note教育学部雑学科

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最近の記事

レース備忘 2024 4.20~5.5

4.21 マイラーズC 京都1600芝 ソウルラッシュ 6歳になっても強いソウルラッシュ。息の長い活躍だ。セリフォスもコメントを見るに明らかに一叩きというレースだったようだが地力を見せた。 今日の話題はニホンピロキーフだ。前走の小倉のレースはものすごく強かったが、今日はそれとは全く違う質のレース、メンバーで3着に食い込んだ。この先とても期待できると思う。正直一発あるんじゃないかとレース前は思っていたが、さすがに実力馬二頭に今日のところは一日の長があった。問題はベスト距離がどこ

    • 2024 天皇賞春 回顧 テーオーロイヤル

       今回の天皇賞の勝ち馬がテーオーロイヤルで、3着がデイープボンドだ。そして、2年前の天皇賞の2着がディープボンドで、3着がテーオーロイヤルだ。2頭の力関係はこの2年間でそれぞれの進化・衰退によって入れ替わったものと見られる。2頭は両方とも2年前にタイトルホルダーに簡単にひねられた6歳馬・7歳馬だ。この2頭にダービー馬・菊花賞馬が揃って敗退した今年の4歳世代の評価は完全に確定しただろう。  これはすでに前から言われていたことだとは思うが、どの時点でそれを見破れていたかによって

      • レース備忘 2024.3.23~4.14

        3.23 ブラッドストーンS 中山1200ダ シアージスト 5馬身差完勝。時計の速い馬場が合うのか。 3.23 毎日杯 メイショウタバル タバルとは? 田原坂? 前走のつばき賞で先頭集団が雁行するような厳しい展開で粘って勝ち切っているのである。それで今回はすんなりいけたら後続に影も踏ませない圧勝。馬場には恵まれた感じだがタイムは速い。力はありそう。 4.7 京葉S 中山1200ダ シアージスト 連勝。2着馬の意外な抵抗に遭ったが3着以下は千切っている。コパノパサディナは案

        • レース備忘 2024.3.2~3.17

          3.2 オーシャンS 中山1200芝 トウシンマカオ ビッグシーザーについて。これまで一本調子な競馬が多かったように思うが、今回は手ごたえの悪い追走の中からしぶとく伸びるという競馬ができた。馬が少し変わってきているのかもしれない。 3.2 なにわS 阪神1200ダ コパノパサディナ 余裕ある勝ち方であった。内々の、コースロスはないがすぐには動きにくいところから、持ったまま直線の半ば近くまで前が開くのを待つことができた。(というかそのままでは追い出せなかった)ややメンバーに恵

        レース備忘 2024 4.20~5.5

          レース備忘 2024.2.3~2.25

          2.3 JCベストレース記念 東京2400芝 シュトルーヴェ ちょっと制御に難がある印象も。 2.3 アルデバランS 京都1900ダ オーサムリザルト 2着ハピを含めた上位2頭が強かった。しかし勝ち馬は終始外々を回っての競馬で押さえ込んでいる。 2.4 白嶺S 東京1600ダ コスタノヴァ 2~3馬身出負けして2馬身半突き放している。めちゃくちゃ強いと思う。追い出されてまともに走ったのは最後の200~300mくらい。 2.4 山城S 京都1400芝 アサカラキング 前走

          レース備忘 2024.2.3~2.25

          2024フェブラリーS 回顧 ペプチドナイル

           フェブラリーSは、ペプチドナイル快勝。  レース前の見立てでは、レースレベルは低いと感じた。  前走がウイリアムバローズに負けての2着で(しかも56キロしか背負っていない)、重馬場の走りやすい馬場でしか結果を出していない、重賞未勝利のオメガギネス1番人気はさすがにやり過ぎだろうと。ウイルソンテソーロも東京1600のスピード勝負ではここ二戦と勝手が違うだろうと。時計勝負の芝マイルベストのガイアフォースがなぜダートで人気なんだと。波乱のにおいはプンプンしていた。  しかし悲

          2024フェブラリーS 回顧 ペプチドナイル

          レース備忘 2024.1.6~1.28

          1.6 ジュニアC 中山1600芝 勝ち馬キャプテンシーはスピードよく完勝。かなり時計も出ている。2着チャンネルトンネル。新馬戦もそうだったが勝負所での手応えがよくなくなかなか進んでいかない。それでいて最後までよく頑張っている。この感じだとさらに距離が伸びて1800くらいでもよさそうな気もする。 1.6 京都金杯 京都1600芝 コレペティトール ペースが上がって内から差す、という前走と同じレースをした。軽量も物を言ったが、全体時計が速くなかったので対応できた感じ。2000

          レース備忘 2024.1.6~1.28

          名馬が教えてくれたこと バランスオブゲーム

          ヒシミラクルに続いて、2002・3歳世代の1頭を。 バランスオブゲームはゲーム「ダービースタリオン」シリーズを製作した薗部博之氏がオーナーということでも有名であったが、馬券で勝とうと思った際に重要なことのほぼ全てを教えてくれる存在でもあった(と私は確信している)。  以下は、以前に別のブログで書いたことの加筆・再掲となる。  バランスオブゲームを、中距離G2で、生涯単複を買い続けたら、おそらく相当なプラスになるだろう。掛け金額が大きければ一財産築ける。  調べてみると…弥

          名馬が教えてくれたこと バランスオブゲーム

          産駒特徴のメモ ジャスタウェイ、イスラボニータ、シルバーステート 

           完全に個人的なメモです。 ジャスタウェイ 自身はハーツクライ産駒。産駒は2000くらいの中距離に良績が残る。 イスラボニータ フジキセキ直子。同産駒初のクラシックホースに。母の父はCozzene。芝は1600以下での勝利例が多い。2023の重賞ウィナーヤマニンサルバムは2000での活躍。 シルバーステート 活躍馬は芝が多い。距離は融通が利く。産駒例 セイウンハーデス、エエヤン。

          産駒特徴のメモ ジャスタウェイ、イスラボニータ、シルバーステート 

          名馬が教えてくれたこと ヒシミラクル

           競馬を始めたのが2002~2003頃なので、この付近の世代への思い入れは強い。群雄割拠で古馬になっても重賞勝ち馬を輩出し続けた2003、4強状態から4歳秋はゼンノロブロイの1強となった2004、1頭の馬の圧倒的実力で競馬の違った見方を教えてもらった2005の3世代は特に。  ヒシミラクルは未勝利~500万から何となく条件戦でも見ていた馬で、あれだけ勝ちきれなかった馬が最終的にG1・3勝馬になったのは感慨深い。  G1を勝ち切る格というものがあること。菊花賞での2着ファス

          名馬が教えてくれたこと ヒシミラクル

          レース備忘2023.12.2~28

          12.2鹿島特別 中山1800ダ  フラッパールック  ペースや枠には恵まれたかもしれないが、レースの進め方が上手く、走っている際の首の使い方などもよさそうに見える。3歳牡馬を2~4着に従えて完勝。イスラボニータ産駒。 12.3南総S 中山1200芝   バースクライ  33.0-34.2 のラップで上がり33.7。直線を向いたところの位置取りは難しいものに見え、実際坂を上がりきるまで4番手くらい。最後の数完歩で差し切る。着差以上に強さを感じさせた。 12.10竹田城S 

          レース備忘2023.12.2~28

          産駒特徴のメモ マクフィ、ドゥラメンテ、キズナ、ブリックスアンドモルタル

           完全に個人的なメモです。  マクフィ Dubawi産駒で母の父Green Desert 自身も短距離向き、芝は短距離中心で1200得意、ダートは(スピードを生かせる?)1700に良績。  ドゥラメンテ キングカメハメハ×アドマイヤグルーヴ 代表産駒のイメージ リバティアイランド、スターズオンアース、タイトルホルダー。芝は中長距離向き、ダートも走る。中央の広いコースが向いている。  キズナ 馬格が大きい産駒が多い。そのせいかダート向き、早熟傾向。短距離志向でダートは17

          産駒特徴のメモ マクフィ、ドゥラメンテ、キズナ、ブリックスアンドモルタル

          2023 有馬記念 回顧

           結果はドウデュースの完勝。私が事前に選び出していたのはタイトルホルダー、ドウデュース、スルーセブンシーズの3頭だったので、馬券は完全に外した。しかし思考過程はまずまずよかったと思うので振り返っておきたい。  「ダービー馬は東京が得意」という私たちの思い込みがある。確かにある程度はそうだと思うが、本当に東京が最も得意なのかどうかはレースぶりを見ながら慎重に考察しないといけない。いや、正確に言えば、「東京が顕著に得意で他コースではパフォーマンスが劣る」のかどうかを精査しないとい

          2023 有馬記念 回顧

          2023 菊花賞

           今年の牡馬クラシック戦線はダービーの不可解なほど遅いタイムに一つのポイントがあると見ている。皐月賞馬やダービー馬が参戦してきた菊花賞は、基本的には春のクラシックホース有利。しかし今年は? 私の目にはスローペースのダービーを最も有利な位置で運んでギリギリしのぎ切ったタスティエーラの実力はとても頼りないものに見えた。また、ソールオリエンスも、新馬以来の左回りで不利な競馬を強いられたダービー自体の評価は措くとして、皐月賞の強い勝ち方はかなりのハイペースに助けられている。  本命

          思い出の名馬①タップダンスシチー

          ファインモーションをつぶして堂々とレースを作り、人気薄であわやの場面まで演出して2着に入った有馬記念は、私が本格的に競馬を見出した年のことだからよく覚えている。この有馬記念だけを見るとフロックの感が否めなかったが、翌年の東京のOP特別を勝ってからの息の長い活躍、確実に一時代を演出した馬と言えるだろう。 タップダンスシチーに関連するレースとしては2003年のジャパンカップが最も思い出されるレースである。ただしうれしい思い出として、ではない。

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          思い出の名馬①タップダンスシチー