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桜井淳現代論集 4 原発炉心損傷事故発生確率論

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世界の原発の事故・故障分析など原発安全論の研究中。1
日本の原発の炉心損傷事故発生確率の最新の情報を示します。
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研究ノート 静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員(2015.4-)として、浜岡3 & 4について考えてきたこと(委員としての個人的意見) 重要問題総まとめ、 yesかnoの判断基準

問題意識 以下、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会委員(2015.4-)として考えてきたこと(委員としての個人的意見)。

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研究ノート 物事を比較する場合、比較可能な同じ条件でなければならず、異なる条件の物を比較してはならず、具体的に言えば、原発の確率論的リスク評価(PRA)にける年間平均炉心損傷事故発生確率は、SA対策の有無、内部事象か外部事象か、停止中か運転中か、特に、SA対策の有無により、場合によっては、一桁異なり、要注意

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研究ノート 私は、地震PRAに拠る年間平均炉心損傷確率について、東海第二に、直接問い合わせてみました

地震PRAに拠る年間平均炉心損傷確率

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研究ノート 私は、原子力規制委員会が、なぜ、東北電力の女川原発2号機に合格証を出しのか、理解できず、IAEAが、定めた年間平均炉心損傷事故発生確率の国際基準10Λ-4に基づくのであれば、10Λ-4には、根拠はなく、あえて、根拠を挙げれば、10Λ-4にしないと、ロシアの原発を救済できないため、国際間のバランスを保つためであり、先進国は、10Λ-4よりも、はるかに小さな値が義務づけられたはず、原子力規制委員会と東北電力と宮城県知事と地元自治体首長は、10Λ-4の意味を本当に理解できているのか、問題提起したい

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研究ノート 女川2と東海第二と浜岡3 & 4の地震PRAの炉心損傷確率の考察

原電は、東海第二に対し、九電力と異なる方式で安全審査に合格、24時間突貫工事で、特重施設まで建設中で、予定よりも2年遅れの今秋完成予定で、

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AIに、「原発のDBA対策とSA対策とは何ですか」「原発のDBA対策とSA対策の差は何ですか」と質問 原発の安全対策には、設計基準事故(DBA: Design Basis Accident)対策と重大事故(SA: Severe Accident)対策があり、これらは異なる事象を想定、異なる対策を講じ、確率論的リスク評価(PRA)レベル1 では、両者の年間平均炉心損傷確率の差は、小さく、SA対策は、PRAレベル2(ソースターム、放出核種と放射能量)とレベル3(災害評価)に影響

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1990年代半ば頃の世界の軽水炉の年間炉心損傷事故発生確率の値は、確率論的リスク評価手法の修得のレベルにあり、数値の意味よりも、数値が出せることに意味があり、日本では、原子力機関(原研や安解所)で、試計算がなされていたのは、1980年代後半から2007年(原子力基盤機構が地震起因の試計算)までで、安全審査に本格的に採用されたのは、2012年以降の新規制基準適合安全審査から、・・・1980年代後半の米国の現状をNUREG-1150(1990)より読み解く

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研究ノート 地震起因の年間平均炉心損傷事故発生確率の評価が本格化したのは、原子力規制委員会が実施した2012年以降の新規制基準適合安全審査からであり、審査の過程で、初めて、確率値が示され、地震地帯のどの原発でも、ファクター×10Λ-5と厳しい値であり、四捨五入したならば、10Λ-4となり、全体の確率は、内部事象(機器故障など)+外部事象(地震など)=10Λ-4となり、ロシアの原発並みに良くない値になり、新規制基準は、意図に反し、世界一優秀な原発ではなく、世界一良くない原発の証明手段

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研究ノート 日本の原発の年間平均炉心損傷事故発生確率は、福島事故後(日本で新規制基準適合審査後)、外部事象(主に地震、日本以外は外部事象の影響が少ない)を考慮すれば、世界最低のロシア並みの10Λ-4となります

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研究ノート 私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、癖を知り尽くすため、「原発の地震起因の炉心損傷事故発生確率は地震発生確率と機器・配管などの破壊確率の積になるのでしょうか」「地震PRAの限界について教えてください」「浜岡原発では、南海トラフ地震を考慮しなければなりませんが、発生確率は、年間平均どのくらいと見積もるのが学術的に適切なのでしょうか」「南海トラフ地震が40年以内に90 %の発生確率と言うことは、年間平均4 %弱か」と質問 学術的数字は

質問 私は、いつものように、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、分かり切ったことですが、意思疎通のため、さらに、癖を知り尽くすため、その分野のことを何も知らない読者に基礎知識を準備するため、改めて、いまさら、そらぞらしくも、「原発の地震起因の炉心損傷事故発生確率は地震発生確率と機器・配管などの破壊確率の積になるのでしょうか」「地震PRAの限界について教えてください」「浜岡原発では、南海トラフ地震を考慮しなければなりませんが、発生確率は

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日本では、一般論として、新規制基準適用後の原発の内部事象に起因する炉心損傷事故発生確率は、年間平均ファクター×10Λ-7からファクター×10Λ-6、外部事象まで含めると、年間平均ファクター×10Λ-6からファクター×10Λ-5と推定、炉心損傷事故発生確率の値は、国際的には、内部事象に起因する値で比較、日本では、内部事象の場合と外部事象まで含める場合に分け、使い分けており、比較する場合には、定義を同一にしておかなければならない

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私は、AI機能研究のために、Microsoft Bing AI(設定「厳密」)に、意思疎通のため、癖を知り尽くすため、「EPRの安全性について教えてください」「フィンランドで運転開始したEPRの苛酷炉心損傷事故発生確率はどのくらいですか」「EPRはどの国で使用されていますか」と質問 AI回答的確、苛酷炉心損傷事故発生確率は、世界基準が年間平均マイナス4乗、3.11以後の最近、ロシアがマイナス4乗、米仏がマイナス5乗、仏とフィンランドのEPRがマイナス6乗、日本がマイナス7-8乗

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研究ノート 3.11地震直後の福島第一サイトの600人の心理 免震重要棟に集まった600人のうち、米原発災害報告書AEC ; Reactor Safety Study, WASH-1400(1975)の内容の苛酷炉心損傷事故の発生過程と影響について理解している人は、一割以下の60人以下と推定され、大部分の人は、これから何が起こるのか、まったく理解できておらず(無知)、もし、知っていたならば、600人も集まらず、東電社員は、逃げれば、政府により、福島第二と柏崎刈羽の閉鎖命令につながるため、立場上、逃げられず

はじめに 3.11地震直後、金曜日午後であったため、東電社員300人と協力会社十数社社員計300人は、いつもの週末が迎えられると期待していたものの、突然、大きな地震が発生し動揺、すぐに津波の襲来が予想されたため、関係者全員に召集がかかり、免震重要棟の二階の縦横50 mくらいの大きな会議室兼対策室に集まり始めたが、その時には、まだ、サイトの送電線(外部電源)は、機能喪失していたものの、各号機の非常用ディーゼル発電機(内部電源、各号機のタービン建屋地下一階に2基、東電編『福島第

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