季と和

季節の野菜と発酵と。自分に寄り添う手段としてのお料理、お料理を通じて季節を追いかける楽…

季と和

季節の野菜と発酵と。自分に寄り添う手段としてのお料理、お料理を通じて季節を追いかける楽しみ、日々の中で心動いたことなどを発信します。料理を通じて前向きに生きる私の記録。 お料理と発酵の教室「季と和」主宰 https://kitowa.jimdosite.com/

マガジン

  • 季と和 / 食べて綺麗になるレシピ

    料理教室「季と和」の公開レシピをまとめたマガジンを作りました。どれも、食べて綺麗になる、簡単なレシピばかり。これらのレシピが、自分を大切する手段として季節の野菜を手に取ったり、発酵を取り入れたりすることの小さなきっかけになれれば幸いです。

最近の記事

  • 固定された記事

生活の中から健康を作る。生活の中の小さな選択に目を向けてみませんか。

生活の中にあるあらゆる小さな選択日々の生活の中の、あらゆる事象すべてが、私たちの身体に影響を与えています。どんな肌着を身につけるか、どんな姿勢で座るか、何を食べ何を飲むか、昼間に太陽の光を浴びるか。睡眠時間、食事の時間、歩き方の癖、部屋の明るさ。当たり前ではありますが全てが私たちの身体に影響しています。一方でその一つ一つにどのくらい影響力があるかは目に見えず、また一日変わったとしてその変化を体感できるほどの影響力があるかと言ったら、ないものが多いとも思います。 私は、こうし

    • 2023年 御礼

      今年も残すところあと僅かとなりました。 2023年、季と和の活動にご参加いただいたり、発信をご覧いただいたり、料理教室季と和そして私と関わってくださった皆様に心より御礼申し上げます。 ありがとうございました。 日々の暮らしの中で心和む時間が少しでも増えますように、と始めた料理教室季と和。その想いを胸に行動しもっと形にしていくつもりで迎えた2023年だったのに、今年は自分で当初思ったように行動できなかった期間ができてしまい、応援してくださる方や活動を楽しみにしてくださってい

      • 「思い直す」

        最近、心に共鳴した言葉 「思い直す」です。 とある本を読んでいて出会った一節、「僕は、思い直すことにしたの。」 思い直す。なんて優しい言葉なんだろう。 思わずページをめくる手を止めました。 心を痛めたとき。悲しみや憤りを感じたとき。 その時の自分の感情をなかったことにするのではなく、思い直す。 悲しみや憤りを感じることのない人生なんてありません。 けれども、悲しみや憤りに浸ってしまえば、その時間さえも私の人生の一部。例えその感情が人のせいだと思ったとしても、その気持ち

        • 恩返しの一番初めにしたいこと

          恩返しの一番初めにしたいことは、元気で過ごすことです。 たとえ元気をなくすことがあっても、時が経ったらまた元気を出して日々を元気に過ごすこと。 お世話になった方に対して、気にかけてくれた方に対して、私を大切に思ってくれる家族や友人に対して、言葉に表しきれないたくさんの感謝の恩返しとして一番初めにしたいことです。 そんなこと?と思う人もいるかもしれません。 それでも恥ずかしげもなく大真面目にこれを書いているのは、私も、周りの人たちが元気でいてくれたらそれが本当に嬉しくて何より

        • 固定された記事

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        • 季と和 / 食べて綺麗になるレシピ
          9本

        記事

          2022年 今年もありがとうございました

          今年も1年間、本当にありがとうございました。 ⁡ 教室にお越しくださったこと、投稿をご覧くださったこと、応援してくださったこと、仲間と様々分かち合えたこと、 全てが糧となり、この1年を過ごすことができました。 ⁡ 関わってくださった全ての皆さまに感謝をお伝えしたいです。心よりありがとうございました。 振り返ると年の瀬ということで一年を振り返ると、講座を通して一緒にお料理できた時間の幸せな気持ちは今思い返しても鮮明なほどでございます。ご参加くださった方には改めて感謝の気持ちで

          2022年 今年もありがとうございました

          2周年のハレノヒごはん

          おかげさまで料理教室季と和は今年2周年を迎えました。 本記事は2周年を迎えた9月に綴り、投稿できていなかったものですが、遅くなってしまってでも2周年を迎えることができた感謝をお伝えしたく投稿したいと思います。 ハレノヒごはん本日は、二周年企画ということで、「ハレノヒごはんのアイデア」と題して、普段のレッスンとは少し形を変えて、ハレノヒごはんを一緒に作るというイベントを開催いたしました。 今日、本当にとびきり楽しい時間を過ごすことができました。 今日一緒にお料理できることが

          2周年のハレノヒごはん

          recipe:ザクザク米粉でグラノーラ

          以前instagramにてご紹介したグラノーラのレシピ 私のグラノーラはいつもこれ! グラノーラが食べたいときはもちろん、ナッツが湿気てしまった時の救済にも。 ザックザクの食感が美味しいグラノーラです。 recipe<材料> ・オートミール  150g ・素焼きナッツ  120g ・米粉       30g ・片栗粉      30g ・米油       30g ・メープルシロップ 60g ・ドライフルーツ(お好みで) <作り方> ナッツはてきとうな大きさに砕

          recipe:ザクザク米粉でグラノーラ

          recipe:あと一品に、ささっと簡単トマトマリネ

          あと一品欲しいときにささっと作れる簡単トマトレシピのご紹介です。 recipe<材料> ・ミニトマト(半分に切る)8個程度 ・酢 小さじ1 ・オリーブオイル 小さじ1 ・はちみつ(お好みの甘味に代替可)小さじ1 ・塩 ひとつまみ〜 ・にんにく(すりおろし) ・ドライパセリ(お好みで) ・ブラックペッパー(お好みで) ⁡ <作り方> 1. ボールに酢、オリーブオイル、はちみつ、にんにくすりおろしを入れる 2. 1.にミニトマトをいれ、塩、ブラックペッパー、ドライパセリを振る。

          recipe:あと一品に、ささっと簡単トマトマリネ

          やっぱり日本が好きだから

          日本の政治や未来にやるせなさや無力感を感じる時もあるけれど、やっぱり日本という国が好きです。平和な日本で、大好きな日本で起こった、今日の事件が残念でならず、悲しくて言葉にならない気持ちです。ご冥福を心よりお祈り致します。 日曜日はいよいよ参議院選挙ですね。選挙をとても楽しみにしてきました。今回だけでなく、ここ最近は毎回の選挙をすごく楽しみにしてきました。日本の政治に参加するための貴重な機会だからです。 私は、政治のことは全く詳しくありません。経済の仕組みもよく分かっておりま

          やっぱり日本が好きだから

          お菓子に感じるジレンマ

          ずっと以前から、好きなものは?と聞かれたら「甘いもの!」と決まって答えてきました。 食べて幸せな気持ちになるはずの「好きなもの」。 好きなのに、食べたら太る。ニキビができる。いつからかジレンマを感じるようになりました。 コントロールできなくなって、食事を摂らずに大量のお菓子を食べることを繰り返していた時代もありました。 そんな激しい時代を乗り越えて、大人になってからは自分なりにうまく付き合えるようになったと思っていたけど、どこか、小さなわだかまりが残っていました。 自

          お菓子に感じるジレンマ

          梅採り、地球と同じ速さで時間が流れる場所

          先日母の田舎に梅採りに行って来ました。 まだ青かったけどたくさん収穫してきました! 地球と同じ速さで時間が流れる場所祖母は農家でした。 私はおばあちゃんの作ったお米を、おばあちゃんの漬けた梅干しで食べ、おばあちゃんが育てた無農薬野菜で育ちました。 祖母も祖父も10年前に亡くなり、人の手が入らなくなった今は、家も畑も山も随分と荒れてしまいました。 ⁡なかなか頻繁に行ける距離ではないけれど、父と母が時々手入れしに行き、山の幸がある季節には頂いて帰ってきます。 ⁡去年はそうや

          梅採り、地球と同じ速さで時間が流れる場所

          文化が息づき、神さまのいる所

          青森に二人の大切な友人が居ます。 ずっと二人の元を訪れたいと思い続けていたのですが、ようやく会いに行くことができました。歓迎してくれるお二人があまりにも温かくて、優しくて、御礼の言葉が言い尽くせないほどで、青森の印象と余韻を少しだけ書き留めておきたいと思います。 二人の大切な友人お二人は料理教室の講師を目指すなかで出会い、ともに学んだ仲間です。 お二人に出会うまで、私にとっては所縁のない土地だった青森。出会ったのも3年ほど前ですが、離れている間も良くしていただいて、今こうし

          文化が息づき、神さまのいる所

          recipe:春のお弁当に、鶏と切り干し大根のネギおから塩麹和え

          以前instagramでご紹介した料理のアイデアをnoteにも記録しておきます。 記録するにあたり料理の名前を付けてみたものの、いかがでしょう。もう少しネーミングセンスを磨きたいものですが、簡単で美味しいのでぜひお試しください。普段、料理を考えてから食材を買うのではなく、季節ごとの手に入ったお野菜をどうやって食べるか考えて料理するので名前のない料理ばかりなのです。 さて、ざっくりレシピと作り方はこちらです。 recipe<材料> 鶏モモ 1パック(一口大に切る) 塩麹 大

          recipe:春のお弁当に、鶏と切り干し大根のネギおから塩麹和え

          願う世界に一歩でも近づきたいから、今は今の気持ちを信じてみる

          2022年まだまだ始まったばかりと思っていたら、あっという間に3月になりました。まだ寒い日はあるものの、あちらこちらで春らしさを感じるようになったこの頃。 このふた月の間、主宰している料理教室を通じて私が本当に叶えたいことは何なのか、改めて見つめ直す機会がありました。この記事では、以前投稿した「季と和 2022年の展望、その1」に続く今年の展望として、今現在の私が考えていることや実現したいと考えていることなどを綴りたいと思います。 日々問いかける、私が料理教室でやりたいこと

          願う世界に一歩でも近づきたいから、今は今の気持ちを信じてみる

          ねこには人間にできないことができる

          2022年2月22日、本日はねこの日だそうですね。 私の実家にも元野良ちゃんのねこがいまして、私はたまの帰省のときにしか会えないのですが、ねこの日にちなんでねこに思うことを綴りたいと思います。 私は、ねこには人間にできないことができるなあとつくづく思います。 どなたの人生も色々あると思うのですけれど、私も日々色んなことが起こる中で、時々自分はすごく無力だなと感じることがあります。例えば、大切な人に寄り添いたいのに寄り添えないとき。 そんな時に、ねこの存在がどれほど大きいこと

          ねこには人間にできないことができる

          発酵という奥深い世界への旅、始まりました

          2022年、素晴らしいプロジェクトに参加させていただけることになりました。 発酵のプロフェッショナル、浅沼彩子さんから、発酵の「一歩踏み込んだ知識」や講師としての歩んでいくためのノウハウ、マインドセットなど、およそ10ヶ月に渡って多角的に学んでいくプロジェクト。 その名も「発酵を仕事にするぞプロジェクト!(仮名)」 もう、昨年末に参加させていただけると決まってからずーっとワクワク楽しみにして参りました! 今月のテーマはお醤油仕込みだったのですが、講師として大ベテランである

          発酵という奥深い世界への旅、始まりました