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【ヘルメット治療2ヶ月目】まだまだ世間の認知度は低い?


早くもヘルメット治療は2ヶ月が終了した。

すでに子も親もヘルメットにも慣れたもんで、1日1回お風呂の時にズボッと外して、チャチャっと水洗いし、ササッとタオルで拭き取るだけになった。

秋はまだ暑い日もあったので、ヘルメット内は梅雨の通勤電車のようなムッとする臭いの日もあったが、冬になり爽やかなおじいちゃんくらいになったのは助かった。

ヘルメット治療の認知度について

最近は入院したりして医療機関にかかることも多かったのだが、8割くらい方がヘルメットをみて「なんだこれ」となってる印象である。

自由診療だからか医療従事者でも案外知らないものなんだなと思った。
いわんや一般人をや。

以前も登場したやり手そうな小児科のクリニックの先生は「これはヘルメット治療ですね!」と気付き、どこでやってるのかとか、京都だとそこくらいですよねと色々質問してきて、おそらくヘルメット治療に(ビジネスとして)興味ありげな感じだった。


親からすればもう見慣れてしまったが、まだまだ認知度は低いんだなと改めて最近思う。

外に出れば奇異の目があったり、聞かれたら説明したり、というのはやっぱり面倒くさくて、(生まれつきのアザがあるひとやアルビノのひとなど)見た目に何かあるひとたちの気持ちがほんの少し(1ミリの100分の1くらい)わかった気がする。

治療の経過

さて、今回は数値で示したい。
頭の形は以下の指標で計られる。

高槻病院 赤ちゃんの頭の形外来HPより

画像のうち、斜頭を測るAとBの差を左右差
短頭を測る幅/長さ×100を頭指数と呼ぶ。

そしてこれらの数値から軽症や重症が判断される。

長野県立こども病院ニュースレターより


治療開始時

左右差 14mm
頭頂幅指数 101.5%

グラフでいうと重度にたたる赤いゾーンになる。

2ヶ月経過

左右差 6mm
頭頂幅指数 95.8%

グラフでは軽度と呼ばれる青いゾーンに移動している!

そう、2ヶ月目にしてちゃんと効果が出てきている。

上から
横から

見た目にもかなり短頭は改善した気がする。斜頭についてもパッと見はわからないだろう。

とはいってもやや後頭部の一部が凹んでいたりと数値には現れない課題も残ってる。

大泉門はまだ開いてるようだし、気長に治療を続けようと思う。

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