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男はバカな女か、マザコンが好きな理由

題名の件がわかったので、整理しておきます。







男はプライドの生き物だから

これに尽きます。正確に言えば、鶏と卵かもしれません。マンモスを狩る時代、家族や村のために男はえさを持ち帰らねば、皆死んでしまいます。つまり、成果を出す!なわけで、成功成果に強くこだわった男が生き残ったとも言えます。そして、その遺伝子は今もさして変わりません。

成果を出すや成功の反対は、失敗です。なので、男は失敗したくない!とも強く思うわけです。これらの気持ちをもうすこしよく聞く言葉におきかえると、それがプライドになります。成功したくてたまらない。失敗は絶対したくないというわけです。




そんな男が求める女は

1、常に成功を与えてくれる。頼ってくれて成功体験を提供できる。自分より色々とできない、足りないバカな女。

2、もし仮に失敗しても、失敗をなじらない。失敗を成功と言い換えたり、失敗しても笑顔でいてくれそうと思わせてくれる女。

という二択になります。(男より相対的に)頭の足りなそうな女が好き。あるいは、母親のように、失敗にたいして、不快感を示さずに接してくれる女が好き。(小言や軽い文句ぐらいはあるかもしれませんが、責めはしない。)

アニメでお姉ちゃんキャラや若い母親キャラも流行るのは、こういうことなんでしょうね。母性とか響きのよい言葉もありますが、中身としては、男のプライドを守って男をたててくれるかどうかが本質です。

男女関係を上手くやるためのベストパートナーになるためにとかの本で、男のやったことやってくれたことを最大限に誉める。男が失敗したとしても絶対指摘せずに知らん顔して、それを気にしない態度でいる。これが男への接し方の極意だとかかれてましたが、まさに!同様です。





囁きだけだと、必ず失敗する結婚

男の結婚の本質は、
1 外見
2 上記プライドへの対処が◎
3  生産的行動領域(家事育児行事)での行動傾向の一致
4  消費的行動領域(デートや一緒にいて)での興味関心と反応強度が一致
※音楽スキでもライブが良いと、ホームシアターでしっとり等、興味関心と
 反応強度が違いすぎると一緒に楽しめませんが、一人で楽しむこともでき
 るので、実はそこまで二人の相性には重要ではない項目です。
5 性の相性の一致


です。これらがすべてみたされている人が幸福な結婚だと言えます。

男は狩でハンターなので、獲物の好みが決まっています。顔や体型の外見の好みです。次が男のプライドへの対処をよく心得ているかです。4のこの人と一緒にいると楽しいや楽に加えて、1と2を確認した時点で、もう遺伝子的な囁きレベルでは、脳は結婚にゴーサインを出しています。そして、バカな女か責めない女のどちらかと結婚してしまいます。

バカな女と結婚した場合は、疲労と心労と共にすることになります。結婚すれば、生産的な活動が増加します。二人でなにか作る決める作業をする領域です。バカな人は作業方法が悪いので結果も悪くなります。その分を男が常に補填したり。任せた仕事も合理性や効率性や一貫性なく進められたりします。疲労と心労の日々になります。(但し、2の責めないは堅守してくれます)

責めない女と結婚した場合は、結婚前は責めなかっただけのケーズがほとんどで、こんなはずじゃなかった、結婚したら人が変わったと失望の日々です。尻に敷かれて息苦しい日々とも言えます。さて、そもそも責めるという行為は、二人の力関係と3性質に由来します。

例えば、社長と平社員ならば、社長の失敗を影で悪態つくぐらいはしますが、隠します。力関係があるので言わない(言えない)わけです。また、責める許すは、自分に甘く相手にも甘い場合、自分に厳しく相手には甘い場合、自分に厳しく相手にも厳しい場合があります。両方甘いタイプは、1のバカな女と重複します。下手でバカだから相手の下手さばかも気にならないとなるわけですね。一方、相手にだけ甘いタイプは理想的です。本当の意味で男のプライドに対処できている真の責めない女です。両方厳しいタイプは、結婚後や出産後から徐々に変貌します。家事や育児はやはり女性が接する時間が長くなりがちで、結果、主導権は女性が握ります。すると力関係が崩れて、両方に厳しいの本当の顔がでてきます。また、結婚や出産で別れにくくなることで、気が緩み力関係のさがなくなり本性が出てくるとも言えます。女房の機嫌を取るとかいう言葉を使いだす人はここですね。





男性向け理想的な結婚相手の見つけ方

囁きだけに囚われると、結婚は失敗しがちです。裏を返せば、以下3点を要確認です。上記の3項目です。
2、相手の素のプライドへの真の対処を見ること
3、相手の生産的な行動傾向を見ること
5、性の相性を調べること

囁きに足りない、これら3点が現代社会の結婚ではかなり重要な要因になります。女性の2と3を見るには、その女性の力関係が女性優位の状況で、その女性がどう振る舞うかを確認すれば、判断できます。

具体的には、その女性が女性の家族と一緒にする作業で、家族にどう振る舞っているかですね。引っ越しをみんなでしたり。両親と一緒に3人で料理を作る等が有効でしょう。あるいは、混んでいるテーマパークや遊園地に行ってもいいと思います。様々な対案や決断の連続で二人の生産的行動の相性が図れます。あるいは、その女性が得意とする分野を一緒にしてみて(料理でも、キャンプでも、スポーツでも良し)、物覚えが悪いとかできない素振りをあなたが長期間続けた場合、相手がどういう風に対応するかですね。全く気に欠けないでニコニコしてくれていたら、その人は本当にあなたを責めない人です。真の責めない女性です。

最後は性の相性です。肉体的欲求は様々ありますが、睡眠や食事は一人でも完結できるのでそこまで問題にはなりません。しかし、性は相手に求めお互いが必要となるので、問題になりがちです。また性に関しては、性を愛の象徴のように捉えるタイプだと、性が減ると愛が減ったと認識し、普段の相手の振る舞いに、嫌な部分や許せなくなる部分を見つけ出していきます。それまではルンルンで気にならなかった部分なのに、性が不調だと怒りっぽくなるわけです。性については、交際開始から最低1年位は経ってからの二人の性関係を基準に捉えた方が良いと思います。付き合って数か月ぐらいだとまだ”燃え上がりまくりで”、本来の素よりも回数が多く盛られがちだからです。





おわりに

今までの内容の焼き増しのようで恐縮ですが、男の言う優しい女性が好きって、正しい表現ではないんだなと気づいて整理しました。

一方、女の言う誠実な男性が好きも同様に正しい表現ではありません。女の言う誠実な~とは、妊娠してから男に逃げられたら女性はたまったもんじゃないの遺伝子の囁きから始まっています。要は、ちゃんと自分だけを守り、出産育児後も、自分を大事にしてくれるかどうか?という意味合いです。行動で言い換えれば、マメにメールの返信をしたり、ちょっとしたプレゼントを沢山送ったり。沢山スキと言ってくれる等。あなたが大事だよアピールを沢山してくれる人という意味です。女性に淋しい想いをさせない人という意味です。嘘をつかないとか真面目という意味では決してありません。

結局のところ、よく言われる言葉ですが、”話し合いができる人”かどうかと単純に言い換えてもいいかもしれません。見落とされがちだけど結婚に重要な、2,3,5の互いの視点や行動傾向の違いは、大なり小なりどうしてもでてきます。完全に一致する人は世界で一人、自分しかいません。”その違い”を責めたりなじったり嘆いたりすることなく、前向きに対処して、改善や落としどころを見つけられればそれでいいだけの話で、それをするには”傷つけあわない話し合い”ができればそれでいいんですよね。アサーティブコミニュケーションとか言われる技術です。

良い悪い、こうじゃなきゃいけない!という拘りをすてることが肝心です。男性と女性のすれ違いが減れば幸いです。

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