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こんな問題だれが分かんねん

今回はだれが解けんねん!と言う超難問を2問ほど用意しました。それでは早速レッツチャレーーーーンジ!と、言うまえに

STOP!


次のルールを守ってください
①問題1→問題2の順に回答する。
②問題2を見たらもう問題1の答えを変更しない。
​


ではでは行きますよ


問題1. 身長のお話

まずは6人の話を聞いてください
足長「ボマーより低くてたらしより高い」
たらし「MTMとチャラよりは高い」
ボマー「弟負抜かしたらおれが1番高い」
MTM「ボマーは本当のこと言ってる」
弟負「この中で1番、身長高いわー俺」
チャラ「1番、身長低いわー。卍」

嘘をついてるのは誰だ!とか良くあるけど今回は6人とも事実を述べてます。それを加味した上で問題文はこれです。

問い「たらしの次に身長が低いのは誰?」

さーさー答えをメモして、よく考えて1度 決めてスクロールしたらもう変更したらダメですよ!






頭を使うと、糖を取ると良いらしいですよ。
さぁ鼻血が出ない程度にチョコ舐めてください。問題2はすぐ下にございます。






問題2. ボール投げの話

もう1度 あの6人にお世話になりましょう
足長「50mいけたわ!これは1番でしょ」
たらし「40mはちょい超えたけどなぁ。」
ボマー「35mかよ勘弁してくれよー」
弟負「ボマーに負けた!30m超えたとに。」
チャラ「あと1mで30mやないか。卍」
MTM「利き手間違えた。10m」

さてさて今回は分かりやすいですかね?重要なのは問題文です。それではどうぞ

問い「弟負の次に肩が強いのは誰?」


答えは導き出せましたか?それではもう少し下にスクロールして答えを見ていきましょう。




答え合せ

模範解答
問題1の答え:足長     問題2の答え:チャラ
となります。

最も多いと予想される誤答
問題1の答え:MTM     問題2の答え:チャラ
ですね!




以下では解説および問題を通して伝えたかったことを書いております(実はこれが今回の本題)。

模範通りにきちんと解答できてた方は解説はもう読まれなくてもよろしいかと。笑笑
その後のメッセージは良ければ目を通していただけると書いた甲斐があるってもんです!



では、行くぜ兄弟。



問題の解説

まず確認しますね

問題1 身長の高い順に並べると
弟負>ボマー>足長>たらし>MTM>チャラ

問題2 肩の強い順に並べると
足長>たらし>ボマー>弟負>チャラ>MTM

では肝心の問いですが。便宜上、問題2から解説を行いますと問いは「弟負の次に肩が強いのは誰?」素直にチャラで正解です。

ここまでは間違う要素がございませんね。




肝心の問題1です
注目していただきたいのは問い「たらしの次に身長が低いのは誰?」です。これを解くために例題を少し見てみましょう。

6人をもう一度 今度は身長の低い順に並べます。
1.チャラ 
2.MTM
3.たらし
4.足長
5.ボマー
6.弟負
皆さんに問います。「チャラの次に身長が低いのは誰ですか?」答えはもちろん MTM です。
この答えに違和感は微塵もないはずです。


そこで今回の問い。全く同じことを聞きますね。
「たらしの次に身長が低いのは?」チャラの次がMTMなら、たらしの次は足長ですよね。


以上が問題1の解説です。


問題を通しての主張


まだ悶々としてる方がいるかもしれません。それは少なからず問題1をMTMと答えた方がいるであろうからです。しかしこれは、いわば必然的に引き起こる誤答なので安心して下さい。この誤答に辿り着くまでの思考回路こそ今回の記事で取り上げたい素晴らしきサンプルなのです。


なぜMTMと答えたのか

僕が予想する最大の原因はあなたの脳内に潜んでいる「バイアス」です。あ、カッコつけちゃいましたね。そうです。偏見こそが誤答を引き起こしたと僕は考えます。



は?



と思っていただけたなら面白くなってきましたね!話を続けましょう。


上の問題で効力を発揮した偏見というのはずばり「高身長=優位」というものです。これがどのように絡んできたのかと申しますと、

①偏見によって頭の中で勝手に身長の高い人が1位低い人が最下位のランキングが出来上がります
②「たらしの次に」という問題文から4位のたらしの次の順位、つまり5位=5番目に身長が高い人物を頭の中で検索します

ここまでくると問題文の後半が「低い人は誰?」であろうと「高い人は誰?」であろうと答えは恐らくMTMになるはずです。初見の人で試してみると恐らく大半はそうなります。

皆さんおわかりの通り「〜の次に低い」という問い方の場合は「低い」のフィルターをかけ、身長の低い人ほど高順位にするのが正しい解き方です「次に」という表現は基準よりも1つ低順位を答えるのが模範というわけです。



ちなみにこの偏見とは無意識によって強く引き起こるものであり、意識(警戒)してる人にはあまり効果を成しません。今回のタイトルを
「偏見についてのお話」(仮)
にしなかったのはその為です。こうすると皆さんの無意識に起こる偏見を引き起こせませんから。


あと、問題1から解いていただいたのは少し賢い人であれば
( 「〜の次に肩が強い」という問題2での文言からすると問題1では「〜の次に背が高い」と「〜の次に背が低い」では答えが違わないとおかしいよな。問題2の考え方でいくと…………)
といった思考回路が働き、偏見に沿わない答えにたどり着くのを防ぐ為です。




ここまで読んでくださった方、問題の答えに納得いただけたでしょうか?

もし、問題1が最も低身長のチャラを基準にして
「チャラの次に身長が低いのは?」だったら恐らく万人がMTMと答えるでしょうね。

ただ



もし問題1で「チャラの次に身長が高いのは?」と問われたら一体何人が「MTM」と答えてしまうんでしょうね。この記事を読了した皆さんなら答えはお分かりですよね、さぁ声を揃えて……

(ここで素早く下にスクロール)









ヨシキ!!!!!


ヨシキについての説明はこちら👇
https://note.mu/orashi/n/n9a3cb73de0f9
(ヨシキに興味が湧いた人だけ読んで下さい)





おふざけが過ぎましたね笑
無論 解なし(んなやつ、いねぇよ) が最適解です

偏見についての小話でした🤧





あ、この顔文字は僕が小学生の頃に条件さえ揃えば鼻水を数十センチ垂らせてた自慢じゃないですからね?


ではでは、また。

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