ジャグラーにおけるブドウの役割
ジャグラーにおける通常時のメイン小役と言えばブドウです。
どの機種にも通常時によく揃う(当せん確率が他の小役よりも高い)小役は存在します。この当たり前に揃うメイン小役ですが、意外と重要な役割を果たしています。
① 通常時のベースを支える役目
ベースとは、千円当たり(50枚あたり)の回転数のことで、ベースが高い(良い)とはコイン持ちが良いことを表します。逆に、ベースが低い(悪い)とはコイン持ちが悪いことを表します。
メイン小役の当せん確率次第で、コイン持ちが良くも悪くもなったりします。ジャグラーでのメイン小役はブドウなので、ブドウの当せん確率次第でコイン持ちがわずかながら変わります。
② 設定差が設けられている事が多い
メイン小役は、大抵の機種で設定差が設けられています。基本的には、低設定ほどメイン小役の当せん確率は低く、高設定ほどメイン小役の当せん確率が高いように設計されています。
以下に、ジャグラーシリーズの中でも設定差が大きく設けられている5号機「ハッピージャグラーⅦ」のブドウ確率と機械割を添付しておきます。
③ 機械割に大きな影響を与えている
ジャグラーシリーズのメイン小役であるブドウの配当は7枚となっております。上記ハッピージャグラーⅦのブドウ確率と機械割を基に、ブドウの影響力を見てみたいと思います。
8000G遊技した場合
[各設定毎のブドウ当せん回数と払出枚数を算出]
設定を段階毎に比べるとあまり差が出てないように見えますが、最低設定である設定1と最高設定である設定6を比較するとその差は一目瞭然です。
ブドウ当せん回数の差は約70回で、ブドウによる払出枚数の差は約500枚となります。この500枚を機械割で考えると、約2%の差となります。
言わば、ボーナスだけで機械割の差が生まれるのではなく、小役でも機械割に差が生まれるのが分かるかと思います。
[ブドウが全体のOUTに占める割合を算出]
BIGとREGが大半の払出を占めるのは当然としても、ブドウだけで全体の約1/3の払出を占めていることが分かります。
まとめ
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