魅力的な文章とは

魅力的な文章ってどうやったら書けるんでしょう。

先に述べておきますが、これがそうだ!という答えを持つ記事ではありません。
単純に、自分がそんな文章を書きたい、書けるようになりたい、という願望ゆえのタイトルです。

先日(自分にとっては)長編の小説を書き終えました。
正直に言って、拙いし展開もありきたりだし台詞選び言葉選び、と粗を探し出すとキリがないので省略しますが……何よりもまずこれが良くなかったんじゃないかという部分は、世界観の説明がありすぎたところだと思っています。

自分の頭の中の世界であり、他者にその世界を理解してもらうためには、文章中にこんなルールがあってねと説明が入る事は必須です。
けれど、それを理解してほしいがために細かく描写してばかりで何行も何ページも費やしていては、読み手としては飽きてしまいますよね。
自分でもそう思います。

二次創作の世界からお話を書き始めた私は、まず世界観を作り上げることに必死になり、そこからどうやってその世界を書き表したら伝わるかという事にばかり考えがいっていました。
が、それでは肝心の主人公達と取り巻く人々が織りなす物語へなかなか入れません。

自分の一番書きたかった、登場人物たちの心の動きと、トイという小さな不思議な生き物に翻弄される様子は、どんどんお話の後半へと押しのけられていきました。

1作目があるので、2作目は説明は省けますが、でもそれも1作目を読まないとわからない世界観になってしまいます。

2作目の文中でも、さらりと世界観の概要をかいつまんで読み手に伝わるように書けたら、もう少し人物の心の動きを、トイ達の可愛らしさを、伝える事ができるだろうか、と模索中です。

次を読みたい、と思ってもらえるような文章を、お話を、展開を、これまでに自分が読んできた数々の素敵な作家さんのお話から学んで、実行していきたいですね。

小説を書く力になります、ありがとうございます!トイ達を気に入ってくださると嬉しいです✨