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やるきっかけを待っていても永遠に来ない

私はやりたいこと、行きたい場所があり、
会いたい人がいます。そして、頭に浮かぶのは
" 今忙しいし休みが取れないし、休みは身体を
休めたいし、お金もかかるし、また いつか "に
と後回しになりがちです。

しかし、
時間は流れていくし健康な身体がいつまで続く
か分かりません。仕事の休みやお金の問題はあるけれど、やりたいことや行きたい場所、
会いたい人も後回しにしていると、
結局何も出来ず会えないまま、となる可能性は
非常に高い。

この春から私は 何か思い立ったら、なるべく
まず日程を決めてしまうようにしています。
日程を決める前に、今ではないな、と判断した
場合は後回しになりますが、その後回しも
だいたいの日程をGoogleカレンダーに入れて
その"だいたいの頃" 再考することにしています
再考時に、また後回しになることもあれば、
時間が解決したり時間を経て取りやめる事も。

昨日は年末年始休みの振替休日を急遽もらうことに。
決まったのは10日ほど前。
直ぐ予定を入れよう。
頭に浮かんだことは、2つ。
以前記事に書いたteamlab麻布台ヒルズの
チームラボボーダレス。

そして、その日Voicyで木下斉さんがおすすめ
された銀座のスパイスラボ。
天気が良ければ、外を自転車で周り、映画『PERFECT DAYS』のロケ地(トイレも)を
巡りたい。

チームラボボーダレスはチケットが取れないと
聞いていたけれど、即チャレンジ。
その日チケットの空きがあるのが19時しかなかった。
行った方の話や
YouTubeで話されているのを聞いたけれど
みなさん3時間程ラボ内にいたらしい。
翌日私は仕事の為、19時から3時間だと帰りが厳しそう。危ない橋は渡りたくないし、
せっかく行くなら時間を気にせず観たい。
その時私の頭には何故か、再チャレンジしたら
空きが出るかも?との思いが。
夜中に再度チャレンジ。19時の回しか空いていない。1時間後、再度チャレンジ。
するとなんと17時の回が 残りわずか と。
神さまに感謝しつつ、速攻チケットを購入。
次に新幹線チケットを予約。
その次にスパイスラボにてランチを予約。

休みの日。仕事を終えて帰宅が深夜1時半過ぎ
お風呂に入って仮眠を取り、新幹線の時間が。
楽しい事なら目覚めが良いのは、子どもの頃から変わらない。

新幹線に乗り、東京へ!
生憎、1日中雨。自転車で『PERFECTDAYS』のロケ地巡りは断念、、、。
東京に着いてすぐ、あまり行ったことはない
銀座へ。
ランチ予約時間までは時間がある。雨だけれど
銀座をぶらぶら。やっぱりお洒落な人が多いし
お店が素敵。歩いていてテンションが上がる。
少し歩きお腹を空かせてスパイスラボへ。
銀座で全く知らないお店に1人ランチ!
緊張!!
しかし、私にはGoogle先生がいますから、
予約時間にはきっちり着き、気持ちを整えて
予約席に。
他にも予約の方はいらしたけれど、とても
落ち着いた雰囲気。
格式ばっていないのもgood!
食前酒はスパイスの効いた白ワインで絶品!
食事も美味しい!!
お店の方はインドの方ですが、非常に丁寧で
エスコートがお上手。私が1人だったからか
気を遣ってくださり、食事の取り分けをしてくださり、さり気なくお皿チェンジや声かけ、
さすが銀座のお店で上品な立ち振舞い。
木下斉さんがビリヤニが絶品とお話しされていましたが、仰るとおり。2時間弱をかけて、
コース料理を美味しくいただきました。
ご褒美にまた是非いただきたいです。

スパイスラボのお店の名前通り
スパイスがズラーリ。
味は日本人にも合うように工夫されてます
スパイシーですが辛さ控えめ食べやすい!

食後は近くの画廊に入り、絵を鑑賞。
うわー素敵素敵!

いよいよ麻布台ヒルズへ。
予約時間の人達とチームラボボーダレスへ。
周りは私以外、外国の方。
欧米かアメリカか英語を堪能に話す家族と
中国の方と思われるカップルと。
中に入る前に、説明をスタッフから受ける。
英語でした。日本語訳も勿論あります。
スタッフの方は殆ど日本人のようですが、
お客様から英語で声かけられ、瞬時に英語で
返さねばならず、田舎にいるとそんな経験は
乏しく私には新鮮な光景であり、英語を話す
人になりたい!と実感しました。

中に入ると、そこは観たことのない世界が広がっていて圧倒されました。

デジタルアートの樹木に光が灯り光と共に伸びていく
周りに漢字が光って幻想的
以前からあるラボのアート作品
デジタルアートのジンベイザメに
来場した人が描いた海の生きものアートが融合し泳ぐ
横にいた香港からいらした大学生女子2人と
会話しながら描いたアートがラボ内で泳ぎ感動!
鳥獣戯画のアートが踊り
アートの筆跡が自由に現れます
鳥獣戯画の世界がデジタルアートで動く
デジタルアートに触れると、アート達は反応し
こちらをみてくれます
ライブで目の前にする作品は
時間と共に瞬時に変化を。
発色は写真の数倍鮮やか
眩いばかりの光
美しく色が変わっていく 息をのむ空間

YouTubeでteamlab代表猪子寿之氏と
リハック番組ディレクター高橋弘街氏、スザンヌさんも仰っていましたが、あっと言うまに3時間は過ぎていました。
光と作品毎に空間の温度が違う。
アートに命が宿っているかのようで、
触れると反応してくれます。
音楽も作品毎に違い、なんとなく流れる香り。
目の前の作品は一瞬で変わっていき、変化を
楽しめるのです。
言葉が出ず、作品から離れられずじっと立ち
作品を見て、また光や作品に触れ、驚きと感動
の連続が。

余談ですが、
作品を見ていると様々な国籍の方から英語で
「撮影してくださいませんか」とお願いされました。1人で来ている人は少ないようで、私が
1人でいて、声をかけやすかったのでしょう。
ちぃさなお子さまからも英語で声かけくださり
嬉しかったですが、良い返しがパッと浮かばず
そんな時に、" あー英語をもっと話せたら!"
と、日頃の英語の勉強不足を反省しました。

帰途の新幹線は、のぞみ7号車の新幹線オフィス「S Work車両」を選択。
満席の中、座席は広く隣の人との間に半透明の
アクリル板があり、とても快適!
初めて利用しましたが、S Work車両を出来れば次回も選びたいと実感しました。


やりたいこと、行きたい場所、会いたい人。
いつかは後回しになりやすく、目の前の様々な
出来事が優先され、"いつか"は巡ってこない。
やるきっかけを待っていても永遠に来ないのです。

ハードスケジュールでしたが
思い立って東京に行き、様々な経験をして
全ての出来事が愛おしく過ぎました。
かつては1人で喫茶店に入れず、、、の私が
行きたい場所に1人で出かけ、そこでしか
出会えない世界と繋がり、ひとときでも
全く知らない他人と言葉を交わす。
食事でさえも、全く知らないお店に入り、
お店の空間が落ち着き、更に美味しさに感動、また行きたい場所に決定。
昨日までとは、違った私になれました。

出会うはずのなかった経験が、自分が強制的に
自主的に行動したことで、出会いや感動に
包まれ、貴重な私の宝ものの時間になりました
会いたい人にも会いに行かなくては、、、
いつかは永遠に来ない。

実体験で味わい心に響いた時間。
貴重な宝ものの非日常の経験を胸に、
日常に戻った今日。
昨日までと、ほんの少し捉え方が変わった私が
います。

今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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