マガジンのカバー画像

桜井淳現代論集 2 東海第二原発論

33
日本のみならず、世界の出来事や産業事故や安全論や哲学の研究論文。1
安全論では誰よりも優れていると自負しています。
¥300
運営しているクリエイター

記事一覧

研究ノート 私は、地震PRAに拠る年間平均炉心損傷確率について、東海第二に、直接問い合わせてみました

地震PRAに拠る年間平均炉心損傷確率

有料
100

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます

このつぶやきはマガジンを購入した人だけが読めます

研究ノート 井野博満さん(東大名誉教授)は、東大在職中、目だった社会的発言はしておらず、定年直前、エイズ対策担当者の官僚が、東大教授に就任後、その人物の業績に対し、反社会的と思われることに対し、学内でビラ配りや主張をしたことはあったものの、社会的問題提起が目立ち始めたのは、法政大学特任教授後のことで、井野さんの経歴からして、原子力理解や安全論は、初歩的であり、検討にも値しませんが、あまりのもひどい事実誤認がありますので、やむをえず、特に、脆性遷移温度について、指摘しておきます

はじめに 井野博満さん(東大名誉教授、反原発活動家)は、私の知るかぎり、東大在職中には、目だった社会的発言はしていなかったように記憶しており(ただし、新左翼覆面集団「現代技術史研究会」の会員)、唯一のことは、定年直前、エイズ対策担当者の官僚が、東大教授に就任後、その人物の業績に対し、反社会的と思われることに対し、学内でビラ配りをしたり、主張したことはあったものの、特に目立ったことはなく、社会的問題提起が目立ち始めたのは、法政大学特任教授後のことでした。 井野さんの経歴からし

有料
300

茨城県は、原電が提出した『東海第二原発災害評価報告書』に対し、追加評価(気象解析における逆転層の考慮、異なった計算コードによる全条件での解析)の要求

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

Trovatoreさんの質問への回答 東海村の非居住区域とは、人がいない区域と言う意味ではなく、定住居住者がいない区域の意、東海第二原発の西にある南北に走る道路の東側(海側)の一部の区域であり、東海第二原発、核物質管理センター、東大原子力工学研究施設、原子力機構が設置、それらの組織には、勤務者はいますが、定住者はおらず、低人口地帯とは、上記道路の西側の東海村の住宅地のことで、低人口地帯と高人口地帯の定量的定義が存在しないため、主観の問題になってしまいます

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

島崎邦彦『3.11 大津波の対策を邪魔した男たち』、青志社 (2023.3.24) 島崎さんは、3.11後、改めて考えてみると、当時は意識していなかったものの、「このようになっていたように思えます」と告白しましたが、私は、本書と「東電首脳責任訴訟」の判決文の内容が大きく異なることに違和感を覚え、島崎さんは、判決文から判断すると、「長期評価」を受け入れ、議論に加わり、同意同犯と解釈でき、当時、日本全体が混乱、何が真実か分からない状態、3.11後の後知恵で評価すれば、おかしいと思えることもあるはず

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

原発の広域避難訓練は、都道府県自治体により(内閣府の助言あり)、具体化されますが、JCO臨界事故を契機に、2000年に法令が施行され、一定期間ごとに実施義務があり、静岡県は、2000年から昨年度までの期間、コロナウイルス感染の多かった2020-21年度の二回を休むだけで、計20回も実施しており、茨城県は、22年間に、一度も実施しておらず、明らかに、法令違反であり、前知事(16年間)と現知事(6年間)の怠慢で、大井川和彦知事は、無能であり、辞任せよ

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

広域避難訓練の実施については、静岡県のように、22年間に、コロナ時期2年間を除き、毎年実施してきた県もあれば(主催者は内閣府、共催者は静岡県、参加者は、関連組織担当者、浜岡原発から30 km圏内の住民、計数百人から3000人。私は、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、訓練に5回参加)、茨城県のように、22年間に(橋本知事16年間、大井川知事6年間)、一度も訓練を実施していない理解力のない無責任な県もあります 

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

研究ノート 私は、Microsoft AI Bing(設定「厳密」)で、「地震学者の島崎邦彦さんの主張は正しいのですか?」「島崎邦彦さんは政府や電力会社から津波を10 m以下にするように強要されたことがあるのか?」なる検索を実施し、その回答と独自の文献検索と解読の結果と比較しましたが、島崎さんは、告白どおりならば、日本で地震学の権威や職位であったにもかかわらず、政府と電力会社の圧力に屈し、政府と電力会社の意図に忖度したことになります、しかし、すべては、島崎さんによる3.11後の後知恵によるストーリー作り

島崎邦彦さん(地震学者)の主張について 私は、Microsoft AI Bing(設定「厳密」)で、「地震学者の島崎邦彦さんの主張は正しいのですか?」なる検索を実施し、 「島崎邦彦さんは、福島原発事故をめぐる裁判で、「巨大津波への警告は出していた」と主張しました。彼は、また、「(政府機関の)長期評価に基づいて対策をとっていれば、原発事故は起きなかった」と証言しました」 なる回答を得ました。 「長期評価に基づいて対策をとっていれば、原発事故は起きなかった」なる意味は、島崎さん

有料
100
+3

原電東海第二原発「2022年度総合防災訓練」の現場見学・調査(2023.2.17 13:00-16:00)

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

原発再稼働の法的条件ー法的条件と社会的条件は異なることもありー

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

私が、最近、現地調査や考察などを実施したこと

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

研究ノート 「2022年度東海第二原発総合防災訓練」見学・調査の感想

はじめに 私は、社会的特権が何もありませんが、それでも、幸運なことに、物理学者・技術評論家として、あるいは、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員として、あるいは、茨城新聞社客員論説委員として、日本の原発の「広域避難訓練」や「緊急時訓練」や「総合防災訓練」の現場見学・調査の機会をいただいており、貴重な情報を得ることができ、社会安全に関心のある人達と情報を共有したい心境ですので、ここに、2023年2月17日に実施された「2022年度東海第二原発総合防災訓練」で得た情報を開

有料
100