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再発見できた、たつの旅!

とらちゃん

「2023年の旅はココからスタート」と決めていた兵庫県たつの市(以下、龍野)に行ってきました!旅の途中では、県内にいる幼馴染とも、久しぶりに大阪で再会!風の吹くまま気の向くまま、旅をしてきました。素直に“私”を感じ、人と出逢うことができました。

◆さりげない言葉が嬉しい
私が龍野に行ったのは、地元の人いわく“10年ぶりの大雪”が降った日の翌日でした。観光客らしい人は見当たらない、初めての土地。私は、地図を持ちキョロキョロしながら滑らないようにヨチヨチ歩く。そこで暮らす人と他所から来た私との違いが寂しく、寒さも相まって、身も心も冷えていた。

お目当てのお店に着くと、「寒かったでしょう。よく来ましたね」と温かいお茶を淹れてくださった。一息ついて、メニューを見て、定番と限定どちらも食べたくなった私は、にゅう麺を2つ注文。「寅さんが好きで龍野に来ました!!!」と店主に伝えると、色々と教えてくれた。そして、寅さん風に「いい旅を」と送り出してもらったのも何だか嬉しかった。

その後は、道行く人に自分から「こんにちは」と声をかけ、色々と話すことができた。信州から嫁がれたおばあちゃんは、何度も「よく来たね。偉いね」と私に言ってくれ、去り際には、「また来てね」と見送ってくれた。

お二人からの言葉は、龍野に受け入れてもらったように感じ、ホッとして安心しました。

◆一番嬉しかったこと
幼馴染とは、イタリアで2週間二人旅をした仲。マイペース気質が強い私は、その時に、自分勝手に振舞ってしまったこともあった。私の中に、「申し訳なかった」という引きずられる思いがあった。でも、その時も、今回も、「とらちゃんとの旅は、面白くて楽しい」と言って、“私の存在そのもの”を楽しんでくれる。おかげで、ありのままで、自由に、いつも在ることができる私。照れ臭かったけど、私も「Aちゃんといると楽しい」と初めてちゃんと伝えることができ、嬉しかった。そして、自由気ままな私らしさの中に、今も、昔も、「相手に喜んでほしい」という思いがちゃんと在ることを感じ取ることができた。

◆どんな私も私だ
一瞬一瞬の“出会い”を楽しみたいと思っている私は、旅も、それ以外のことも、無計画のことが多い。今回も、兵庫に着いて早々やらかした。電車で寝て起きたら、たくさんの人が降りたので、私も釣られて降りた。すると、そこは全く予定もしていなかった、知らない駅のホーム。電車も遅延していたので、次の電車が来るまで1時間待つことになった。いつもなら、その1時間は、「本当に自分はダメだな。しっかりしなきゃ」と反省しまくる。でも、この旅は、違った。「こういうことも楽しいな。ダメダメな私が愛おしい」と可笑しくて、クスっと笑っていた自分がいた。

誰かといる時も、私が私らしく、相手も相手らしく在ることができている時が一番楽しい。迷惑をかけることもあるかもしれないけど、目の前にいる一人との出逢いを楽しみたい、喜んでもらいたい私は必ず在るから、大丈夫なハズ。

これからも、私らしく、楽しく、風の吹くまま気の向くまま、旅をつづけていきたい。

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