日本の防衛装備品が世界で売れないのは自民の国防部会が無能だから


売れない日本の防衛装備品 輸出促進、利益率向上に課題
編集委員 坂本 英二

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD143U40U2A111C2000000/

>安倍政権が「防衛装備移転三原則」を決めたのが2014年4月。武器輸出を原則禁じてきたルールを改め、日本の安全保障に資する場合の海外移転や国際共同開発に道を開いた。しかし政府や防衛産業が当初、期待したような成果はこれまで上がっていない。

>なぜ日本の装備品はこうも売れないのか。大手メーカーに聞き取り調査した経験もある自民党の松川るい元防衛政務官の評価は明確だ。「少量生産で価格が高く、海外に輸出することを前提にした生産体制ができていない。自衛隊用をダウングレードして売れるようにしないと。防衛装備移転三原則の手かせ足かせがたくさんあり、見本品すら簡単に渡せない。政府にも前面に立って企業を支える体制がない」

元防衛政務官のセンセイですら。これです。ダウングレード(笑
そもそも自衛隊の国産装備は能力が低いわけです。その議員はしらない。

そしてその低性能、高価格のクズを「有り難くも、門外不出の高性能兵器を売ってやる」という態度ですから売れるわけがないでしょう。

横着して防衛省、自衛隊、国内メーカーのウリナラファンタジーと泣き言しか聞いていないから現実が見えてない。せめて商社から本音を聞きましょうや。国内で一番情報をもっているのは彼らです。

実戦の経験もなく、諸外国の動向に無関心で組織防衛が唯一の組織が指導して、まともな装備ができるはずもない。
30年掛けて戦車や小銃買っているような組織にまともな調達能力や軍事の常識があるはずがないでしょう。

潜水艦にしても通常動力では世界最高!とか海自は言っていますが、言っているのは海自だけです。諜報機関もない「軍隊もどき」が一体何の根拠で言っているか。世界の軍隊みていりゃ、そういう疑問は湧くはずです。実際に過去に海自の掃海能力は世界一!と威張って湾岸戦争の後始末に派遣したら、他国が先進的で驚愕した、という事実があります。

潜水艦もドンガラとその鋼材はいいでしょう。ですがソナーとか、武装とかシステムとしてはどうなのよ、と考えてみれば米英から見れば随分劣っていいる、特にソフトウェアではそうです。その現実を見ずに「無敵皇軍」だとはしゃいでいるのが自民党国防部会のセンセイ方です。80年前の軍国少年と変わらない。

海外に足を運ぶこともなく、外国の専門誌を読むわけでもなく、金を払って外国のアナリストやコンサルタントに話を聞くわけでもなく、井戸の中のカエル同士で褒めあったり、嘆いたりしても何の解決策にもなりません。

誤った情報を元にした決断が正しい結果になるわけがない。

率直に申し上げて、装備開発、調達、防衛産業の当事者能力のなさ、凋落の原因は自民党国防部会の無能にあります。
そして彼らは自分たちの無能、無見識の自覚がない。
防衛産業振興をしたいなら自らの不明を恥じて、キチンと勉強すべきです。


■本日の市ヶ谷の噂■
名古屋の小牧基地に所在する航空機動衛生隊は本来海外での負傷隊員を帰国させたり、災害時の患者を被災地外に搬送するための医療チームだったが、全く想定外の臓器移植患者タクシーとなっている。国情を考えればメディバックヘリの方が小回りが利いて効率的だったが、米軍かぶれで軍事医療を知らない元山田空将(現神奈川県顧問)と政治家の思いつきで作った無駄な組織、との噂。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?