Koji Maeda

千葉市の会社員。ジェフ千葉 千葉ロッテ 競馬 一口馬主(ノルマンディー、ワラウカド)

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AIで馬体診断してみた(結果編)

表題の通り、AIで競走馬の馬体診断をしてみた話をする。もう少し詳しく言うと、ディープラーニングによる画像分類で1歳馬の立ち姿写真から競走馬として活躍できるかどうかを判定できるものなのか試してみたというもの。最初の記事が結果編というのもおかしな話だが、半信半疑のままにやってみた結果を集計してみたら、思いのほか良い結果が出て驚いたというのがこのタイミングで文章にまとめてみようと思った動機である。 上の写真は社台SSで一般公開されていたディープインパクト(2014/10/10撮影)

    • AI馬体診断 2024-25年度POG

      昨年はPOG用の2歳時の写真によるAI馬体診断の結果を公表していなかったが、今年の3歳馬の集計結果を見てもやはり1歳時写真よりも2歳時のもののほうが精度が高いということが分かったので、今年は再び公開してみることにする。 AI馬体診断の写真は、以下のものを使用した。 1) 海外含めたトレーニングセール上場時のもの 2) 一口クラブの追加募集(2歳時)のもの 3) 一口クラブのHPにある近況写真のもの 4) POG用として各媒体などで公表されているもの 2歳トレーニングセール

      • AI馬体診断 結果集計(2024年版)

        例年のように、AI(ディープラーニング)による画像分類での競走馬の馬体診断について、今年の結果を以下の通りまとめた。前年までと同様に、4月末までの競走成績を反映したデータを使って集計している。 2021年から昨年の同時点での集計結果は以下のリンクの通りである。 2023年の集計:AI馬体診断 2018-2020年産駒 結果集計 2022年の集計:AI馬体診断 2018&2019年産駒 結果集計 2021年の集計:AIで馬体診断してみた(結果編) 2018年産駒(6歳馬)に

        • ロードサラブレッドオーナーズ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断もいよいよ最後、通算第22弾としてロードサラブレッドオーナーズの募集馬の診断結果を公開する。 全34頭の募集で平均スコアは0.26と、社台系以外のクラブとしてはほぼ平均的な評価となっている。 性別によって平均スコアに差が出ていて、牡馬平均スコアが0.33で牝馬平均が0.15と、かなり差が出ている。一方で募集金額にはあまり相関がないようで、診断スコアで0.80以上の高評価となった4頭は、いずれも募集金額は2000万円から3000

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        AIで馬体診断してみた(結果編)

          ノルマンディーオーナーズクラブ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          (2023/12/16: 2次募集の18頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第21弾として、ノルマンディーオーナーズクラブの募集馬の診断結果を公開する。 地方所属馬1頭を含めて全32頭の募集で平均スコアは0.28と、日高系クラブとしてはほぼ平均的な評価となっている。 性別や所属によって平均スコアにあまり差がなく、牡馬平均スコアが0.25で牝馬平均が0.32、また関東入厩予定馬の平均が0.28で関西が0.29と、あまり差が見

          ノルマンディーオーナーズクラブ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          サラブレッドクラブライオン2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第20弾として、サラブレッドクラブライオンの募集馬の診断結果を公開する。 全20頭の募集で平均スコアは0.28と、日高系クラブとしてはほぼ平均的な評価となっている。 TCライオンの募集番号は募集金額の高い順に並んでいるので診断スコアと募集金額の比較がしやすいが、募集額上位10頭の平均スコアが0.36、下位10頭が0.19なので、平均的に見ると高額馬のほうが高評価となっていると言える。また、牡馬と牝馬で分けてみると、牡馬平均ス

          サラブレッドクラブライオン2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          京都サラブレッドクラブ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第19弾として、京都サラブレッドクラブの募集馬の診断結果を公開する。 全25頭の募集で平均スコアは0.16と非常に低い。DMMバヌーシー・ワラウカドと並んで最低スコアタイを記録した。 特に牝馬では評価の振れ幅が非常に大きく、全体の中で診断スコア上位2頭はいずれも牝馬ながら、それ以外の牝馬9頭はスコア0.04以下という極端な結果が出ている。京サラの募集番号は牡馬/牝馬の区分と入厩予定先の西/東の区分の中で金額の高い順に並んでい

          京都サラブレッドクラブ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          ワラウカド2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第18弾として、ワラウカドの募集馬の診断結果を公開する。自分が入会しているクラブなので、この診断結果を参考にどの馬に出資しようかと気合が高まるところだ。 地方入厩馬を含めて全8頭の募集で平均スコアは0.16と非常に低い。DMMバヌーシーと並んで最低スコアタイを記録した。これはいただけない。 募集番号が金額の高い順に並んでいるので募集金額とスコアとの相関が見やすいのだが、総額7000万円で今年のエース格であるファハンミューラの

          ワラウカド2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          インゼルサラブレッドクラブ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第17弾として、インゼルサラブレッドクラブの募集馬の診断結果を公開する。 全20頭の募集で平均スコアは0.34と、社台・ノーザン系以外のクラブの中では上位に入る診断結果であり、ノーザン系と比較しても今年はキャロット、シルクよりも平均が高い結果となっている。 募集金額とスコアとの相関を見ると、なんと募集総額上位2頭(ダストアンドダイヤモンズの22、プリュスの22)がそのまま診断スコア上位2頭となっている。さらに、募集額3番目の

          インゼルサラブレッドクラブ2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          キャロットクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第16弾として、キャロットクラブの募集馬の診断結果を公開する。 地方入厩予定馬を含めて全95頭の募集(募集中止の1頭を除く)で、平均スコアは0.31、満点評価は無しとなった。ここまでに評価を行った社台・ノーザン系クラブと比較すると、サンデーTC0.52、社台TC0.44、G1TC0.35、シルクHC0.31という平均値なので、シルクと並んで最も低い平均スコアということになる。 募集金額とスコアとの相関をグラフにしたものを見ると、平均を採っ

          キャロットクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          優駿ホースクラブ愛馬会 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第15弾として、優駿ホースクラブ愛馬会の募集馬の診断結果を公開する。このクラブは当歳時から募集しているので、正確には2023年の募集馬とは言わないのかも知れないが、他クラブと足並みを合わせて表題のような書き方をしているのでご容赦願いたい。 全12頭の募集で平均スコアは0.18と、これまでに行った各クラブの馬体診断結果と比べても低めの平均値となった。 募集金額とスコアとの相関を見ると、優駿HCの以下の募集馬リストでは関東入厩馬

          優駿ホースクラブ愛馬会 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          大樹レーシングクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          (2023/12/03: 追加募集の1頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2022年産の一口クラブ1歳募集馬のAI馬体診断の第14弾として、大樹レーシングクラブの募集馬の診断結果を公開する。 全15頭の募集で平均スコアは0.17と、これまでに行った馬体診断の中でもかなり低い平均値となった。 募集金額とスコアとの相関を見ると、最高募集額である3000万円の4頭( クラウンアゲンの22、スノーサミットの22、 タイキキララの22、アッシュベリーの22)は、それぞれ0.03,

          大樹レーシングクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          グリーンファーム 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第13弾として、グリーンファーム愛馬会の募集馬の診断結果を公開する。 特別提供馬を含めて全18頭の募集で、平均スコアは0.23となった。日高系の一口クラブの基準と比較すると若干低めの点数となった。 募集金額とスコアとの相関を見ると、最高募集額4000万円のナスノシベリウスの22が0.00、次点のレディオブフィフティの22が0.10と、このクラブの中で高額となる募集馬2頭はかなり低い評価となっている。 グリーンファームの2020年産のAI

          グリーンファーム 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          ローレルクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          (2023/11/18: 再追加募集の3頭の評価を追加。本文は修正なし。) (2023/08/23: 追加募集の1頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第12弾として、ローレルクラブの募集馬の診断結果を公開する。 当歳時から募集していた馬を含めて全8頭の募集で、平均スコアは0.32となった。日高系の一口クラブの基準と比較すると平均的な点数となっている。なお当歳時から募集している馬は、2023年6月に撮影された最新の近況写真を用いて評価を行

          ローレルクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          DMMバヌーシー 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          (2023/10/15: 追加募集の1頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第12弾として、DMMバヌーシーの募集馬の診断結果を公開する。 当歳時から募集していた馬、さらに既に満口になった馬を含めて全19頭の募集で、平均スコアは0.16となり、ここまで評価を行った一口クラブの中では最も低い平均値に甘んじる結果となった。なお当歳時から募集している馬は、2023年6月に撮影された最新の近況写真を用いて評価を行っている。 募集金額とスコアとの相

          DMMバヌーシー 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          ターファイトクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断

          (2023/11/20: 追加募集の1頭の評価を追加。本文は修正なし。) 2022年産の1歳馬のAI馬体診断の第11弾として、ターファイトクラブの募集馬の診断結果を公開する。 当歳時から募集していた馬を含めて全20頭の募集で、平均スコアは0.37、満点評価は無しとなった。日高系の一口クラブの中で見るとかなり上位に位置する平均点と言える。なお当歳時から募集している馬は、2023年6月に撮影された最新の近況写真を用いて評価を行っている。 募集金額とスコアとの相関を見ると、4頭

          ターファイトクラブ 2023募集馬(2022年産)AI馬体診断