心の奥にある寂しさ

寂しい
今もそうだけれど、私の幼い頃の気持ちを表すならばこの一言になると思う

ずーっと、ずっと、寂しかった。
ただ家族に構って欲しかった。
だから、私は良い子を演じてた。
でも、構ってもらえることはほとんどなくて。
構ってもらえたり、褒められたりするのを希望に幼稚園とか小学校とかを良い子で過ごしてた。
良い成績を取ったり、先生に褒めてもらったりして一時は凄く嬉しくなるけれど、親から褒められることはないと分かってるからすぐに私の気持ちは落ち込んだ
あの嬉しい気持ちはすぐに、寂しさに変わった
思い返せば、私はものすごく静かで大人しかったのだけど
それは、「寂しさ」の中を懸命に生きていたからじゃないのか
ただ必死に孤独感と戦っていた

思春期になって、気づけばその寂しいという感情は感じなくなって。
その代わりに「死にたい」だとか、「辛い」だとか思うようになった

でも最近、久しぶりに心の鎧を外してみたら(コロナで身体が辛すぎて、自然と心の鎧も外れた)
この「寂しい」という感覚がまた私の心を支配してきた
思春期になって言語化が「死にたい」と「辛い」になってしまっただけで、感じていた本質の感情は全く変わらず「寂しい」ではないのか

1度、精神科医に「笑っていても、常に心の奥底では落ち込んでいる感じ」があると相談したことがある
この感覚、もしかして幼少期からあったんじゃないか、
この感覚が強くなって、成長するにつれてどうしようもないと理解いったから、「寂しい」を「辛い」という曖昧な認識に変えてしまったんじゃないか「辛い」を「寂しい」に変えて認識してみたら、今まで感じていたモヤモヤがドンピシャで言語化されたようで
心のモヤモヤが無くなった
代わりに、子供の頃のあのまんまの寂しさに支配されて何をしてても泣きたくなる

昨日辛くて寝る前にロラゼパムを2mg飲んだ(普段飲む時は0.5mgで使ってと主治医に言われてる)
過剰摂取は良くないとは分かってる、でもそれがどうでも良くなってしまうくらい心が荒んでた
それでも、頭の片隅に良くないとは分かってるから2mgまでで止めておいたんだ
めちゃくちゃ寝れて、朝一旦起きた後に、また午後3時くらいまで眠ってしまった
薬のせいか朝に一旦起きた時の記憶がぼやけてる

明日も今日とほとんど同じことの繰り返し
ただ依存が怖くてもう薬の乱用はしないと誓うから、ただただ寝れずに、ただただ落ち込んで過ごすだけだろうな
寂しい、ずっと

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