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ほんとうの優しさ

のんのん

もうすぐ36回目の結婚記念日。

仏像

主人とは、万灯行進を先導する纏の練習がきっかけで出会いました。そして、所属する教会の仏さまの前で結婚しました。
数え知れないほど喧嘩もしました。わがままな私を見かねて、2度ほど離婚を考えたことがあったと主人は言っていました。私も、ふっと教会の仏さまの前に行くと、反省の心が湧き、また向き合いながら歩んできたなーと思います。よくぞ、長い間共に人生を歩んでこれたと思います。

ある日、主人が最寄りの駅まで送ってくれました。ふっと、「どうして主人はこんなに優しいのだろう?」と心に沸き起こったので、おもわずメールをしました。
『どうして私にいつも優しくしてくれるの?』
携帯を見ると、主人からの返信がきていました。

『難しい問いに半日かかって出した答えです。優しくしたい人が、そばにいるからです』

数十年ぶりに、心の深いところがキュンとしました。なんて素敵な回答をくれるんだろう・・・・。

お茶をする男女

この時気づきました。これまでの私は「主人は優しい人」というフレームで見ていたのです。確かに優しいには違いないけれど、「私に優しくしてあげたい」と、本当に努力してくれていたんだ。そして、私の存在そのものを丸ごと受け止めてくれた気がして、改めて、この人と人生を共に歩めていることに心から有難さが湧いてきました!

そして今、この先の私たち夫婦の夢として、自宅caféを開いて、地域の方がホットできるような居場所を作りたいと思っています。
素敵なcaféマスターに近づくために、毎朝渾身の一杯のコーヒーを私に淹れてくれています。コーヒーフレグランスに包まれて、今日も『さぁ 行こう!』

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