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アイドルという至高の芸術。

アリーナで待っていた彼らは、 大きくて、高くて、遠かった。 原因は自分にある。 初アリーナ公演 「因果律の逆転」 “ぴあアリーナMMにて、君を待つ。” その言葉に誘われるように、約1万人が集ったこの公演。 私は有難いことにアリーナ5列目というとんでもない席から彼らを観ることができた。 でも、 大きくて、高くて、遠かった。 少なくとも私にとってそれは悲しいことじゃなくて、寂しいことでもなくて。げんじぶが芸術作品として昇華された瞬間を観たような気がした。 20

    • “観測者”効果

      2022年10月6日。 私が原因は自分にある。を好きになった日。 まだ1年、されど1年。 この1年で沢山の初めてと沢山の感動に出会いました。 初めて、ジャニーズ以外の界隈に出会いました。 正直、めちゃくちゃ舐めてた。 地下ドルじゃないの?って思ってたし、TO(名前だけ知ってる)いるのかな怖いなって思ってたし、結局ジャニーズしかって思ってたし。 楽曲もパフォーマンスも世界観も演出も現場もオタク層もこんなにいいだなんて知らなかった。 画一的に比べるものじゃない。 それ

      • 永遠なんてないけれど。

        8/6 ホールツアー G=∅ 愛知公演の挨拶にて。 凌大さんから紡ぎ出されたこの言葉に、どれだけの喜びと悔しさが混ざっていただろうか。 アイドルはビジネスである。 私たちオタクというのは、当たり前の話ではあるがアイドル市場における消費者である。 好きなアイドルのためならと常に消費する人もいれば、要らないものはバッサリカットという人もいる。いつどんな形で消費を止めようと、消費者側には何の影響もない。 生産者側は消費者に求められる形は何か、常に答えのない課題と向き合い続け

      アイドルという至高の芸術。