銀カメ

繊細な娘を育てています。どこにでもいる普通のお母さんです。娘が不登校になった事で、今ま…

銀カメ

繊細な娘を育てています。どこにでもいる普通のお母さんです。娘が不登校になった事で、今まで見えなかった物が見えて来ました。不登校解決のプロではなく、お母さん目線でその事を綴っていけたらと思っています。

最近の記事

長男(小5)に「国籍って何?」と聞かれた。「どこの国に所属してるかだよ。だからあなたは国籍は日本だよ。」と話した。すると、「じゃあ、せいせきは?」と聞かれて⁇⁇となっていたところ、「地球?」と更に聞かれた。星籍という概念だそうです。いつか別の星に住む人に尋ねられる日が来るかも…。

    • 頑張りすぎてお休みしている子は、お休みする事で修復しているので待ってあげて。

      3学期が始まり、それと共に部活も再開されました。ここからが本当に大変な事の始まりです。 朝、起きてほしくて身体をゆすってみたり、掛け布団をはがしてみたり、頬を軽く叩いき続けてみたり…それでも一向に起きる気配がありません。 私の与える刺激にしばらくしてからやっと反応し、一瞬だけ目を開くのですが、「今日行ける?」の問いかけに、首を小さく横に振った後は、すぐにまた眠りに入るような状態でした。 完全に燃料切れの状態でした。 部活の顧問に起きられない事を毎日伝え、私も仕事のある

      • 身体が辛くても、責任感や真面目さから来る気力で頑張っていた頃の話

        吹奏楽部の活動には、アンサンブルという物があります。少人数でグループを作り演奏するものです。一人一人が違う旋律を担当します。 つまり、一人一人の音がとても重要で、一人でも欠けたら、音楽が成立しなくなる、緊張感のある企画になります。 娘もこれに参加しました。部活以外の時間にも、地域のセンターなどを借りて練習時間を確保してやりました。 この頃には、もうかなり今までの疲労が蓄積されており、ソファでとりあえず寝てしまう事も多く 、朝も私が必死に起こしてやっとな事も増え、親子でス

        • 「断る」ができるようになると、自分を大切にできるようになります。

          娘は断れないタイプの人です…。 何でも引き受けてしまう人は、要領の良い人で はありません。要領の良い人は、ちゃんと自分のキャパシティをわかっており、決して負担になるような事を引き受けないと思っています。 娘はきっと、自分が大変になるであろう事も、引き受ける傾向にあります。断る勇気を持てません。 「断ったら、申し訳ないな…。せっかく私に言ってくれたのに。」みたいな気持ちでいろいろ引き受けていた時期がありました。クラスの用事、部活の用事、その他もろもろ…。 その人がその時

        長男(小5)に「国籍って何?」と聞かれた。「どこの国に所属してるかだよ。だからあなたは国籍は日本だよ。」と話した。すると、「じゃあ、せいせきは?」と聞かれて⁇⁇となっていたところ、「地球?」と更に聞かれた。星籍という概念だそうです。いつか別の星に住む人に尋ねられる日が来るかも…。

        • 頑張りすぎてお休みしている子は、お休みする事で修復しているので待ってあげて。

        • 身体が辛くても、責任感や真面目さから来る気力で頑張っていた頃の話

        • 「断る」ができるようになると、自分を大切にできるようになります。

          中1:2学期の欠席日数

          2学期になると、行事が増えますよね! 体育祭に始まり、文化祭に合宿コンクール…。 これをこなしつつ、相変わらず部活もやる。 多分、我が子も部活をしていなかったら難なくこなせていたことも、そうはいきませんでした。 合唱コンクールではピアノ伴奏もやりました。そんなに難易度の高い曲ではありませんでしたが、引き受けた以上、きちんとやりたい娘は、帰宅してから練習していました。 行事をなんとかこなした後は、家で爆睡したり、ぐったりすることが多くなりました。 体力がない子や繊細で

          中1:2学期の欠席日数

          朝起きられなかった娘を、無理矢理起こしていた話

          娘は少しずつ、朝起きるのがしんどくなっていきます。とてもシンプルな事で、疲労に対しての休息が追いつかないからですね。 消耗>充電 娘が朝起きられない時、私がどうしていたかというと… 無理矢理起こしてました なんというか、この時間が言いようもないストレスでした。 朝練を休む時、顧問にメールしなければならない。一緒に行くお友達に連絡しなければならない。そして何より、疲れて寝ている娘を起こさなければならないのが、本当に苦痛でした…。 絶対にまだ寝ていたい娘を起こさなけれ

          朝起きられなかった娘を、無理矢理起こしていた話

          中1:1学期の欠席日数

          1学期、娘は学校を休んだのは1日だけでした。 頭が痛くてお休みしました。 この頃はまだ、1日しっかり休息すれば、また次の日からは学校に行けていました。 後々聞いた話によると、入部して早い段階で、吹奏楽部に入部した事を間違えたかな、と、思ったそうです。家族の反対を押し切った事で、愚痴や弱音を吐いてはいけないとも思っていたはずです。 ところで…吹奏楽部の子ってどんなタイプの子が多いと思いますか? まず、精神力が半端なく強いです。体力もしっかりあります。先輩方、ほとんど偏差

          中1:1学期の欠席日数

          吹奏楽部のマーチングは、もはや強豪運動部の領域だった話

          吹奏楽部の活動で、 マーチング という物があります。 これがなかなか大変で、娘の体力をかなり奪う事になりました。 マーチングの参加は任意でした。私も夫も参加しなくて良いと思っていましたが、ここでもまた、娘はやりたいと言って涙を流します…。 何であの時あんなにやりたかったの?と聞いても、今では記憶にないそうです…。 やはり、お友達もやるし、私だけ参加しないのは悔しい…みたいな気持ちだったのだと思います。 マーチングは、もはや運動部の領域 このマーチング練習が始ま

          吹奏楽部のマーチングは、もはや強豪運動部の領域だった話

          不登校になる子の共通点って?一つだけ確かな事

          不登校の子って、少なくないですね。 不登校の子っていろいろなタイプの子がいます。 男の子もいれば女の子もいる。 頭のいい子もいれば、勉強が苦手な子もいる。 一貫して学校に来れない子もいれば、行事には来られる子もいる。 本当は行きたいけど行けない子もいれば、もう行くつもりもない子もいる。 本当に多様です。 一つだけ大きな共通点があるとすれば… みんな家で生きてるよ^^ って事でしょうか。 親から見たら、時に不登校の子の時間は止まっているように見えてしまいます

          不登校になる子の共通点って?一つだけ確かな事

          ブラック部活に入部した⁈意識高い人たちの中で自分を殺して頑張っていた話

          娘は私たち父母の制止を押し切って、入部を決意しました。最終的に認めてしまいましたが、これが地獄の始まりでした。 入部にあたり保護者説明会があり、夫が参加したのですが…やはり「覚悟して入部せよ」という圧は感じたようです。 ちょうど部活のガイドラインの見直しがあり、時間などの制限が始まりましたが、抜け道を作って練習時間を確保するような部活でした…。 高いレベルを目指すためには、これは必要な事なのだと思います。練習量を積まなければ、結果は出せないのは事実ですから。 朝が苦手

          ブラック部活に入部した⁈意識高い人たちの中で自分を殺して頑張っていた話

          中学校の部活選び。吹奏楽部に入部した理由←中学生あるある。それが失敗だった話。

          今回は、娘が不登校になってしまったきっかけ、部活動について書いてみたいと思います…。 娘は中学校入学後、コロナ休校を経て、いわゆるブラック部活に入部しました。休みが少なく、拘束時間が長い部活です。文化部なのに、体育会系の部活…。 お察しの方も多いと思いますが、 吹奏楽部です…。 パワハラなどはないので、道徳的にはブラック部活ではなかったものの…。 顧問は女性でしたが昭和気質で熱く、先輩方は技術的にも意識的にもハイレベルな子の集まりでした。 娘の中学の吹奏楽部は、全

          中学校の部活選び。吹奏楽部に入部した理由←中学生あるある。それが失敗だった話。

          不登校の原因…頑張りすぎた。無理をした。交感神経優位が続いた結果…。

          娘が不登校になってしまった原因は、とにかく頑張り過ぎたからです。 頑張ったら疲れます。休まないと疲れは取れません。なのに、休めない状況が続きました。 休めないのに頑張らないといけないので、やる気を無理やり起こさないといけなくなります。やる気を前借りしながら頑張ったのです。やる気の借金状態です。 やる気=交感神経優位の状態が続きます。脳が常に覚醒状態です。交感神経が借金、副交感神経が返済金だとすると、交感神経優位の状態が続いていた娘の身体は、返済金を用意出来ず、借金まみれ

          不登校の原因…頑張りすぎた。無理をした。交感神経優位が続いた結果…。

          中学時代、不登校を経験した娘が、無事に卒業し、この春高校生になります。

          これは、中学1年の3学期から約1年間、学校に行けなくなった娘の話です。 起立性調節障害…から別の病気に発展していた話でもあります。 人って無理を続けると、こんなになってしまうのか…を目の当たりにした母目線の話、そしてたくさんの人に支えられて無事に学校に戻って行った娘の話になります。 不登校の問題は、前兆がある場合もありますが、ある日突然やって来る事も少なくないと思います。 親からすると、元気に学校にに行く事がデフォルト過ぎて、我が子が学校に行けなくなった事に頭が追いつ

          中学時代、不登校を経験した娘が、無事に卒業し、この春高校生になります。