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鎌倉

東京から一時間、これまで断片的にしか訪れたことがなかったが、このたび降ってわいた一泊旅行の機会。同行者が姉というのもあるが、想像以上に充実、大満足の小旅行であった。

早起きはすべてを制する。朝一番のこのレンバイ(鎌倉市農協連即売所)の充実っぷり…外はあいにくの雨だが、いきなりテンション跳ね上がる。日帰りではないため買い込めないのがもどかしい。

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早朝の鶴岡八幡宮、雨のせいか時間のせいか、観光客がほとんどいない。なんとも贅沢な時間と空間。

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敷地内の国宝館もほぼ貸し切り状態。こちらも仏像から古文書まで小スペースながら底力のある展示。「(北条)時宗の字が下手」「こちらは数年後、少し上達している」「まさかこんな形で後世に展示されるとは恐らく本人も」などと好き勝手な感想を言い合う。鎌倉の仏像は西方面(京都、奈良など)に比べて表情豊かで少しコミカルな印象があるのは気のせいだろうか。

念願の紅谷のクルミっ子切り落としを購入し、鎌倉彫りのお店は出現するたびすべて覗いてみる。さすがメインストリート、ジャムやナッツなど、ツボを押さえたなんともお洒落なお店が立て続けに出てきて誘惑多し。

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ランチは、偶然裏通りで見つけたイタリアンレストラン。準備中の店内に、朝行った「レンバイ」の袋に入った野菜がいくつかカウンターに置かれているのを姉が目ざとく発見し、「ここは美味しいに違いない」と目星をつけた次第。予想通り、いや予想以上かな。満足。

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江ノ電に乗って七里ガ浜を目指す。ようやく雨も止んできて、車窓からぱっと視野が開けて海が見えた時は心震えた。

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コテコテのこんなダイナーも完全に様になっている。「(良くも悪くも)この大味、ハワイそのものだ」と姉は言った。夕暮れに海辺を走る江ノ電の姿はなんだか不思議で、とても印象的だった。本日は七里ヶ浜にて宿泊。

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二日目。早朝、窓から富士山が!(しばらくすると雲に隠れてしまったが)

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朝食のあと七里ガ浜を散歩。

江ノ電で長谷駅まで戻り大仏様。横顔も後ろ姿も凛々しい。

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長谷寺へ。

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観音様も迫力だったが、敷地内見どころ満載。特にこの素晴らしい眺め。

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行き当たりばったりの路地を通って由比ヶ浜へ。次回はぜひ朝一でビーチコーミングしたいものだ。

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長谷駅近くの骨董屋。このあと鎌倉駅付近にも骨董屋を発見し、最後に(物理的に)大きな買い物をしてしまうのであった。

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食べたものいくつか、お昼の蕎麦はさておき、なにかとフォトジェニック(味も良し)。

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魅力的な場所が新旧、山ほどあるんだな鎌倉。また季節が変わったらぜひ行きたい。


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