnoteを書きました。また何か変化があればnoteに書きたいと思います。

ついにデモデイは今月末に控えています。

デバイス製作(開発・デザイン)と実証実験、デモデイへ向けた準備などやることは盛りだくさんですが、やるべきことははっきりしているのでもう迷いはありません!引き続き頑張ります!!

それではまた!


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