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ここは日本です

あいかわらずアクセル床まで踏んでぶっ飛ばしてます。

あ。EVだとこういう表現できないのか。ま、いいや。

朝イチ、アバハウス行き、秒速でDESIGNWORKSのセットアップとシャツ買った。

担当のWさんがいてくれたので話は早い。店に入って、会計済ませ、出るまで10分。

「今日着て出張行かれますか?」とWさん。

もしそうなら、裾直しなど高速対応できる、という前提だ。

「いえ、明日以降、取りに来ますから、申し訳ないですが保管しておいていただけますか」

その足で新大阪へ。新幹線に飛び乗る。車内でエコノミストなど読み、情報収集。

The Economist Oct4th 2023記事より
同上

簡単にいうと、各国の生産性比較の話であり、たいていこんな記事を読むと

「欧米では日本より高い生産性!! キー!!」

と叫ぶオーべー出羽守(でわのかみ)なおじさんがフェイスブックとかに投稿するのだが、もはやそういうのは古いと感じる。

欧米すごい
日本ダメ

的発想は、日本のマスメディアに多く見られるし、You Tubeのお勉強方面のスタンスもそうだ。

IPO目指すぜ! とか、360°人事評価とか、なんかなあ、古いんだよ。

それで幸せ増えてますか?

オレ別にノルウェーの人と生産性競争してないし、たぶん、ノルウェーの人もそうだろう。こういう記事書く人のパソコン画面上だけでそういった「生産性の競争」が生まれているだけであり、フィクションだ。幻想。

日経を見る。

日経デジタル版より

シンプルに言う。

わけわからん。何があかんのだ。わしらにどう影響するのだ。

ただでさえ、インボイス制度という、特にぼくのように一人親方で総務も経理もやらなあかん経営者にとっては書類仕事が増えそれこそ生産性が落ちているのに、この上何をせいと。ここでも「欧米並み」だ。アホか。

小さな飲食店で領収書もらった。
特に登録番号とか税率とか税額とか書いてない。インボイスとしては使えない。でもさ。わざわざ「おたくのお店、登録してるの?」なんて聞くのはなんかヤボだ。

たとえば支払額が税込4,000円の場合、消費税はそのうち363円だ。たった363円控除されるか自分で負担するかだったらぼくは自分で負担する方を選ぶ。ヤボ聞いて、関係が、なんか、おかしな空気になったら、店が気の毒だから。

もしそういう登録とか手続きしてない場合、店はぼくに対して「悪いなあ、申し訳ないなあ」とビハインドな気分になるやん。それって、好きじゃない。

ぼくは楽しい関係の方を選ぶ。

オーべー出羽守(ではのかみ)なら、「そこんとこ、ちゃんとやってくれなきゃ困るじゃないですか。ビジネスなんだから!」と、厳しく言うんだろう。

でもね。
ここは日本です。

桜の国です。美しい人情の国なんです。

クライアントさんに着いた。応接室に通された。
「少しお待ちいただくみたいなので・・・」
と、マスカット三粒を小皿に入れて持ってきてくださった。お茶と共に。

嬉しいよね。

とっても美味しいマスカットで、皮ごといける。たちまち全部いただいてしまった。美味しい。嬉しい。

これが日本ですよ。日本の気遣い、心配りです。

帰宅し、南禅寺豆腐(服部食品)さんの豆乳カレーをいただいた。

これがね。絶品なんですよ。動物性のものは一切使われてないので、ベジタリアンの人もいただけます。

ピリリと辛い。辛いのだけど、味がふくよか。奥行きある美味しさ。豆乳が美味しいからだろうね。

日本人だからこそ、南禅寺豆腐をいただけるし、美味しさもわかる。

朝イチのアバハウスWさんの気遣い
クライアントさんの美味しいマスカットと心配り
南禅寺豆腐さんの美味しい豆乳カレー。

ぼくたちはもっと足元をしっかり見て、そして「そこにあるもの」を発見し、感謝し、楽しむのが良いと思います。

ところで豆乳カレー、名作だから、ぜひ食べてみて。

ここで買えます。ぼくは感激のあまり、まとめて大人買いしてしまいました(笑)

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