ただ気持ちよくなりたいだけ

また一つ、自分の気持ち悪いなと思う癖を見出してしまった。
ドラマや読書をすることが趣味な私なのだけれども、感想が「感情ベース」になっていることがとても多い。

あの登場人物の発言に心が踊らされた。
あの登場人物は好きじゃないな。
この文章は自分が大切にしていたい価値観だな。
とか。

「なんで読書とか文章書いたりするのに語彙力や言語力ないんだよ」
と言われることがあるのだが、僕は感受性が高く、感情に任せて物事に取り組む癖があるだけだと思っている。
多分それって、ただ気持ちよくなりたいだけなんだよなと思ってしまった。
社会で心が満たされることがないから、フィクションや妄想の世界に入り浸る。
現実的じゃなくて、理想の状態を思い描きたくなる。

自分のビジョンや人生設計について考えることが億劫になっているのもこういうことだし、
それなら今を全力で生きて、その積み重なったものが未来だったという世界を生きていたほうが楽しいと思う。
就職活動が嫌いなのはこういう部分だなと感じた。自分の将来なんてわかるはずもないのに、明確なビジョンを立てて、本当にしたいことを持ちましょうだなんて、性に合わない。確かに「何物にもなれる」ということは信じている。自分らしく輝ける社会を実現するべきだとも思っている。それを実現するための就職活動における「ビジョンの明確化」は僕にはかなり難しい。けどやらなければいけない。
ただ、世の中の枠組みに対して諦めの悪い人間だから、僕は多分逃げないんだろう。
これが世間でいう自己顕示欲に過ぎないのだけれども…。
「内定」というものをもらえれば気持ちいんだろうなと必死こいてる自分も、人間らしくて好きだと思える。

自分の愚痴をただ単に書きたかっただけでした。

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