中学生の勘違い

僕は明日高校の入学式を控える、中学生でもなく、高校生でもない人です。(僕って今経歴なんて名乗れば良いんだろう、中卒かな?)こんな表現力のない自己紹介は置いときます。是非気楽に読んでもらうと嬉しいです!







中学校を卒業した今僕は思うことがあります、これは多くの人に知ってもらいたいです。特に今の学生です。

「中学生は勘違いの年だ。」

そのように思うのは具体的に一つ例を挙げると思春期を迎えた中学生は大人に近づいていくので、時間や年を重ねるたびに、
「自分は大人なんだ。」
と錯覚し始め、周りの意見を聞かず自分の思うがまま
意見を通します。だから、いつも話し合う親と意見が分かれ対立することが多くなります。そしてよくあるあるなのが、親と対立することが増えると
「そんなの言われなくても分かってる!」
「話しかけないで!」
と自分が大人だと思っているにも関わらず、大の大人に対して傷をつけるようなことを言ってしまいます。
本当の大人は、そんなことはしません。話し合いに切り替えたり、和解したりするなどもっと多くの選択肢があるのに中学生は牙を尖らせて大人に向かってきます。
どうしてなのでしょうか。

まず、中学生というのは先ほども言った通り大人に近づいていく年です。人との関わりや礼儀など、社会に出た時に必要になってくることを少しずつ学んでいくので、大人と対等に話したりすることが“できるように”なります。だから感覚的には
「大人になんかなれないよ」
      ↓(大人と対等に話せるようになる)
「俺も大人に成長したな」
と思い始めます。また学年が上がるにつれ更にその社会に必要なものをよりハイペースで学ぶようになるので、その「大人に成長したな」と思っている自分に更に叩き込むことでその気持ちがレベルアップし
「自分は大人なんだ」
と過信してしまいます。そして、その気持ちが自然に良い意味と悪い意味で行動に出てくるようになります。良い意味だと思いやりの気持ちです。困っている友達を見かけた時にもし相手と自分が小学生だったら、どんな状況でもすぐに声をかけたりするだろうけど、中学生は状況を判断して声をかけるか決めます。
言葉に表すと中学生は
「寄り添ってあげた方がその人のためになるか」
「そっとしてあげた方がその人のためになるか」
この2つに分けて考えます。
そしてその場をうまく乗り越えるとまたレベルアップします。仮にその困っている人を更に悩ませたりしても
“反省する”という最強の魔法によって
「○○するべきじゃなかったんだな」
と、回復しながらレベルアップします。
基本的にレベルアップは常に起こります、このレベルアップの最大は大人にレベルアップします。

しかし、唯一レベル“ダウン”する方法があります。
それが先ほど挙げた、
「自分が大人になったと過信すること」です。
その過信によって自然に出る悪い行動が
「大人に当たる」ことです。
例えどんなに自分が正しいと思っても大人に当たることは基本的にはいけないことです。なぜなら、中学生という生き物は裏で必ず後悔をしています。後悔をするくらいならまず、大人に当たってはいけません。
大人に当たるというのは、ゲームで言うと
フレンドリーファイアです。
(自分の攻撃が“味方”に当たってしまうこと。)
魔王を討伐するのに味方を攻撃する人はいますか?
それは自分が更に不利になるだけです。

でも時間が経つにつれ「自分は大人だ」と思うことに不信感を抱き始めます。魔王を討伐するはずだった味方と対立しているから、自分の立場や考えは本当に合っているのか、そんなことを思い始めます。
その思いが大きくなるほど「自分は大人だ」と言う考えを用いて“人の為に”行動できるようになります。

「自分は大人なんだから、もう見知らぬふりはしない
 自分は大人なんだから、頑張らなきゃいけない
 自分は大人なんだから、諦めてはいけない」
そのような思考を持つことを大切にすることで始めて心が大人になることができます。Lv.99になったあなたの心を周りに使うことであなたは更なる味方を手に入れることができます。

自分で言うのは恥ずかしいのですが、僕は心が大人になった思います。けど長期的に見たらまだ僕は
「大人なんだ」
と過信しているだけかも知れません。それでも僕は人の為になることをし続けていきたいです。
けど、自分が「大人だから」という理由で
我慢ばっかりし続けるのは心も体もレベルダウンしてしまうので、言いたいことははっきりと言った方がいいと思います。けど、伝え方を間違えると再びレベルダウンしてしまいます。

だから僕は味方と一緒にレベルアップして行きたいです。
仲間がいるから今の自分がいる、そう思えるような日々を暮らしていきたいです、そう思うことで人生において
どんな困難も乗り越えていけると思います。



最後まで見てくれてありがとうございます。

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