【儀仗隊私的利用】自衛隊は岸家、安倍家の「奉公人」に非ず。


安倍晋三兄弟の国家観がよく分かる話です。権力を私することに疑問を感じないのがこの家の人たちのメンタリティです。


元首相の家族葬に儀仗隊派遣、戦後は安倍氏だけ 実弟・岸防衛相が指示
https://www.tokyo-np.co.jp/article/198630

>7月に行われた安倍晋三元首相の葬儀に陸上自衛隊の儀仗ぎじょう隊が参列したのは、戦後の首相経験者の家族葬では初めてだった。防衛省が本紙の取材に明らかにした。防衛省・自衛隊の弔意表明の一環として、安倍氏の遺族の意向を確認し、防衛相の指示で行ったと説明している。当時の防衛相は安倍氏の実弟の岸信夫氏だった。

>私的な葬儀に儀仗隊が参列した法的根拠について、磯崎仁彦官房副長官は記者会見で「自衛隊の礼式は、防衛省令の定めるところによる」とする自衛隊法6条を挙げた。

>安倍氏の家族葬のように、政府が関与しない首相経験者の私的な葬儀は個別に行われてきたが、儀仗隊参列は「確認できる範囲において、安倍氏以外はない」(同省陸上幕僚監部)という。

>一方、防衛省の前身の防衛庁長官経験者を対象にした家族葬への参列は3例あったという。同省は「元防衛庁長官等の家族葬で、遺族の意向を踏まえ儀仗を実施した」と説明した。首相として自衛隊の最高指揮官の立場を経験した安倍氏についても同じ対応をした。

すべて前例踏襲しろとはいいませんが、これは権力の私物化でしょう。
安倍晋三は防衛大臣だったわけでもない。こんなことで儀仗隊を私物化するべきではありません。
あまりに品性下劣です。

稲田朋美元防衛大臣は、自衛官は自民党に投票しろと呼びかけたことがありますが、自衛隊は自民党の「党の軍隊」という感覚なのでしょう。それでは中共と人民解放軍と同じだということです。民主国家ではありません。

ましてや防衛大臣が「兄貴」の葬式に儀仗隊を派遣です。
公私混同も甚だしい。まともな政治家であれば他人から勧められても断る話です。総理大臣は自衛隊の最高指揮官とはいえ、私人として行う葬式に儀仗隊はないでしょう。アフリカの最貧国の独裁国家じゃあるまいし。

ましてや、日本人は未来永劫韓国人に隷属しろ、日本人からはいくら収奪してもいいのだ、さらには天皇陛下に土下座させると公言して憚らない韓国カルト教団の広告塔となった人文物です。

つまり総理大臣にもかかわらず、国益を害する団体の走狗となった人物です。その人物が一応は「前総理大臣」としての公的な葬儀であればともかく、私的な葬儀に儀仗隊を私的利用することは、自衛隊の士気も下げるでしょう。


自衛官も主義主張は各々でしょうが、国を守る組織の人間が、かつての「最高指揮官」とはいえ、我が国の象徴である天皇陛下に土下座しろ、日本人を洗脳して有り金を巻き上げて本国に送金して国と日本人の国益を損なう団体と昵懇の人物の葬式で、使用人あるいは奉公人同様に便利に使われて面白いと思うでしょうか。

こういう「最高指揮官」に命じられて有事に命を賭けて命令を遂行しようと思う隊員がどれだけいるでしょうか。
ぼくはもし自分に子供がいたら絶対自衛隊には入れません。

率直に申し上げれば統一教会は日本国の敵であり、自衛官が国家の「敵」の手先に協力させられるというのは大変な屈辱ではないでしょうか。

そしてそのような岸大臣の決定を内局や自民党が止めなかったというのも病の深さを物語っています。
まともな常識があれば岸大臣を諫めるはずです。それが彼らの職務でしょう。それをやらなかったのは、職務義務や正義よりも、権力者に唯々諾々と従って保身することを選んだということです、そして、その結果がどうなるかという想像力がないということです。

こういう組織が戦争を戦い、戦争を指導できるのか甚だ疑問であります。


■本日の市ヶ谷の噂■
陸幕は弾薬を増やせ、弾薬庫を増やせと主張するも、未だにこの先使用する予定も全くない、M20改4型バズーカ、無反動砲用の107ミリ砲弾、203ミリ榴弾砲弾などの旧式弾薬を山のように保有して廃棄は遅々として進まず。要求するより、これらを先に廃棄しろと内外から批判、との噂。


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