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否定されたと感じてしまう?

人は、相手の一言で、否定されたと感じて、不快感を感じ
イラッとしてしまうことがある。

ちょうど先日、僕の知り合いが
自分の先輩から痛いところをつかれて
反撃していたのを目撃したのだ。

男女関係
夫婦関係
職場の同僚や
先輩後輩
上司と部下
師匠と弟子
先生と生徒

などの関係で、よく起きるのではないだろうか?

僕も、最近でこそ減ってきたが
まだ、たまに、人に言われてイラっとすることもあるし
言われなようにしようと、一生懸命になってるときもあるので
自戒の意味も込めてこの記事を書いている。

相手も否定するつもりで言っているときもあるだろう

が、実は大半、

「思ったこと言ってるだけ」だったりするのだ

ただ、それはわかっているが
もうちょっと言い方あるだろう!!

って思うときもあるんだが

その思ったことが、図星(急所)であることが大半なのだ。

素直に受け入れればいいのだが
受け入れられないことの方が多いのではないだろうか?

なぜか?
それは、その図星に対して、自分自身が「否定的な感情を持っている」のだ
そして、相手は否定してるつもりがないので、素直に伝える

相手も、否定のつもりで言っていたら、言ってこないことのほうが多い
友好的な関係であれば、余計に言わないだろう

でも、友好的な関係なのに言ってきた場合は、
思ったことをそのまま言っただけなのだ

とにかく気づかないといけないポイントは

その図星だったことに対して
自分自身が「否定的な感情をもっている」ということ

たとえば、仕事をしていて
部下から

「そんな事も知らないんですね?」

と、言われたとする

あなたはどう感じるだろうか?

馬鹿にされたと感じる人は、結構いるんじゃないだろうか?

ただ、このとき

事実として、そのことを知らなかった

素直な相手なら、そんな事も知らないんですね
と、思って、言っただけで、馬鹿にしようなどと意図はないのだ

ただ、なぜバカにされたと感じてしまうのか?

一つは、

過去に自分が、知らない人のことを馬鹿にした経験があるから

もう一つは
知らない人のことを馬鹿だと思っている
知っていることが善で◯で当たり前で
知らないことは悪で✕で駄目なことだと思っている
上司は、部下よりも知っていないといけない、部下に指摘されてはいけない
上司は、部下よりも優秀でなければいけない
私は、誰よりも優秀で、常に勝っていないといけない、負けてはいけない
負け=ダメなやつ
など

いわゆる
知ってる=◯
知らない=✕

という、二元論的ジャッジメントが
無意識に、自分の頭の中で行われているのだ

ということは

相手が馬鹿にしているかどうかは置いといて
そもそも、本当に馬鹿にしてるかどうかはわからない

ただ、事実なのは、
自分が自分のことを否定しているのは間違いないのだ

自分の中に、

知らない+部下に指摘される=駄目なこと

の方程式があるからこそ
言われたときにイラッとするだけであって

その方程式がない人は、

気づかせてくれてありがとう~
教えてくれてありがとう~
あなたにはそう見えるんだね~

くらいのことでしかないのだ

イラッとしてしまう自分
素直に受け止めれる自分

どちらの自分が望ましいのか?

前者でいいなら
何も変える必要はない
そのままの、自分の正しさという方程式を
大事に持ち続ければいいのだ。

後者がいいなら
まずは、自分の中に
どのような
「正しさという方程式」があるのかを知る必要があるだろう

見つけたら、その方程式を
のぞみの答えになる公式に変えればいいだけだ

知らない=駄目なこと

ではなく

知らない=新しいことが知れるいい機会

すると

知らない+〇〇に指摘される
 =駄目なこと、カッコ悪いこと、プライドを傷つけられること
 =カッコ悪い俺

ではなく

知らない+〇〇に指摘される
 =新しいことに気づけて、良い仲間に恵まれている証拠、どんな相手からも学べる自分である証
 =カッコいい俺

という公式に変わるのだ

すると、どんな意見でも素直に受け入れられる自分になり
人との関わりを、無意識に恐れたり、
いちいち自分や他人を否定しなくて済む様になるのではないでしょうか?

自分が否定されたと感じるときは
自分の素直さを高めるチャンスかも知れません

相手の中にではなく、
自分の中で、何を否定しているのかを見つけてみてください。

今日もあなたの中に
あたたかな気づきが訪れますように♪


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