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短歌。

10時前から神戸(「部屋」から1時間以上かかる。)で映画を見るつもりが、ベッドから出たのは11時前だった。(あんまり、「どうしても起きよう!」って気持ちでもなかったんだけど。σ(^◇^;))

11時からNHKラジオ、「文芸選評」を聞く。今日は短歌の回で、撰者は穂村弘さん。兼題は、猫。

前足で触って水を確かめるまだ五月しか知らない仔猫
このまんまポストに投函できそうな仔猫が手の中で眠ってる

穂村弘さん。表記、不明。

ネコカンを温めてやる君が狩る獲物はきっと温かいから
ペダル踏む足の間を擦り抜けた早川ピアノ教室の猫
宝石を持ち寄るように街中の猫よ集まれ夜の空き地に
今日からはぶつかる頭が無くなって仔猫はごはん半分残す
あくびして牙(きば)が顕わになる猫と分かりあえないことも楽しい

投稿歌より。表記は不明。

穂村さん、去年猫を飼い始め、「ぐんぐん大人になっちゃうから。詠んでおかないと、子ども期は短いので。」と。なるほどなぁ。写真みたいなものなんだな。

紹介されていた彼の『蛸足ノート』をAmazonで買ったが、間違えてKindle版を買ってしまう。「Kindle版」って、何? 慌てて紙版を買い直すが、Kindle版はもはやキャンセルもできず、2,000円を無駄にしちゃった感じ。めっちゃ悔しい…。(T_T)

鳳凰の名を持つ新しい職場にて駐車場なる大きな凹み

こじか、詠む。

これからしばらくは映画に行くこともお芝居を見に行くこともできそうにないので、せめて歌でも詠めれば。