キャンディからヌワラエリヤまで行く鉄道切符をwebで事前購入(予約)してみたので、その方法を記録します。
なお現時点では予約しただけなので、本当に予約ができていて問題なく発券できるかはスリランカに行かないと分かりません。
→できてました！下に現地に着いてからの続報あり

ヌワラエリヤへ行くには、まず鉄道でナーヌオヤ(Nanu Oya:  නානුඔය)まで行き、そこからバスかトゥクトゥクで目的の紅茶工場に行きます。
ヌワラエリヤに鉄道の駅はありません。

ネットで調べると、前日か当日に鉄道駅で購入する方法はたくさん紹介されていましたが、どうやら混んだり売り切れたりするみたいです。
一ヶ月前から事前にwebで予約できるよ、という文言は見かけたものの実際に予約してみたという記事は見当たりませんでしたので、実際に予約してみました。

まずスリランカ鉄道のHPに行きます。

■スリランカ鉄道HP

トップページを少し下にスクロールすると出発駅・降車駅・日付・乗車人数を入力する場所があります。

私たちはキャンディ乗車・ナヌオヤ降車・2023/9/4乗車・夫と私の2名です。
私たちは復路はバスの予定なので片道でしたが、往復で買いたい場合はおそらく"Return"にチェックを入れます。
入力したらSarchを押します。

「mTicket引き換え対応の駅で引き換えをする必要がうんたら」みたいなポップが出ますので、以下のURLで確認します。
一応キャンディは記載がありました。(2023年8月7日時点)

■引き換えできる駅(mTicketing Service Enabled Stations)

鉄道HPでチケットを検索すれば時間は出てきますが、以下のページが時刻表です。
■時刻表
https://eservices.railway.gov.lk/schedule/homeAction.action?lang=en

鉄道HPに乗車駅・降車駅・日付・乗車人数などを入力し検索すると、その日に運行される電車が出てきます。
始発から時間が経てば経つほどどんどん遅延していくらしいので、時間通りに動きたければ早い時間の電車がよい、と先人がおっしゃってました。

乗りたい電車をクリックしたら車両を選択します。
一等はエアコン付きの車両。エアコン付きで窓が開かないそうです。2,000Rs(約900円)。
二等車・三等車はエアコンなしですが、窓が大きく開くそうなので、ヌワラエリヤまでの道中で茶畑を堪能したい私たちは二等車にしました。物売りの人たちも来るみたいです。すごく楽しみ。チケットには席番号が書かれていたのでおそらくちゃんと指定席のはず。二等車1,200Rs(約540円)、三等車900Rs(約400円)。
安いなあ。
Availableがもう6とか8とかで、意外と埋まってるのか…？
9/4の乗車券を8/7に予約したのでそんなにギリギリではないと思ってたけど、結構予約の残席が少なくて驚きです。
これ以上先延ばしにしなくてよかった〜

車両クラスを選択したら乗客の情報を入力します。
名前等の詳細が必要になるのは代表者のみになります。
同乗者の情報は下に入力する欄があります。

・Title(Mr.とかMrs.とか、自分に該当するもの)
・名前と名字
・Eメールアドレス
・NICとPassport
NICはおそらくスリランカ国民の国民身分証明書の番号だと思いますので、旅行者の私たちは「passport」を選択しパスポート番号を入力します。
・電話番号

代表者の情報を入力したら、2名以上で乗車する場合は同乗者の情報を入力します。
扶養家族は「dependent」を選択、そうでない場合は「passport」を選択しパスポート番号を入力します。

入力が完了したら「submit」を押します。

その後支払いの画面になります。
左上に利用規約の同意チェックがあるので、利用規約を確認しチェック、支払い方法と金額を確認してチェックアウトを押します。

支払いが完了すると予約内容の画面に行きますので、確認し、「Proceed To Complete」へ進みます。

これで予約は完了です。(多分)

スリランカ鉄道から予約完了メールが来ていれば大丈夫なはずです。
座席番号もちゃんと2名分記載がありました。
これで現地と人たちとの座席争奪戦に参加せずに済むはず。負け戦すぎる。

Kandy駅はmTicket引き換え対応の駅のはずなので、現地に着いたら駅で引き換えをしてもらいに行きます。
その際予約番号(メールに記載)とパスポートが必要になるかと思います。
そこでやっとちゃんと予約できているかが判明します。
乞うご期待。

楽しみすぎるなスリランカ。
しこたま紅茶飲むぞ〜
ヌワラエリヤは肌寒いみたいなので、上着を忘れずに！

おわり

【続報】

上記の方法で予約した切符ですが、無事現地で発券できたことをご報告します。

私たちは念の為前日に切符を発券しに行きました。
２番の窓口でメールを見せて、パスポートを確認してもらったらすぐできました。
当日はこれが切符になります。
時間までに駅に向かい、ホームの入り口で見せれば大丈夫です。
ナヌオヤ駅で回収されたので、無くさないようにちゃんと持っておく必要があります。

ホームにどこが何号車なのかの表記はなく、車両は奥から1号車、その手前が2号車、3号車は一番手前(入口側)でした。
座席はチケットに書いてある通りの席が確保されてます。
私たちはバラバラの列になっていたのですが、お互いのお隣の海外の方も連れ同士バラバラになっていたので、席を交換してもらいました。

座席は進行方向と逆で、後ろ向きで進んでいきます。
日本みたいに在来線で勝手に座席の向きを変えることはできないみたいです。(ちなみに、名古屋はできるけど東京はできないと夫が教えてくれました。)
景色としてはどちらかといえば進行方向の右側の方が、なんとなく開けている景色が多かったかな、と思います。

車内にはトイレあります。
車両から体を出して写真撮影してる海外勢もたくさんいました。

あと到着した瞬間のナヌオヤは天気が悪かったせいか、めっっっっっっちゃ寒かったです。
すぐ天気も変わってましにはなりましたが、ウルトラライトダウンも持っときゃよかったと思いました。

着いた後はこちらのフードトラックでハンバーガーとミルクティーを飲んで、ローカルバスでヌワラエリヤバスステーション→DAMROの紅茶工場に向かいました。

続報おわり