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ブルーオーシャンSEO戦略

ブルーオーシャン戦略という有名な本があります。

日本のSEO市場はかなりがレッドオーシャン市場で競争が激しいのですが、その中でもブルーオーシャンは存在します。そのブルーオーシャンキーワードの発見方法ライティング体制の構築をご紹介します。

実際に行った戦略の1つで、半年で0から15,000流入/月まで伸ばしました。

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ブルーオーシャンSEO戦略とは?

・競争がほとんどないキーワードを狙う
・1本1万以下のコストで良質なコンテンツを作る
・外注でスケールさせる

要するに、低カロリーでトラフィックを獲得して、ビジネスを成功させましょうという戦略です。(ビジネスが成功するかはSEOと関係がないので各自考えてください)

競合がほとんどないキーワードの狙い方

圧倒的おすすめSEOツールのahrefsを使います。理由はかんたんで、競合サイトのインデックスされているキーワードを調べたり、ボリューム、難易度、関連キーワードが簡単に分かるからです。

価格は$99スタートで少しお高めではあるんですが、SEOやるなら必須のツールなので買って売上伸ばしたほうが良いです。

・競合ドメインのオーガニックキーワードをエクスポート
・VLOOKUPで一部のサイトだけがインデックスされているものを抽出
・Keyword Difficultyが低く、Volumeが1000前後を狙う

数も多くて少し大変ではあるのですが、ブルーオーシャンキーワードは競争が激しくないので結果が出やすくROIが合いやすいので低カロリーな施策かなと思います。

例えばこんな感じ

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キーワードと記事生産体制

記事生産体制によって狙うべきキーワードも変わってきます。

・外注1円ライター:1万円@記事1本
・学生インターン:1万円@記事1本
・外注プロライター:3万円@記事1本
・内製ライター:3万円〜@記事1本

出てきたキーワードを書くのに必要なスキルや前提知識が多いほど、内製やプロを活用するのが良いです。(経験に基づく)そして、ライターのスキルは書き味が良いとかではなく、情報収集能力が高いロジカルシンキング力が高いことを重視します。

キーワードの検索意図に対して、コスパ良くコンテンツを生産するには、クリエイティブな領域は不要で、検索意図にロジカルに情報収集したものを素早く整理して書く能力が必要だからです。

だから、ブルーオーシャンSEO戦略では外注1円ライターをクラウドワークスやサグーワークスなどの編集プロダクションサービスを活用することでスケールさせます。

採用基準は情報収集能力とロジカルシンキングを過去書いた記事で判断します。ランキング記事か比較記事を書いてもらう、提出してもらえばチェックできます。

ブルーオーシャンSEO戦略と回遊動線CVRでかんたん収益化

回遊動線の収益化はどこのWebメディアでも課題ではありますが、かんたんな数式で大きく収益化することが可能です。

収益=PV*読了率*記事タイトルCTR*記事CVR

・だいたい読了率は30%
・記事タイトルCTRは10%
・記事CVR20%を配置すると・・・

100万PV*30%*10%*20%=6000CVになります
CV単価1万のメディアだと6000万で年7億のちょっとした企業に

とはいえ20%のCVRがかなりむずいので平均的な2%でも600万

Tips
バーティカルWebメディアではこの3点セットで数億円の収益になります
・ブルーオーシャンSEO戦略
・関連記事パーツに高CVR記事を配置する
・ボリューム取って単価交渉する

余談はさておき、SEO is オワコンと言われておりますが、キーワードを徹底的に調べると競争が激しくないキーワードは必ず存在するのでしっかりと拾っていくのは事業のステージによってはありです。

ブルーオーシャンSEO戦略まとめ

・書けば上がるキーワードをツールで発見する
・外注ライターで記事本数をスケールさせる
・関連記事(回遊動線)で刈り取る

大きくJカーブ描くような戦略でもなければ、短期収益が上がるものでもなく、ROI合わせつつ伸ばす戦略なのでパッとしないけれど、色んな業種でオウンドメディアというかWebメディアやってる担当者が増えてると思うので、参考にどうぞ。

2021年4月追記

ブルーオーシャン戦略を1年間やった振り返りとして、バーティカルメディアで約1400万PVを500万ほどの投資で回収しました。今後の資産性もあるので、今後も投資金額回収になるので良かった施策と言えます。

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