小出裕章さんは、原子力技術全般を問題視しているため(ウラン濃縮、核技術、被曝、廃棄物、廃棄物垂れ流し、安全性など)、自身の考え方と価値観に合っていない職業に携わり、昼間は原子力研究者、夜は哲学者、毎日、その狭間を行き来すると言う矛盾した生活を41年間も続けてきたのですから、家族を守る生活があるとは言え、さぞかし苦痛を伴う生き方であったと思い、私ならば、自身が完全否定なり、部分否定する分野や自身の考え方や価値観に合わない組織であれば、転職するか、在野で理想の仕事に従事

小出裕章さん(原子核工学専攻、東北大学工学部原子核工学科卒、同大大学院工学研究科修士課程修了)は、京大原子炉実験所に、助手(研究教育職)の職位で入所し、助手のまま(途中、名称変更、助手=助教)、定年まで勤務しましたが、その研究機関には、臨界実験装置KUCA(最大100 W)と研究炉KUR(最大5 MW)が、設置されており、所員と全国の共同利用者は、現場作業も、必然的に、被曝も、さらに、放射性廃棄物も、排気塔から、気体廃棄物も環境放出していますが、小出さんは、原発だけを問題にしているわけではなく、原子力技術全般を問題視しているため(ウラン濃縮、核技術、被曝、廃棄物、廃棄物垂れ流し、安全性など)、自身の考え方と価値観に合っていない職業に携わっており、昼間は原子力研究者、夜は哲学者、毎日、その狭間を行き来すると言う矛盾した生活を41年間も続けてきたのですから、いくら、家族を守る生活があるとは言え、さぞかし苦痛を伴う生き方であったと思い、私ならば、自身が完全否定なり、部分否定する分野や自身の考え方や価値観に合わない組織であれば、生活のためにでも我慢できず、苦痛から逃れるため、転職するか、在野で自身の理想とする仕事に携わり、二枚舌を巧みに使いこなすようなことは、絶対に、しません。

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