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氣づきの国語辞典「マキ」編

薪→ 「並び生えた草」の象形と「刃物の象形と

木の象形と斧の象形」(「木を切ってたきぎにす

る」の意味)から、「たきぎ・まき(燃料にする細

い枝や割り木)」、「木を切る」を意味する

「薪」という漢字ができた。「新」は「たきぎ・

まき」の原字だったが、「あたらしい」の意味で

用いられるようになったため、「艸」を付けて

区別した。

牧→ 。「角のある牛」の象形と「ボクッという音

を表す擬声語・右手の象形」(「手でボクッと打

つ」意味)から「牛を飼う人」を意味する「牧」

という漢字ができた。

巻→ 「分散しかけたもの」の象形と「両手」の象

形(「両手で持つ」の意味)と「ひざを曲げている

人」の象形から、「まるくまく」、「たばねる」

を意味する「巻」という漢字ができた。

※「巻」は「卷」の略字。

河内国一之宮である東大阪市にある枚岡神社。

神氣に満ち満ちた聖地。

御祭神は天児屋根命(あめのこやねのみこと)。

天照大御神が天岩戸隠れのときに美しい祝詞を

奏上し、天岩戸から連れ戻すことに成功した

神様で、ここから言霊の神様となった。

「日本書紀」神代巻に「中臣の上祖(とおつお

や)」「神事をつかさどる宗源者なり」と記さ

れるなど、古代の河内大国に根拠を持ち、大和朝

廷の祭祀を司った中臣氏の祖神である比売御神

(ひめみかみ)はその后神。

経津主命(ふつぬしのみこと)・武甕槌命(たけみか

づちのみこと)は、香取・鹿島の神で、ともに中

臣氏との縁深い神として知られている。

枚岡神社の創祀は、皇紀前まで遡り、初代天皇の

神武天皇が大和の地で即位される3年前と伝えら

れている。

神武御東征の砌、神武天皇の勅命を奉じて、天種

子命(あめのたねこのみこと)が平国(くにむけ)

(国土平定)を祈願するため天児屋根命・比売御

神の二神を、霊地神津嶽(かみつだけ)に一大磐境

を設け祀られたのが創祀とされる。

やまとことばで「ひ」は神様の御霊(みたま)、

「ら」は沢山、一杯という意味があり、ひらおか

は神様の御霊が一杯の「神氣」満ち満ちた神社と

いう意味がある。

ことだまのせんせいとして、また氣づきのがっこ

う。として縁を感じずにはいられないと参拝を

してきた。すごくおすすめの神社です!

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