あのとき

Actually…のMVをみた。

まず、このMVが沢山の人の目に触れることに制約がかかってしまったことをとても悲しい。そして、色眼鏡で見ている人たちにも残念に思う。

作り上げられた栄光に縋るだけではダメだ。創造と破壊を繰り返すことが出来なければ未来がない事を一番に理解しているのは当事者だ。
変化を恐れながらも、不協和音が響かせて再生を開始しなければいけない。
大衆が作り上げた偶像はベタベタと垢を付けた意志のない巨木と化してしまった。意図と反して悲しいかなそれが大衆の望むものなのだ。
つまり、勝手に作り上げたものを壊されることを恐れているのだ。とても滑稽だがそれが真実だ。新しい風に吹かれ、倒れていくのを見過ごせないのだろう。倒れた大木から新芽が芽吹くことを知らずに。

Actuallyは「実は、」「実際は、」というような意味。実のところは誰にも分からないままに混乱が巻き起こる。何も分かっていない人たちが御託を並べて憶測を飛ばし合う最近の社会を写しているように思う。綺麗だと思うもの、醜いと思うもの、正義だと思うもの悪だと思うもの。実際のところは、自分自身にしか分からない。他人の人生を生きるのではなく、自分の人生を生き抜くしか他ない。他人のモノサシで決められた観念では自分を見失ってしまう。


…とまあ去年の今頃書いていたメモが発掘された。
偉そうに書いてますね。

今、新たなグループになることを余儀無くされるのだからこれからが楽しみです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?