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正論は愛のない暴力『ホスト相続しちゃいました』2話レビュー

こちらの記事は火ドラ★イレブン『ホスト相続しちゃいました』のネタバレありレビューです。ネタバレしかありませんのでご注意!

★名言がいちいち刺さる
1話のときも思ったんですが、三浦翔平さん演じる直樹と桜井ユキさん演じる久美子、二人の大人が語るシーンが良すぎて良すぎて震えが止まらない。キャストの年齢層を見てもこの御二方が現場を締めてくださってるのかと思うと、感謝の念で三点倒立ができそうです。

2話で好きなセリフは言わずもがな「正論って暴力」「正しいだけで、愛がない」ですね……! そうなんだよなあ、正論をぶちかましても気持ち良いのって本人だけなんだよねえ。

東横キッズの話と合わせて、行き場をなくして迷走してる若者たちを、おじちゃん(杉本哲太)が助けていたって話が出てきます。物語の設定としてはありがちだけどグッとくる。社会的に弱い立場に追い詰められた人たちに対して、愛のない正論で殴っても効果がないのだよ……。

そのことに気づいた久美子、なんと次回は男装ホストをやることになっちゃいました。どんどん新しい扉を開けて、レベルアップしていきそうですね。というか桜井ユキさんのホスト姿が見られるなんて、今世に生を受けてよかった……!!!!!

★流星くんとMasatoを同時指名したらどれくらい金飛ぶんだろう
流星くん(宮世琉弥)が久美子を諭すシーンも、とってもよかったなあ〜! 「(ホストは)ビジネスとしてやってる」「ホストだからって、刺されていいわけありません」ってその通りよね、ほんとそう……。

これはアイドルビジネスにも通じることだと思うんですが、常に供給する側と需要する側があって、その双方が上手いバランスを保てていれば持続性が出てくるけれども、いったんそれが崩れると…………。要は需要する側が勘違いしだすと、とたんにおかしいことになっちゃうよな、と思うんです。

ビジネスが成り立っているからこその関係性なのに、そこに過度な親愛や嫉妬なんかが入ってきちゃうと、そもそもそういうことじゃないよね??? って話になっちゃう。スパッと割り切ってないと、いつだって血を見るのは需要側なんですよ……ハア……。

何はともあれ、宮世くんの演技の説得力がすごい。流星くんとMasatoを同時指名したいけど、あとでナッシーくん(坂口涼太郎)からどれだけ請求されるのか考えると身の毛がよだつ。

★絶対の絶対にメイク薄いほうがMasatoのビジュ爆発派
メイク薄いほうがMasatoのビジュアルが良い。これは八木くんファン全員の総意だと信じている。

最後の最後で、長い足をテーブルの上に投げ出したMasato様が登場されるのですが、出勤前だからかまだメイクしてない状態で〜〜〜もう〜〜〜絶対にメイク薄いほうがさらに指名増えると思いますけど!?!?!? と叫び出しそうになった……。

なんだろうファンデ塗りすぎなのかなあ……アイメイクの問題なのかなあ……メイクが濃いと顔が疲れてるように見える気が……。

そんな状態でもビジュアル爆発状態に変わりはなく、八木くんのポテンシャルにただただひれ伏すのみ。声色というか発声の仕方というか、完全にオラオラMasatoを自分のものにしてて空いた口が閉じないまま顎外れてどっかいきそう。

清居や蓮くんをやってた人と同一人物には見えません…………あ〜〜〜早くMasatoの過去回もやってほしいな〜〜〜!!!

▼隠すことをしなくなった八木くん語りアカ


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