体調管理する上で、“体に良いこと”は取り入れたいと考えると思うのですが、その前に排除すべきことは、排除した方が良いと思っています。

例えば、「健康に気をつけて、食材に気を使っています」という人が「お酒は大量に飲みます」「タバコは一日二箱は吸います」と言っていたら、「あ、あぁ」と感じます。

健康に気をつけるのなら、止めるとか減らすが先じゃないかな？と思います。

イメージとしては、健康になりたいと思いながら、腰から繋がったロープの先に重いタイヤ（不健康な行為）を引きずっているような感じでしょうか。

進みたいのにタイヤが重くて1歩も前に進まないような状況です。周りから見れば「あのタイヤ下ろせばいいのに」なのですが、自分だとなかなか気づきづらかったりします。

これをフィジカルではなくメンタルに置き換えるとき、後ろに引っ張られながら進むのは大変なので、“重いタイヤ”は切り離したい（排除）したいところです。

例えば、瞑想がいいと聞いて、瞑想しようとするとき、もしも散らかった部屋（重いタイヤ）での瞑想なら、片付けてしまった方が良さそうな気がします。

ちなみに、私は煩悩まみれで瞑想はできません。今に集中するにもその方法には向き不向きがあるんだろうと思います。

私にとっての“重いタイヤ”は大量の情報、考え過ぎることです。

太古の昔から、私たちの脳は進化していないのに、浴びる情報の量はとんでもなく増えています。

自分の側で何も意識しなければ、とめどなく入ってきてしまい、影響を受け続け、本当に自分のためになる意思決定の機会を逃すかもしれません。

実験的にここ3週間くらい、ネットのニュースを全く見ていないのですが、何も困らないです。

人はどうしても知ると、気になってしまいます。程度の差はあれど反応してしまいます。

情報を意識的に排除し、自分が使用できるエネルギーをセーブするのは、思うように前に進むために1つの有効な手段だと思います。

その上で、考えない方法をいくつも用意しておくと良いと考えています。

これまで私がやったこと

• 数独

• ルービックキューブ

• 家庭菜園

• エアロビ

• 農業ボランティア

など。

悩むのとは違う頭の使い方をする物を選んでいました。パズル系は筋道を立てて考えないと答えが出ないので、達成感もありよかったです。

気分を安定させるために意識的に排除することは、

現状マイナスに働いている行動

排除した上で、考えるのをストップする行動を手にとってみるのがいいのかな、と思います。

読んでいただありがとうございました。