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夏休みに転職を考えた人に伝えたいたった1つのこと

私は普段大手人材会社で勤務をしており、人材採用を通して企業の事業や組織・採用課題の解決をしています。

日頃の業務を通して感じたこと・考えたことを言語化し、同じようなことを考えている人に少しでも気づきを与えることができればいいなと思い今日からnoteを始めました。

『本日は夏休みに転職を考えた方に伝えたいたった1つのこと』です。

本日で夏休みが終わり、明日から仕事始めの方も多いのではないでしょうか。帰省のタイミングで友人や先輩後輩と会う機会も多くなり、お互い仕事の話をすることも増えてくるかと思います。そんな時に隣の芝が青く見え、転職を考えたりしませんでしたか?

なんと3人に1人がこの夏休みに転職を検討しています。検討の理由としては、以下の順で多いです。

1.給与が安い  2.上司が理不尽  3.不当な評価

しかし、このように考える人は転職をお勧めできませんし、なかなかできないと思います。なぜなら、転職の理由が他責(周りの環境や人のせいにすること)だからです。私は企業の採用責任者と日頃お話しをさせていただいていますが、上記のような転職理由を話す人は『仕事で成果が出ない人』と見られることが多く、私の経験からしても転職した次の職場でも同じような理由で行き詰まることが多いです。

そんな人に伝えたいこと、

それは『自分のできるを見直す』ことです。

あなたは、3年前の自分、昨年の自分と比較してどう成長したか、何ができるようになったかすぐに答えられますか?

答えられない人は会社から与えられたノルマや目標の達成に向けて日々頑張っている人が多いかと思います。そんな人には、目標を達成することで何を得る(成長する)ことができるか是非考えてほしいです。

考え方としては、

①自分と比べる  ②周りと比べる   

①自分と比べる

自身のキャリアでやりたいことの為にどんな能力が必要か考えましょう。その上で、普段の仕事や与えられた目標を達成することで、どんな力がつくのか意識してください。そうすることで、周りと比べて優劣を考えることもなくなりますし、きっと仕事が楽しくなると思います。そして、毎年この習慣を続けていけば、きっと良いキャリアを築けるはずです。

注意点としては、自分が成長していると同時に周りも成長していることを理解することです。また、自分の変わったは、周りからするとそこまで変わってないことも多々あります。自分を客観視できれば問題ないですが、なかなか難しいです。

②周りと比べる

自分のことは周りの方がよく見えていることが多いです。ですので、日頃仕事をしている上司(リーダーやマネジャー)になぜ自分はこの評価なのか聞いてみましょう。ポイントは、上司が何を期待しているか定量と定性で聞くことです。これが分かれば、なぜこのような評価なのか、また出世をしている同年代との差が明確になります。

①自分と比べる  ②周りと比べる  ことが正しくできれば、きっと1.給与が安い  2.上司が理不尽  3.不当な評価のような理由で転職を考えることはなくなるでしょう。

できることを増やして、不満ではなく、次のできるを伸ばす・広げる為に転職を考えましょう。

次回は、『自分のやりたいことを明確にする方法』について書こうと思います。

明日からの仕事が楽しくなりますように。

※コメントや記事にしてほしい内容など、ご意見・ご感想をたくさんいただけると嬉しいです。














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