【革命】2024年度より「部員手帳」を配布します！
執筆：4年 井野敢太
お世話になってます。北見工業大学模型部の井野です。
2024年度が始まりましたね。辰年！！
入学の時期は、新入部員が多く集まる時期でもあります。
新入生が入部するにあたって、本年度より北見工業大学模型部は
「部員手帳」の配布
という活動を、新たに始めました。
なにそれ。
はい。順を追って話しましょう。ではどうぞ。
序：昨年度の1年生への対応、かなりぐだぐだ
昨年度、つまり2023年度の模型部は、正直かなりぐだぐだでした。
まず部長のミスで、入学式と共に開催されるサークル紹介で流す動画の提出がされておらず、サッカー部の部長として登壇した自分がサークル連合の方に呼び止められ、即興のパフォーマンスをする羽目になりました。2023年度はここから始まります。同期なので容赦なく突っ込ませていただきますが、昨年度の部長はみなさんご存知、陽気な関西人の彼です。
しかも新入生に配布されるサークル紹介冊子のページもない。部長の提出ミス怖すぎやろ。
その時は、制作途中だった個人的な動画を先行公開するという形でなんとか乗り切りました。動画と一緒にステージで自分も歌うという意味わからん演出。しかも当日にねじ込まれてるから模型部がトリ。思い出したくねぇ〜。サッカー部の紹介で出たはずの人が最後に出てきて熱唱して帰っていったの、新入生も怖かっただろうな……。
その動画はこちら。よければどうぞ。
部長のでかいミスという意味ではそれくらいしかありませんが、そもそもコロナ時代の活動経験しかない僕ら世代は、各自で勝手に部室開けて塗装作業して作品を作るだけで、学祭の時期にしか集まらないような状態でした。
もっと上の代は忙しくなってたから助言もないし。
そのため、サークル紹介冊子にも載っていない模型部のTwitterにDMを送って入部してくれても、部のLINEグループに招待して「いつでも部室開けて使っていいよー」と言うだけ。今振り返るとヤバい先輩すぎる……。
流石に放任主義すぎる子育てだと思い、新入部員を案内しようとするのですが……。
破：時間差入部の1人ずつに教えるの面倒すぎる
はい。
というのもですね。
他のサークルは
配布されるサークル紹介冊子にもしっかり掲載され
サークル紹介でもしっかり演説し
入部希望の学生がいつどこに来ればいいかもしっかり決めていました。
対して模型部は
配布されるサークル紹介冊子には存在すらせず
サークル紹介ではトリなのに当日の即興で熱唱し
入部希望の学生はTwitterのDMからLINEに入れてもらって終わり
普段の自分たちが自由主義すぎて、新入部員を出迎えるという概念そのものを持っていないという絶望的状況。今だから言えるけど、マジでヤバすぎて笑える。
少ししてから「これヤバくね……？」となり。遅えよ。新入生に部の説明をしようとするのですが「入部希望者が集まる日」をしっかりと作っていなかったことが、非常にめんどくさいことを招きます。
Twitterから時間差で新入部員が入ってくるため、ある1年生に対面でいろいろと説明してはまた1年生が入部してきて説明をしなくてはならないという、死ぬほどめんどくさい現象が発生します。
急：せや。部員手帳つくろう。
部室使う時の流れやルールだけでも説明大変なのに、その他もろもろの説明を1人ずつやるのキツすぎる。
そもそも部室の使い方やルール含め、部についての情報は全て先輩から口頭で教わったことだけで、2年生以上すら部の情報について共通の認識を持てているのか甚だ怪しい状態でした。
僕は気付きました。
人類には文字という文明があるのだと。
そうです。考えてみれば、おかしな話です。
21世紀になっても口頭伝承でやってる組織とか正気か？
情報を記録し共有するには、情報を外部に委託すればいいんや！
数十世紀遅れで文字という概念に辿り着きました。遅すぎるよ！
真面目な話、部員手帳さえ作ってしまえば最悪それを手渡すだけで新入部員の案内おしまいです。今年度は入部説明会をしっかりと設けて新入生を歓迎し、一括で各種の説明を行いますが、それ以降に入部する人を恐れる必要はありません。部員手帳あげるから読んどいてね〜でおしまい！
大学のサークルがマニュアルを作るなんて変な話だと思うかもしれません。しかし、部員に説明することが多くあり、いつでも入部を受け付けているような団体は、部員手帳を作ることを強くおすすめします！
何より本作るの楽しい。ワクワクする。
それではまた。
執筆者プロフィール
井野敢太
2002年生まれ。北の果ての工業大学生。UMA北海道（北海道学生模型連盟）のnote運営立案者。3D設計ロボット・フィギュア造形・フルスクラッチ。なんでもやるモデラー。趣味がたくさん。サッカーが好き。
当たり前だけど選挙はちゃんと行く。
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