大学生の時、政治学という科目の授業を受けていた。
この政治学の先生はとても厳しいと評判の方で
授業中、私語が講師の先生の耳に入ると
「君　荷物をまとめて、学生証をもってこっちに来て」
「もうこなくていい　君はこの単位はとれないから」

緊張感をもって、みんな授業を聞いていたため
笑いが起こるようなスペースは設けられていませんでした。

ある日の授業のこと、
昨今オカマブームについて
話をするようなことがありました。

「最近、オカマはTV市民権を得るようになったね」
「すごいよね」
「男女どちらに対しても共感してもらえるってのが強みだろうね」

「カーリー（假屋崎省吾）、ikko、マツコデラックスなんかが有名だよね」

「あぁ　あと彦摩呂か」

えっ　彦摩呂？

彦摩呂ってオカマなの？（笑）
えっ中性的？

中性的宝石箱？

私は笑いを堪えるのに必死でした。

笑っているのがばれたら、単位がもらえない

だけど、この笑ってはいけない状況によって
「ぞーん」の扉開ける条件がそろってしまうと思っていました。

ぞーんについてはこちらをご覧ください。

周りを見ると誰一人笑っている人はいませんでした。

そのときは
なんとか自分を制して、
授業を乗り越えることができました。

あれから１０年以上経ちましたが
いまだに宝石箱や～を見るたびに
本当にオカマなのかと思ってしまうのです。

LGBTQの時代ですから
彦摩呂さんがどのステータスであるのかは
重要ではないですが、
どうして政治学の先生は
彦摩呂さんを選んだのか不思議に思うのです。

あと彦摩呂さん

私の記憶では健康番組に出演して
毎回のように余命３年と診断されるのにもかかわらず
今もなお、宝石箱を紹介していらっしゃるところを見ると
すごいのかすごくないのかよくわからなくなります。
そこまた彦摩呂さんの魅力なんですかね。

以上

どんだけー