面白い動画記録その3 モテ理論の完成系をみた話


最近自分でもモテについて考えていて、理論化していったのですが、その完成系を見てしまったという話です。微妙な差異に触れつつ、自分の理論の拡大拡張をしておきます。これで恋愛については八、九割完成したのではとさえおもう。




動画理論の要約

女は、恋愛感情ではなくて恋愛本能とよべるような、もっと遺伝子のレベルで男を選択する意思決定を行っている。それは昔のサバンナジャングル獰猛時代の名残りであり、強い男に常にライオンとかから守ってもらう存在として生き残ってきたからである。強い男を必要としていたわけだ。こと雄雌選びは遺伝子(本能)の作用が強く、我々は遺伝子の乗り物にしか過ぎないとさえいえる。

遺伝子が生き残るための生存戦略として、女は所属する(出会える)集団の中で、一番強い、格上、少しでも優秀な遺伝子を得ようとする。なぜなら、出産育児の負荷が大きすぎるから、一点集中で優秀な子だけに絞りたいのだ。だから、女は格下劣等ではなくて格上だと主観的に感じる存在を求めていく。

つまり、ある程度以上にモテる人気のある女は、一番手が届くかもな格上を狙って格上群への一極集中が起こり。反対に、人気のない女は、優秀遺伝子を手に入れられないなら、一途に自分に尽くし捨てられることがない、子育てなどの負担を肩代わりしてくれる男を求める生存戦略をする。

昔は肉体的強さタフさが、序列で格付けで男の魅力だった。正確に言うならば、強さという格付けに女が群がり、その人気の集中度合いで、詳細な格付けが形成され、一番評価人気の高い男から順に優秀遺伝子とみなした。

しかし、今は肉体的強さが遺伝子生き残りの条件ではない。ライオンに襲われる心配がなくなったからだ。格上、序列の基準が曖昧になり、結果として、なんかあの人良いよねと誰かが言ったから、そこに価値(モテ)が生まれて、格付けになるというモテがモテをうむ構造になった。女性のなんかいいよね人気投票で格付け序列が決まるようになったともいえる。

ここからが実践編である。これまでの理論を踏まえて、以下が彼女を作るためのアプローチや原理となる。

1、女に格上であると思わせること =モテる男から、君だけを選ぶよと思わせること。
2、一途さでモテない女をがっしり抱き込むこと


1、格上だと思わせること

一途さでのアピールや真面目さや、おどおどした緊張による純真さや真心等の下に見える態度は一切排除する。対等や上からの姿勢。相手をいじるとか冗談を言うとかをする。自信と落ち着き。

2、一途さを見せること。

これはもう言わずもがな。よくあるモテない男がする行動群。尽くすとか、誠実さとかの諸々。モテない女性には有効である。



格上モテ戦略の詳細

作者は格上=モテの正体は、自信と落ち着きではないかと仮定する。おどおどせず強気で自信を持って接することで、格下や下から攻める印象をへらす。モテる女性は下から(おどおど)のアプローチに慣れているので、対等ややや上からのアプローチに格上(モテ)を意識してしまう。

この自信と落ち着きを手に入れるには、数多くの集団に属して、数多くの女性に同時進行することを推奨している。経験値増加による慣れとリスクヘッジすることで、自信と落ち着きが手に入ると推奨している。

そして異性としてアリかもというラインに立った後は、相手から信頼感を得る段階(相手の話を掘り下げて聞いて、掘り下げて相手の内面の話を共感しながら聞き同調する)に移り、最後は性的恋人関係としての特別になる(十分親密になったと思えれば、手を繋ごうとしてみたり、そういう恋人がすることをさらっと”試して”いく。受けいられればOKだし、ダメならすぐ引き返しまたいつか試す)とフェーズをわけて対応を切り替えていくことを推奨している。




経験との合致

本質をついた理論は、これまでの経験(現象)のすべてに合致する、無理なく説明できるので納得実感する。以下は、あくまで個人的な感覚です。

合コンでの成功や失敗(手応え有り無し)は、一緒に参加した集団内の序列による。特に第一位は体の大きさ、逞しさ。ついで、容姿と経済力と言葉で以下に女性を楽しませたり笑わせたか。

今の奥さんと結婚するまでの経緯を振り返ると、一緒に街コンに参加した奥さんの女友が自分のことを多少評価してくれたこと。そこで、無意識に奥さんの評価も向上したとみられる。

マッチングアプリの闇の話を聞くにつれ、その問題は母集団の多さと客観評価(イイネ)にあると思う。全員を横一列に並べて、いいね等の評価数の多さや比較で、つい上を狙いすぎたり、下を切りすぎること。で、成功?ゴールの到達点がないまま走り続けて、本当は主観で決めればいいのに悩み続けて、そりゃ疲れてやめる。

そのマッチングアプリで起きている女性と男性の分類と行動傾向の話。(note上でみたんですが、忘れちゃいました。)格上に集中する話や行動傾向の分析の話。





理論との差などを少々

原理原則は、その通りだと思う。差異を感じるのはモテをどうやって獲得形成するのかという点に尽きる。格上モテ戦略の詳細あたりに、違和感がある。以下は私の見解です。

まず始めに、モテの絶対値がある。つまり肉体的条件である。相手よりも少しは背が高くまたは、体の筋肉のつき方などで、雄としての見た目の逞しさを有していないと、圏外になる。どんなに顔が整っていても、魅力的でもチビガリは圏外になる。これはライオン時代の名残や、ライオンがいなくなっても最後は肉体的ななにかに頼るときがあるかもしれないという懸念からくるものだろう。自分より背が高い身体が大きい女性からはモテないわけだ。

最低ラインを超えてから、次に格上感を出す話に移るわけだが、自信と落ち着きを提唱しているのも誤りだと思う。自信と落ち着きを得ることで、本来の自分?100%やそれ以上の自分を相手に見せることができるかもしれない。しかし、他の男が40%~60%しか出し切れていない(一途戦略をとってしまう)中で、あなたの100%が有効なときもあるかもしれない。しかし、他の男より抜きんでる戦略であって、自信と落ち着きもあるし本当に魅力高い格上には勝てない戦略となってしまう。

だから真の方法論としては、様々な集団に所属する事に尽きると思う。どこかの集団で、自分が格上と相対的ではなくて絶対的にできるところで勝負する方が確実だと思う。サークル、クラス、趣味の集い、職場、アルバイト。ボランティア活動。その女性の知る範囲の中での格上ポジションをとれればいいというわけだ。そして、自分が格上だと自分で信じて認めること=本当の自信になり、それがいい結果を生むと思う。

後は、邪道だが○○君格好よさげ、なんかいいよねとか彼女の周囲の(心を打ちとけて信頼している)友人から吹聴してもらうのも有効なてではないだろうか。




おわりに

婚活の無駄?で書いた話を改めて思う。
あちこち出歩いて集団を捜して、
自分が格上になるところを捜して、
そこでようやくモテのスタートラインに立って、
で、冗談やいじりやらで女性を笑わせ楽しませて、
話を聞いて信頼関係を築き、
性的関係に至る。
結婚や家族や子育ての次のまた大変なステージに移行。

マッチングアプリではなくて、結婚した人同士のビックデータを集めて、AIを利用して分類法則化。あとは多くの希望者に登録してもらって。あなたに合いそうな人30人ぐらいをその分類法則から導き出す。で順不同であってもらう。但し、10人以上は確実に選出されるが、それ以上は最高30人まででいつ終わるかはわからない。このプログラムは2度は使えないみたいなのをすればいいのにと思う。プログラム参加前に、今回のようなモテや男女関係の基本原則講習を1~2時間ぐらいして、男女の感覚のギャップを埋めて恋愛というスポーツの基本の立ち振る舞いをおさえておく。これで全てさっくり解決するような気がする。

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