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【野鳥観察日記】202211-4定点観察の面白さ

近くに海があり、カモが増えてきました。夏場は鳥たちも少なく、とにかく暑い。特にお盆の前後は海の横の遊歩道にはほとんど日陰がなく焼き付ける太陽が水分を奪います。わずかな屋根のある場所でじっとして観察するのがやっとです。それに比べると冬場は風を通さず保温のきくしっかりとした厚着が必要ですが、鳥も多いしこれからの季節は楽しいことが多い。

毎日は無理でも二三日に一回少なくとも週に一度海に行っては種類と数を数え生態をのんびり観察しています。無理はしません。

毎年やってくるカモが今年も来ているか、数はどうか、オスかメスか若鳥か、記録しながら観察するのはなかなか面白いです。

歩いていたらハマシギがやって来た


ひとりでは限界があるので、よくお会いする方や環境学習センターの方の力も借りておおよその状況を把握するようにしています。

たとえば、近くの海の場合、なぜかメスタイプの海鳥が多く、メスだけでひろーい海に一羽でやってきたりします。メスのカモは似ていて、覚えるのはなかなか難しく、覚え甲斐があります。

カンムリカイツブリとウミアイサのメス。今日はメスばかり4
羽いた。

海だけあって突然沖から鳥たちが集団で飛んで来ることがあります。ぐるぐると湾内を旋回して通過したり、数羽だけ降りたり。そんな偶然を見つけるのも面白いです。

定点観察を続けていると辛いことも目にします。ずっと鳥が来ていた木が伐採されたり、弱っていた個体がやられたり。心痛むこともありますが、生き物のたくましさを常に感じられるは何にもかえがたいです。
普段iPadとにらめっこしているので、目にもいいしウォーキングも出来るのでこの点でも助かっています。

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