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初心者でも育てやすい!おすすめの観葉植物を目的・サイズ別に紹介!

みなさん観葉植物を育てていますか?
今のご時世、自宅にいる時間が増えたことで癒しを求めて観葉植物を育てるようになった人も多いのではないでしょうか?

かくいう私もそのなかのひとり。
元々観葉植物を育てていましたが、最近さらに家が植物園化しつつあります(笑)

今回の記事では初心者さんでも育てやすいおすすめの観葉植物とともに、植物を元気に育てるコツやおすすめのグッズをご紹介します。

初心者でも育てやすい観葉植物はどんな種類?

観葉植物を育てたい!と思っても、どういった基準で選べば良いか分からない...。
という方もいるのではないでしょうか。

初心者さんでも育てやすい観葉植物のポイントをざっくりいうと以下の3つです。
・耐乾性がある(水やりが少なくても育つ)
・耐陰性がある(日当たりが悪い室内でも育つ)
・耐寒性がある(四季の変化に強い)

これらの基準をベースに、形状やサイズが好みのものを選ぶと育てやすいですよ。
ここからは、サイズ別に初心者さんにも育てやすいおすすめの観葉植物をご紹介します。

【中型〜大型の木】室内で育てやすい観葉植物おすすめ2選

中型〜大型の観葉植物はシンボルツリーとして玄関やリビングに置くと、空間を一気に明るく見せてくれます。
風水的にも良い効果があるので、ぜひ取り入れたいところ。
自宅の日照条件を加味した上で適切な植物をセレクトしてくださいね。

【生命力が強く育てやすい】パキラ

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パキラは生命力が強く丈夫なので、初心者さんも育てやすい観葉植物です。
耐陰性があるので蛍光灯の光だけでも丈夫に育ちますが、日当たりの良い明るい場所で育てることで、幹が太くたくましく育ちます。
大きく育ちすぎた場合や、葉が出過ぎて風通しが悪くなった場合は剪定をしましょう。
生命力が強いので、どこから切ってもすぐに新しい芽が出てきます。
パキラは生命力が強く、かつ手入れも楽なので初めて観葉植物を育てる人におすすめですよ。

パキラ

【枯らす方が難しい??】シェフレラ(カポック)

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シェフレラは枯らす方が難しいと言われるほど非常に丈夫で生命力が強い観葉植物です。
昔からカポックの名で親しまれてきましたが、最近はシェフレラの名で流通することが多いようです。
シェフレラは中国や台湾が原産地なので、比較的日本の気候にも合い、耐乾性、耐陰性、耐寒性があるので、日が当たりにくい場所でもしっかり育ちます。
0℃までの寒さに耐えられるので、室外でも育てるのは可能ですが、霜や雪に当らるとさすがに枯れてしまいますので、冬場は室内で育てましょう。
シェフレラは成長が早いので、必要に応じて枝や葉を剪定して整えましょう。

カポック

【中型】室内で育てやすい観葉植物おすすめ2選

中型の観葉植物はそのまま置いても可愛いですが、チェアーの上に置いたり、ウッドスタンドに乗せたりするとインテリアと馴染んでとても可愛いです^^中型の観葉植物のなかでも特に育てやすい植物をご紹介します。

【エキゾチックな見た目が人気】ストレリチア

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ストレリチアは、南アフリカを原産とするゴクラクチョウ科の植物です。
大きな葉がエキゾチックな雰囲気で、インテリアとしてもぴったり。
上手に育てれば、南国のように鮮やかな色彩の花を咲かせることもあります。
ストレリチアは根に水を貯蓄できる性質があるので、乾燥に強く、少し水やりを忘れたぐらいでは枯れることはありません。
ただし、乾燥状態が続くとハダニがつきやすくなるので、ハダニ防除のためにも、定期的に葉水を与えるようにしましょう。

オーガスター

【耐陰性・耐乾性に強い】モンステラ

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モンステラはアメリカの熱帯地域原産の着生植物で40種類以上の種があります。
暑さに強く、ある程度の耐陰性があるので育てやすい観葉植物ですが、より元気で見栄えよく育てるためには、柔らかい光がよく当たる風通しの良い場所に置くことをおすすめします。
冬になると、モンステラの生長速度や活動が鈍って休眠期に入ります。根から水を吸い上げる力も弱くなるため、冬はかなり乾燥気味に管理することが大切です。
むしろ断水することによって寒さにも強くなるので、この時期は水やりをかなり控えめにすることを意識しましょう。

モンステラ


【小型・卓上サイズ】部屋で育てやすい人気の観葉植物3選

ここからはテーブルに置くのにちょうど良い小型サイズの観葉植物をご紹介します。
デスクの脇に置くことで、PCや手仕事に疲れた目を癒してくれる効果も期待できます。一人暮らしやあまり広くない部屋でも、十分に置けるのでぜひお気に入りの植物を見つけてくださいね。


【卓上・ハンギングなど飾り方を楽しめる】ポトス

ポトス

ポトスは生命力が強いサトイモ科のつる植物。つるが伸びてきたら切って土や水に挿しておくだけでどんどん成長し、簡単に増やすことができます。
ポトスは耐陰性はありますが、暗い場所で育てると茎が間延びし、少し不恰好になる場合も。できれば、直射日光が当たらない明るい室内に置くと良いでしょう。
また、ポトスは種類が豊富で、黄色い斑入りのゴールデン、耐陰性があるパーフェクトグリーン、コンパクトで生長がゆっくりなエンジョイなど色々な品種があります。手入れに手間をあまりかけたくない人は、生育がゆっくりなエンジョイがおすすめです。
ポトスはつる性の植物なので、ハンギングして垂らしたり、垂直のタワー仕立てにしたりとさまざまな飾り方が楽しめます。

ポトス

【神秘的な魅力がある】ガジュマル

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ガジュマルは日本やインド、オーストラリアに生息する常緑樹です。
沖縄地方では「キジムナー」と呼ばれ、精霊が宿るといわれている神秘的な木。
熱帯から亜熱帯地方に分布する常緑高木なので暖かくて日光のある場所を好みます。ガジュマルの生命力は観葉植物の中でもとても強く、木の根はコンクリートを突き破るくらい強い生命力を持っています。
日光にあてること、水のやり方にさえ気を配れば基本的にとても育てやすい観葉植物です。

カジャマル

絶対枯らさない!観葉植物育て方のポイント

今回ご紹介した観葉植物はどれも、耐寒性・耐乾性・耐陰性に優れているので、手入れが楽でとても育てやすい植物です。
基本的なことをしっかり意識すれば、枯れてしまうことはほぼありません(細かくいうと植え替えや肥料などありますが今回は割愛)
ここからは、観葉植物を育てる上で絶対に気を付けるべきポイントをご紹介します。

水やりの注意点とポイント

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【土がしっかり乾燥してからたっぷりあげる】
植物の成長には水と酸素(空気)が必要です。水をあげすぎると土に酸素(空気)が行き渡らなくなり根腐れの原因になります。酸素(空気)が鉢内に行き渡るよう土がしっかり乾いてから、鉢底から水が出るまでお水をあげましょう。
水の量をしっかりあげることで、酸素(空気)の循環を良くし、鉢底にある古い水分を外に排出することができます。
水をあげていたのに枯れてしまった... 。という人は【あげすぎ】もしくは【一回の量が足りない】のどちらかです。
春や夏は土が乾燥したら。冬は土が乾燥してから2〜3日空けてからあげるぐらいがちょうど良いでしょう。植物によっては土が乾燥してから1週間程度おいても◎です。なお、水は冬場の真水ではなく常温を与えてくださいね。

【水は午前中にあげる】
植物は日の光を浴びることで光合成をして葉の気孔から水分を出します。
光合成をする日中に水分がないと、熱を蒸発できず枯れる原因になることも。
ただし、気温が高い夏場に水分をあげると一気に鉢内の気温が上昇し根っこが痛む原因になります。
室内で育てている観葉植物は季節問わず午前中で良いですが、屋外で育てている植物は、夏場のうちは気温が下がった夕方ごろに水やりをすると良いでしょう。


【葉水をしっかりやる】
観葉植物が病気になる原因の害虫は、乾燥した環境を好みます。
耐乾性があるからといって、植物を乾燥状態にするとハダニのような害虫が増殖する原因となるので注意が必要です。
定期的に葉水をして葉の潤いを保つことで、虫や病気への対策はもちろん、虫そのものを洗い流すことができるため、植物を健康な状態に保つことができます。

植物に合った適切な場所に置く

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【風通しが良い場所に置く】
観葉植物にとって光や水が大切なことは良く知られていますが、「風通し」もとても重要です。空気を動かすことで植物の光合成が活性化し植物も活き活きします。密封された部屋に置いてある植物は、葉が黄色くなり病気になってしまったり、土からカビやキノコが生えてきたりすることも。
土の中で菌が繁殖すると病気やカビの原因になるので、なるべく風通しが良い場所に置くのがおすすめです。
部屋自体の風通しが悪い場合は、水をあげる時だけでも風通しが良い場所であげるようにしましょう。風通しが悪い場所だと湿った土がなかなか乾かず根腐れしてしまう可能性があります。水やりをしたら、土が乾くように風通しを良くしてくださいね。窓が少ない部屋であればサーキュレーターなどで空気を動かすのもおすすめです。

【直接エアコンが当たらない場所】
エアコンのある部屋でも観葉植物は育ちますが、エアコンの風は直接当てない方が良いです。エアコンの風を観葉植物に直接当ててしまうと、 乾燥を招いてしまい、葉が傷んでしまったり、水分不足になって病気になってしまったりする可能性があります。
エアコンのある部屋に置く場合は、エアコンの風が直接当たらないよう、エアコンから少し距離がある場所に置くようにしましょう。

【直射日光が当たらない場所】
植物は光合成をするので日の光を好みますが、光が強すぎると葉焼けが起きて痛む原因になります。
理想は南向きのレースカーテン越しの明るさです。部屋の日当たりが悪い人は、たまに明るいところに移動して光の貯金をしてあげると良いですよ。


観葉植物を育てるのにおすすめのアイテム

観葉植物を育てる上で、持っておくと便利!!というアイテムをご紹介します。
どれも愛用品なので、推せるアイテムばかりです。

サスティー(水やりチェッカー)

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水やりに自信がない人におすすめなのがこちらのアイテム。
土にさしておくだけで、お水のあげ時が分かります。
※土に水がある状態(青)→土が乾燥した状態(白)
植物を枯らしてしまう一番の原因は【お水のあげすぎ】なので、過去枯らしてしまったことがある人は、こちらを使って再チャレンジしてみてください!

植物用活力剤(メネデール)

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正しい育て方をしているはずなのに、植物に元気がなくなってしまった場合は、植物用の「活力剤」がおすすめです。
活力剤は肥料と異なるので、根腐れの心配なく使い勝手が良いのが特徴です。
メネデール100倍液で水やりをし、週に1度程度のペースで3~4回与えると、植物が元気を取り戻すので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに肥料は植物の成長を促すものなので、植物に体力がない(弱っている)時期に与えてしまうと、植物に負担をかけてしまうので注意してください。

活力剤の中でもメネデールは、植物が元気がない時はもちろん、植え替えのタイミングや葉が変色してしまった時、切れ花や水耕栽培をする時などにも使えるので、一本持っているととても役立ちます。


BotaNice(小バエ退治スプレー)

以前購入した木にコバエがいたようで数週間コバエに悩まされてたのですが、試しに購入したこちらのスプレーで即解決。
ワンプッシュしただけで、あれだけ元気に飛び回っていたコバエがいなくなりました。効果が絶大すぎて成分を疑ったぐらい。
コバエに悩まれている人がいたらぜひ使ってみてください。
ちなみに土自体にコバエがいる場合は、土を入れ替えた方が良いですよ。


アイビルエアリーミスト(300ml/160ml)

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葉水用におすすめしたいのが、こちらのミストスプレー。
今までペットボトルにつなぐタイプのミストスプレーを使用していましたが、ミストの粒子の細かさが段違い。
細かい粒子のミストはすぐに蒸散するため、床濡れが全く気になりません。(最初ほんとうに感動しました)葉水は毎日あげるものなので、掃除の負担がないアイテムを選ぶのがおすすめです。


剪定用はさみ

伸びてきた葉の剪定用におすすめしたいのがこちらの園芸用はさみ。
刃がセラミックなので、お手入れが楽ちんなのと、切れ味抜群なので太い幹も楽にカットできます。
あとは、なんといってもデザインが好み。普段売り切れていることも多く1ヶ月待ってゲットしました。


いかがでしたでしょうか?
観葉植物は、育てやすい品種を選び、正しい水やり+置き場さえ守れば、誰でも元気に育てることができます。
観葉植物を育てたいけれど、うまく育てられるか心配...。
という方は、ぜひこの機会にチャレンジしてみてくださいね。

ちなみに観葉植物は、店舗ではなくネットで購入することが多いです。(日照条件があまり良くない店舗より、信頼できる生産者の方から購入する方が元気な子に出会えるので...)

おすすめのお店については楽天ROOMにまとめているのでぜひチェックしてみてください^^



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