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20230609。森大翔。shibuya eggman。

2023年6月9日
森大翔、shibuya eggman。朝のラジオ番組で「剣とパレット」を聴いて、これはヤバい! ライブを観たい! と思ってファーストワンマンのチケットを買いました。

森大翔くん。16歳の時にイギリス・ロンドンで行われた「Young Guitarist of the Year 2019 powered by Ernie Ball」(16歳以下のギタリストによるエレキギターの世界大会)で優勝。音源からもギターの上手さは伝わってきましたが、私が気になったのは声。ギターに注目が集まりがちだけど、この子、めっちゃ良い歌声では!? と思い、それをライブで確認したかったというのもあります。

ステージに登場して「森大翔です、よろしくお願いします」と丁寧にご挨拶してからライブスタート。あぁ、ファーストワンマンらしい初々しさ。そして、歌い出した瞬間、やっぱり声が素晴らしい!!!! と感動。もうこの時点でぐっときてしまいました。

ライブパフォーマンスはもちろんのこと、MCが全部素直。かわいい。ニューギター! と新しいギターを嬉しそうに弾く。かわいい。本当にこの子、音楽が好きで、音楽に出会って人生が輝いたんだなと思うまっすぐさ。かわいい。

「ファーストワンマンなので、持ち曲全部やります!」と。いいぞ! いいぞ!! そして、1番聴きたかった「剣とパレット」。イントロきただけで、会場からも、うおー! と待ってました感がどかん。ギターテクニックだけで、すさまじいことをやっているのに、メッセージ性のある高速ラップを完璧に歌ってる。やべえ。さっきまでのかわいさはどこへやらのかっこよさ。ブチ上がりました。

「君には君だけの道があって
誰かに委ねるものじゃなくて
自分を決めるのは自分でありたい
迷っても悩んでも下手で弱くても
君自身が君を描け、創れ、掻き鳴らせ」

拳を突き上げて一緒に歌いました。
歌いたくなるよ、こんなの見たら。

そして、「剣とパレット」が終わったら「かっこいいところもあるんですよ」とテヘッと笑ってMC。かわいい。

ライブで聴いて、ぐっと深みが増したのは「日日」。アコースティックギターだけで、彼の真髄が伝わってくる良曲。

「スクリーン上では透明な銃声と
温度のない言葉飛び交う
でも僕達の上には星空があるだろ
それだけは忘れたくないんだ」

森大翔は歌詞もすごく良くて。言葉を大切にしているのが伝わってくる。北海道、知床、羅臼町で育った自然への確かな感性が歌詞にも活きている。そうなんだよ、イヤになるようなことばかり起きても、自然の輝きや希望は絶対忘れたくない。ライブで聴いていて、自分の原点に触れてくるようで、泣いちゃいました。こういうの本当好き。

ファーストワンマンが開催された、6月9日はロックの日であり、森大翔の誕生日で、20歳になったばかり。会場の熱量もすごくて、伝説の始まりに立ち会えたような気分になりました。

そうそう。「サインができました!」と発表していたのもファーストワンマンっぽくて良かったなぁ。これまではサインください! と言われて書いていても、署名になってしまっていたと。かわいい。

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