氣づきの国語辞典「ヘレ」編
牛や豚の大腰筋の部分。
骨盤の内側にあって、運動量が少ないために
柔らかく、脂肪がほとんどない赤身肉である。
フランス語のfiretからきており、ヒレとなり、
特に関西ではヘレと呼ぶ。
英語ではテンダーロインという。
ヘレのど真ん中の部分をシャトーブリアンという
が、フランスの政治家だったシャトーブリアンが
愛した部位だからという説と牧畜と精肉で有名な
シャトーブリアンという都市から名付けられたと
いう2つの説がある。
フィレからヒレを経てヘレへ。
フランスから始まった名前の旅。
聞き間違いや言いにくさをうまく変えていく
日本語ってやっぱすごい。
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