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麻雀での立ち回り(嫌だと感じる状況1)

今回の記事では、私が麻雀をやっていて「嫌だと感じる状況」についてお話をしていきたいと思います。

今回お話する嫌だと感じる状況は、「パオの可能性がある状況」についてです。

パオの可能性がある状況

私が麻雀をやっていて、嫌だと感じる状況の1つが「パオの可能性がある状況」です。この状況を嫌だと感じる方は私だけではないでしょう。

パオの可能性がある状況について詳しく見ていきたいと思います。

パオとは

まずおさらいとして、麻雀には「パオ」という罰則があります。これは役満が確定する牌を鳴かせたプレイヤーに課せられる罰の事です。

例えば、大三元は三元牌(白發中)の全てを刻子(3枚)もしは槓子(4枚)で揃えると成り立つ役ですが、三元牌の内2種類が同じ人にさらされている(鳴かれている)状況で、最後の三元牌をその人に鳴かせてしまった場合に「パオ」が発生します。

責任払い

パオを確定させてしまったプレイヤーには責任払いの義務が生じます。

例:
A氏、B氏、C氏、D氏の4人のプレイヤーがいて、

A氏:役満を確定させる鳴きをした
B氏:役満を確定させる鳴かせ(パオ)をしてしまった

場合の状況です。

A氏がB氏からロンあがり
⇒B氏がA氏へ役満の点数支払い

A氏がC氏からロンあがり
⇒C氏とB氏がA氏へ役満の半分の点数支払い(責任払い)

A氏がD氏からロンあがり
⇒D氏とB氏がA氏へ役満の半分の点数支払い(責任払い)

A氏がツモあがり
⇒B氏のみがA氏へ役満の点数支払い(責任払い)

パオの可能性が見える時の立ち回り

パオを発生させると責任払いの罰がつく事を上記でお話しましたが、実際に自分が打っている場合に、「パオの可能性が見えるとき」にどうすべきかを見ていきたいと思います。

(ここでの立ち回りはあくまで私自身の立ち回りなので、必ずしも正解ではないことをあらかじめ伝えておきます。)

局の序盤にパオの可能性が見えるとき

役満の可能性を潰すために、パオを発生させる可能性がある牌を早めに捨てておきたいという方もいるでしょう。

序盤ならそうそう対子で揃っている事は稀かと思いますが、私の場合、「絶対にパオを発生させる可能性がある牌は捨てない」という打ち方をします。

理由としては、リアル麻雀で早い巡目でのパオを幾度も経験してきたのがあります。万が一パオを発生させてしまった場合のリスクは計り知れないでしょうし、序盤ならパオの可能性がある牌を潰しつつ上がれる形を目指します。

局の中盤にパオの可能性が見えるとき

中盤になってくると、対子で揃ってる可能性が高くなってきているので、ここでも私の場合、「絶対にパオを発生させる可能性がある牌は捨てない」という打ち方をします。

中盤だと、自分の手牌の形もある程度整ってきており、形を崩すのは惜しいでしょうが、もしパオの可能性がある牌を掴んでしまったら、その牌を単騎待ちもしくは対子になる形の変化に期待しながら回し打ちします。

もし自分がテンパイしたのなら、パオの可能性や役満への打ち込みの可能性が無い場合はリーチをかけてもいいかもしれません。もしパオの可能性や役満への打ち込みの可能性がある場合は、絶対にリーチをかけないで、身動きを取れるようにすべきでしょう。

局の終盤にパオの可能性が見えるとき

終盤になると、対子で揃ってる可能性が高くなっている他に、直ロンで役満の可能性も高まっているので、ここでも私の場合、「絶対にパオを発生させる可能性がある牌は捨てない」という打ち方をします。

終盤だと、自分もテンパイしてる可能性があり、形を崩すのは惜しいでしょうが、もしパオの可能性がある牌を掴んでしまったら、素直にオリ打ちします。

まとめ

如何なる状況でも、パオの可能性や役満の可能性がある牌は捨てない立ち回りをするのがベターかと思います。最大限のリスクを考慮するのも大事です。

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