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【ソシガヤ格闘記・第2朝】とにかく熱がすごかったから冷ましたくない。

こんにちは。初めまして。
慶應義塾大学メディアデザイン研究科修士2年、
休学中の吉田凌太(よしだりょうた)です。

昨日は初夜にしていたけど、自分が夜弱くて、寝落ちしてしまうのも
頻繁になるので、ネーミングは微妙だが朝にすることにした。

ワールドカフェ形式

ああ、とりあえず初回の会議が終了した。
緊張すると思ったけど、別にそこまでだった。
昂る気持ちが強すぎて前に立った時に何をいったのか覚えてないけど、
結構生意気なことを、生意気な格好して言っていたのかもしれない。
写真撮影でも区長より区長のポジションを陣取ってしまったことは少し反省しながらも、それくらいの生意気さが逆に大事かなと開き直っている。

昨日は寒い中、かつ夜遅い時間に、20代から80代まで30名もの方に来ていただいた。当初目標参加者は15名程度だったこともあり、想定以上の人数でびっくりした。どの参加者の方もすでに面白いことをされてる方ばかりで、活動内容を話すだけで回が終わってしまいそうな勢いだった。

全体を通して「今回はとりあえず楽しんでもらうこと」に主眼を置いた。
結局人が一番能力を発揮できるのは目が輝いている時。
赤ちゃんとか子どもの頃ってなんかしら目的とか理由を考えずに、ただひたすら楽しく過ごしていた気がする。それが徐々に世の中の意味を知り、経験に基づく理性があたかも上手くいっているような感覚を得ると、どうしてもそっちベースの思考が増えてしまう。

そんな時だからこそ、もっと直感やパトスを大切に、ゲノムレベルで興奮する何かが必要だと思う。

回が始まると、やはり職種や職業に関連した話が多く出てきていた。仕方ないし、その人の思考をいきなり切り替えるのは至極難しい。「他の事例では、、。」「今の自分が対応しているお客さんは、、」「区として、、」とか。一見自分の意見を言っているようで、法人格、もしくは組織の一員としての意見を述べてしまうことがやはり多いなと印象を受けた。

もちろんそれが決して悪いわけではない。一人の個人がそこまで没入して、
法人の人格を代替し、そのスタンスから述べているのは、ある意味その人らしさなのかもしれない。ただ、もう少しその部分を切り離して、本質的な個人を明るみに出していければと思った。

これは一瞬で変わるものではないし、絶え間なくコミュニケーションを取る中で、その人の信頼やその人らしさ、ある意味弱さや脆弱性を引き出すプロセスがあってこそ初めて成り立つものであると感じている。

ただこれも話を進める中で徐々に変容していった。最初硬かった表情も、徐々に議論の中に笑顔が溢れ、議論ではなくやり取りになっていた(ように感じた)。くらだらないアイデアや馬鹿げたアイデアこそ希少で、そういうアイデアが緊張感を打ち破ってくれる。他のチームの笑い声が部屋に反響していたこともあり、全体も徐々に柔和な雰囲気に包まれていた。

そんなこんなで、模造紙5枚分のアイデアが出てきた。
2時間があっという間過ぎた。この熱を冷まさずに次の手を打ちたい。

事前に想定したもの以外にも結構馬鹿げたアイデアが出たので、このうちいくつかを皆さんをプレイヤーとして還元し、ここから少しずつ持続的に進めていけたらと思う。色々と思うことはあったが、記事の一つのネタとしてあたためておこう。

とりあえずまだ旅は始まったばかり。
ここからこの先どうなるかはわからないけど、僕は歩き続ける。
祖師谷の仲間と共に。


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