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病院で恩師を見かけた

今日は、母の通院付き添いで病院へ。
近くの内科クリニックです。

しばらく待っていると、
「◯◯さん、診察室へどうぞー」
高齢の男性が呼ばれました。

その名前、聞き覚えがあるぞ…
男性を見ると、

やっぱり!

小学校の時の担任です。

大変お世話になった先生でした。

小学校5年生くらいまで、
私は同級生に馴染めず 
いじめられっ子気味でした。

そのせいか、子供の頃の事って
あまり細かく憶えていないんです。
嫌な思い出が多いのかもしれません。

私をクラスに馴染めるようにしてくれたのが
5・6年生の時の担任…
つまり、目の前のこの人。
今思えば、人生で最初のターニングポイント的な存在の人です。

小学校卒業以来、
一度も会う機会がありませんでしたが
教頭、校長を務め上げ、数年前に退職されたことは風の噂で耳にしておりました。

それにしても、
先生こんなに小さかったんだ。

あの頃は、もっと背が高い印象だったのになぁ。


声を掛けようか
すっごく迷ったのですが、
病院だしな…

漏れ聞こえた声を聴き、
どうやら何か検査をしにきた様子。
どこか悪いのかな。
やはり、ここで声を掛けるのは…

などと、しばらくぐるぐる思っている間に
母の名前が呼ばれ、一緒に診察室へ。

診察室から出ると、
もう先生の姿はありませんでした。

あぁーっ、
やっぱり声を掛けるべきだったかな。
いつかお礼を言いたいなぁ。

先生は、あの頃と変わらず
優しげな雰囲気でした。

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