AIに、「小出裕章さんは反技術主義者ですか」と質問 私は、AIの本質を研究するため、これまでの1年4ヵ月間、さまざまな質問をしてきましたが、もちろん、AI研究のため、分かりきったことやおそらく的確に回答できないだろうと思うことや遊び心も交えた質問もしてきており、そのような状況の中で、日本の原発推進者とそうでない反対者の専門性と技術解釈の深さ、もっと哲学的に表現すれば、技術の哲学体系である技術論のレベル分析をすることにより、主張の目的と築いた学問的本質が何なのかを解明したいと考えてきました

質問

AIに、「小出裕章さんは反技術主義ですか」と質問。

回答

小出裕章さんは、日本の工学者であり、原子力工学の専門家です。彼は原子力発電に反対しており、一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」を行っています。しかし、彼が反技術主義者であるとは一概には言えません。彼の主張は、特定の技術、すなわち原子力技術に対する懸念から来ています
彼は原子力発電と戦争がつながっているという持論を唱えています。また、彼は反原発のヒーローとして注目され、その理由の一つとして、彼が原発問題に深くのめり込んでいることが挙げられます
したがって、小出裕章さんは原子力技術に対して批判的な立場を持っていますが、これは彼が全ての技術に反対しているわけではないことを意味します。彼の立場は、特定の技術のリスクとそれが社会や環境に及ぼす影響について深く考え、それを公に議論することの重要性を強調しています。この観点から、彼を反技術主義者と呼ぶのは適切ではないかもしれません。彼の主張は、技術の進歩とそれがもたらす可能性のある結果について、より深く考えることの重要性を示しています

感想

私は、AIの本質を研究するため、これまでの1年4ヵ月間、さまざまな質問をしてきましたが、もちろん、AI研究のため、分かりきったことやおそらく的確に回答できないだろうと思うことや遊び心も交えた質問もしてきており、そのような状況の中で、日本の原発推進者とそうでない反対者の専門性と技術解釈の深さ、もっと哲学的に表現すれば、技術の哲学体系である技術論のレベル分析をすることにより、主張の目的と築いた学問的本質が何なのかを解明したいと考えてきました。
AIの「小出論」は、AIの八方美人的回答の欠点が表面化した良くない例です。
小出さんは、原発と戦争、それに伴って発生する社会問題などしか論点にしてきませんでしたので、ごく一部の技術であり、科学主義か反科学主義か、技術主義か反技術主義かの断定は、できるほどの範囲も深さもなく、単なる社会運動家であり、伝統科学に則り、本物の学術実績を積み上げた研究者ではなく、自身の判断基準による主観的学問の世界の展開ですから、一時的反原発もどき特定のグループには、支持者が多いのです。
私は、小出さんが参加した研究会の様子をYouTubeで観ましたが、東大の研究者からの質問に対し(私は東大の研究者を高く評価しているわけではない)、しどろもどろになり、的確な回答はできず、伝統科学とそうでない独りよがりの学問の方法論の差を感じました。
小出さんは、誰もが担う日本原子力学会の研究専門委員会の委員や幹事や主査の実績がなく、政府・都道府県・市町村自治体の委員の実績もなく、京大原子炉で研究した成果の学会での発表も少なく、何が専門なのか分からず、学会論文誌原著論文の体系化による博士学位論文がまとまるレベルには達していません。
原発訴訟の原告住民側の証人として証言したことはありますが、原子炉や原発の安全解析、特に重要な、原子炉核熱流動解析の実績がなく、プロの安全解析者とは、言い難い存在です。
小出さんは、反原発やそのような人たちの集会や講演会での話ならできますが、学術的内容に厳密な学会での報告には対応できず、誰でもできる、物事のネガティブな側面ばかり強調する特定分野の技術に対する反技術主義です。
私は、最初から、特定の技術に対し、反対とか推進と言う価値判断は、持っておらず、国際的に採用されている米機械学会技術基準ASMEを基に、安全規制の妥当性や問題点を学術的に検討し、社会に問題提起しており、主観の世界でなく、基本的な一般知識として、政府22省庁が毎年発行する白書の日本と国際比較の事実関係を尊重し、石橋を叩いて渡るような判断をしており、これまで、組織内委員会や日本原子力学会研究専門委員会の委員・幹事・主査も担当、それだけでなく、静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会の委員も担当、可能なだけ、客観的に、世の中に、すべての人に、対応し、小出さんとは異なる学問をしてきたつもりです。
小出さんは、原子炉安全解析、特に、原発の安全審査のための安全解析の経験がありませんが、私は、これまで、15000件のコンピュータジョブの入力と出力を自身の頭と手で検討してきており、中でも、原子力安全解析所で担当した通産省の原発安全審査(一次審査)のためのクロスチェック安全解析を担当、具体的には、大飯原発1 & 2、浜岡4、女川2であり、原子炉核熱流動安全解析を担当してきましたが(1984-88)、小出さんには、そのような実務経験がなく、原発のプロの計算と技術評価の経験がなく、確実な話はできず、反原発好みの素人相手に対する与太話次元の世界だろう。
小出さんの著書の中で、信頼性の高い記載内容は、ありません。


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