昨晩は昔の同僚（♂）とサシでお酒だった。
帰れない場所なので、私は泊まりで。
結構しこたま呑んじゃって、朝になってもまだちょっと残っている感じ…。

一昨日のお葬式の彼は、昨日のサシ呑みの彼の高校時代の同級生。だから、サシ呑みの彼とは本当は昨日が久しぶりの再会のはずだったのだが、なぜか連日出会うことになってしまう。

彼（サシ呑みの方の。）はお坊さん（私はお坊さんじゃないです。）。数年前に離婚して、その頃、夫氏を喪い、widowとなっていた人のところに足繁く（お経を上げに？）通い、そのままその方と再婚してしまったという噂（「そのこと」が離婚の原因となったのかどうか順序は不明。）だったのだが、昨日はそのことについての真相を知った（それは、噂とはずいぶん違っていた。）。
「元妻とは合わなかった。」「離婚して良かった。」
なるほどなぁ。そんなこともあるもんだ。

一昨日のお葬式の彼の話題も。お葬式の彼はサシ呑みの彼のことを怖がっていて、だから８年前、お葬式の彼は同級生である（サシ呑みの）彼ではなく、私を呼び出して病気のことを告白してくれたのだ。
「Ｔ（＝サシ呑みの彼）には言わないでほしい。怖いから。」
昨日は、その、なぜ怖がられていたのかってことも明らかになった。
「逝ってしまう前に誤解を解きたかったなぁ。」
と彼。

お葬式の彼とサシ呑みの彼、そして、サシ呑みの彼が一昨日の晩一緒に呑んだ人（♂）は同級生で、高３のときは同じクラス（１学年10クラス）。そして、彼ら３人の長男さんが同級生で、高３のときに同じクラス（１学年７クラス）になったという奇縁。世の中には不思議なことがたくさんある。
ちなみに、お葬式の彼のご長男は（20歳代半ばにして）八ヶ岳にあるホテル（２名で１泊10万円近くする！）の支配人になり、一昨日の晩の彼のご長男は京都で文化財の修復を行い、サシ呑みの彼のご長男は（お坊さんの息子さんなのに）美容師になっている。