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プロフェッショナルとは続ける人

2024年は人類史上最大の選挙イヤーになる。
総人口の半数以上、40億人が投票する。

The Economist記事 Nov 13th 2023より

注目されるのがアメリカ大統領選挙。
民主主義を維持するためにはトランプ候補を蹴飛ばさなければならないが、かといって対抗馬は誰と見ると81歳の不人気な老人しかいない。

記事は言う。仮にバイデン氏の人格や能力が非の打ち所がないとしよう。としても、81歳の老人がこれから先4年間、世界で最も多忙な職務につくというのは現実的とは言い難い。「グランドキャニオンのように大きな矛盾」とは言い得て妙だ。

このようにThe Economistは有益な視点を教えてくれる。何しろ取材に費やす予算が日本のメディアとは桁が2つも3つも大きい。質が違う。ぼくのメールボックスは彼らからのお便りで埋まってる。

これらをしっかり毎日読み込めばとても有益なのはわかってる。でもできない。理由は「ルーティンに入れてないから」。「毎朝30分は読む」と決める。これがルーティン化で、確実に実行できる。コーヒーと共に明日朝からルーティン化する。決めた。

プロフェッショナルとは何ですか?

という質問には

続けてる人

と答える。

続けてる人が、プロフェッショナルだ。

稼ぐ人でも能力が優れた人でもない。

その道を10年以上続けてる人。

思えば、学校で学んだことは、「続ける習慣」だ。

小学校1年生、日記と漢字書き取りを先生に言われた。
おかげで以来、毎日書いてる。60年近く。

なぜあの人はビールが続くのか
なぜあの人は夜遊びが続くのか
なぜあの人はゲームが続くのか

いずれも成立しない。

ところが

なぜあの人は勉強が続くのか
なぜあの人はメルマガが続くのか
なぜあの人はブログが続くのか
なぜあの会社は続くのか

となると、タイトルとして成立する。

なぜか。

勉強、メルマガ、ブログ、会社・・・いずれも「義務」が伴う。
「やらねば」というMUSTがつく。
まず、始めるにあたり「わざわざ」を乗り越える何らかの力が必要だ。
次に、「続ける」。これは「どっこいしょ」。

「どっこいしょ」が続かない理由は簡単で、ルーティン化されてない、生活の中に組み込まれてないから。

ビール、夜遊び、ゲームは生活の中に組み込まれてる。だから「わざわざ」「どっこいしょ」がない。

「時間ができたらやる」は永遠にやらない。

採用で、良い人と出会える質問は

「ずっと続けてきたことは何かありますか?」

だ。

仕事であれ、趣味であれ、続けられる人が、伸びる。
続けない人は、伸びない。伸びようがない。

通勤途上の喫茶店。新年の営業は九日から。
好きじゃないんだろう。

このビルのオーナーで、自宅は上にあり、一階で趣味のコーヒー淹れてる。土日休みだし、要するに、「これで家賃払って、子ども学校行かせて、親の面倒見る」腹はない。

こういう店は、伸びない。

「これで家賃払って、子ども学校行かせて、親の面倒見る」のであれば、生活だ。だったらルーティンに入れてしまうしかない。

ぼくはルーティンで生活してる。

朝起き抜けの呼吸法。20年続けてる。
会社まで徒歩20分(往復40分、6,000歩)。7年目。
プロテインシャカシャカ。4年目。
スクワット50回、ストレッチ30分。10年目。
note書く。4年目。

毎月始め経理書類まとめ、顧問税理士さんへ書類送付。

「やりたいことがあるのに、できません」への解は簡単だ。

いますぐ、「いつやるか」をスケジュールに入れてしまおう。

やるか・やらないか

ではなく

スケジュールに入れるか・入れないか

の二択。

親しくない人に「また今度食事でも」とお愛想言う。行きたくないからスケジュール化しない。

仕事を伸ばしたい?

いくつルーティン化するか、だけの話です。
能力、関係なし。

こんな本が届いた。

著者は著名な数学者。TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』で国内外の賞を多数受賞、数学をわかりやすく解説する達人。
われらのシンプソンズに隠された数学について解説してくれる。
軽く読み始めたが、あかん、本をおけない。

今日はこの本にどっぷりハマろう。

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