えーっと、津田健次郎さんっていうんですけど！

なぜ唐突にこんな話をしようと思ったかというと、来週3月30日からスタートする新しい朝ドラ「エール」で津田さんが語りを担当するという知らせを受けて、

なん…だと…！(゜д゜;) あの声が朝からお茶の間に…！？
これは…ぜひ布教しなくては…！

と謎の使命感に駆られ、久々にnoteを書くにいたりました。

といっても、私も去年の8月頃までは「声優…？アニメ…？あんまり知らないですね…」状態だったんですよ。そんな私が急速に男性声優沼にはまっていった経緯をお話しさせてください。
note後半では、配信で見られる作品を中心に津田さんの出演作も紹介してますんで、外に出てエンタメを楽しむことが難しい今だからこそ、おうちで片っ端から見て一緒に沼にはまりましょう…！笑

YouTubeは沼への入り口

私の仕事は映画やTV番組のWeb広告を扱っており、アニメ作品も担当するので、YouTubeで予告を見たりGoogleで声優さんを検索したりするんです。

それでおそらく私の会社PCはそういう方面に趣味嗜好があるアカウントだと認識されていて、ある日YouTubeにおすすめとして表示されたのがこちらのサムネイル。

顔良すぎない！？ねぇ！！！笑

前述の通り、仕事で声優さんについて調べることもちょくちょくあったので、津田健次郎さんという方がいることは知っており、
その時は「声優さんなのに(すみません！)すごくかっこいい人がいるなぁ」くらいに思ってたんですが、このサムネイルを見て「！？(゜д゜)」となり、即動画をポチッとしました…。

ダイジェスト版ですが、このAbema TVの「声優と夜あそび」はYouTubeでクリップが見られるので、ぜひ見てくださいお願いします。

は〜今見てもこの時のビジュアルは神がかって良い…。

フルバージョンはAbemaプレミアムに入ると過去エピソードも見られますのでぜひ！この回はハライチ岩井さんも出演されていてめっちゃ面白いです。

深淵を覗く時、深淵もまたあなたを覗いている
（YouTubeのおすすめ機能が優秀すぎる）

YouTubeで上記の２クリップを見たところで、今度は「今宵、アフレコブースで。」という作品がYouTubeでおすすめに上がってきまして、「あっ、この津田さんってこの間めっちゃかっこいいなと思って顔と名前と声を覚えた人だ！」と、手が勝手に動いて再生を押していました。

これ、今は見るのに登録が必要みたいですが（第1話は無料です！）
以前はYouTubeで無料＆登録なしで第１話が見られて、最後に第２話の予告もついていて、本編めちゃめちゃ面白かったし予告も「どういうことなの？(((゜д゜)))ww」な内容だったので、

どーーーしても続きが見たくなり、
吸い込まれるようにAmazon Primeでdアニメストアに登録し、
あっという間に第10話まで一気に見て、

気づいたらその頃には沼にどっぷりでしたね….。

洋画沼の住人が声優沼にはまったら

ちなみに津田健次郎さんはスターウォーズ新三部作のカイロ・レン、マーベル映画『ブラックパンサー』のキルモンガーの吹き替えをされています。
そのことを知ったMCUファンの私は、かねてより購入を検討していたブラックパンサーのBlu-rayをAmazonで即ポチしました。

そして私が声優沼にはまってしみじみ驚いたのは
思い立ったら推しにすぐ会える ということ。

私は、上述の「声優と夜あそび」のクリップをたまたま見て、津田さんに急速にはまってから

約３週間後にはラジオの公開収録に行ってました笑

会場のビルの入り口に立った時、本当に「気づいたらここにいるけど、どうしてこうなった…？」状態でしたw
イベント直前にわずかに残席があると知って申し込んだ席だったので、会場の最後列でしたが、推しが本当に会場に現れて、お客さんの顔を見て、目の前で会話したり笑ったりしているのをこんなにすぐ見られるなんてすごい！！と感激しました。(洋画沼は推しが海の向こうにいるので…)

10代の頃ジャニーズアイドルにはまってた時コンサートチケット取るのは大変だったし、去年は星野源さんのドームツアーに行ける幸運に恵まれたのですがそんなことまたあるかどうかわからないし、
声優沼はラジオの公録や出演作の舞台挨拶などイベントが多くて、数千円で推しに頻繁に会いに行けるの本当にすごい…！！

短期間で出演作を一気に見あさる

さらざんまい
この作品、放送当時にTwitterで話題になっていたのは目にしていて、気になるなぁとは思っていました。ですが、Netflixの作品紹介ページの文言が

「3人の中学生男子は謎のカッパ型生命体に出会い、カッパに変身させられてしまう。元の姿に戻る条件は、彼らが"ある方法"でつながり、ゾンビの尻子玉を奪うこと!?」とあり(笑)、

それを見ると私はいつも「…カッパ…尻子玉…？ゾンビ…！？(◎д◎)」とはてなマークが脳内に溢れ、どうしても再生ボタンに伸ばした指がそれ以上動かせなかったのですが、津田さんが出ていると知って即ポチした作品です笑

いざ見始めると、確かに独特の世界観なので「いやこの部分いつも意味わかんないんだよなぁww」って笑いながら見るシーンもあるんですが、毎話終わりのクリフハンガーがすごくて、毎話ラストに提示される新事実に「まじか…闇が深い…」と呆然としているうちに次のエピソードが始まっているという、強烈なbinge watch作品でした…。

津田さんの演技は特にストーリー終盤のお芝居が素晴らしく、声優沼歴の浅い私が、「声の演技が画を超えて生命力をもつ」のを初めて感じたのがこの作品でした。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン
津田さんの公式サイトで出演作リストを眺めていた時に目に飛び込んできて「！？」となったのがこちら。
この作品自体は、ボストン時代に日本のエンタメに飢えていた時に、Netflixで見られる日本アニメの中でも美麗な絵柄に惹きつけられ、見始めるとその美しいストーリーにのめり込んで、あっという間に全話見ていました。

なのでその美しい優しい世界の「あの中のどこに津田さんいた！？(゜д゜;)」となって(失礼！笑)、役名を見つめること数秒…

「あっ！これって、あの王子様じゃないの！？」

…先に言わせてください…。
津田さんに24歳の王子様の役やらせようと思った人、神だな！！！笑
悪者要素のない若い役をやる時の、津田さんの甘くて優しい声は殺傷能力が本当に高いので気をつけて…。

ゴールデンカムイ
こちらも「さらざんまい」同様、Twitterで話題になっているのは何度も見かけて気になっていたので、津田さんが出演されているのを知り、２シーズン一気に見ました。Amazon Primeで見られます。

評判に違わず、お話はすごく面白かったです！ワイルドで魅力的なキャラクター、知略と戦闘力で野生世界をサバイブする強さ、そして物語のミステリー・サスペンス要素がめちゃめちゃ上手に融合しているって感じます。

そして津田さんはこういう、一癖も二癖もある、腹の中で何を考えてるかわからない寡黙なキャラクターがうまいな〜！今年の秋からシーズン３やるらしいので、今から楽しみ！

Free！
こちらは正直、津田さんの出番はあまり多くないのですが、やはりこれも、前から気になっていたけども推しが出ていると知って即ポチした作品。

男子高校生の爽やかな青春！一人ずつ仲間を集めていって結束を深め、大会でライバルに勝利するため努力を重ねる王道展開！がもちろん素晴らしく、レースシーンは「これアニメなのにな…！頑張れ…っ！」と胸を熱くしながら見入っていました。

加えて、もともと学生時代に水泳をやっていた身としては、「スイマーあるある」「水泳部あるある」があちこちに盛り込まれていて、そういう随所を「わかる〜〜！！」って見てるだけでもすごく楽しかったです。

極主夫道
この映像は、はまった当初に見たものではなく、最近公開された漫画の実写版PVなのですが、津田さんが自ら監督・主演されています！
自分のちょい強面(でもかっこいい！)なビジュアルと、ドスを効かせられる低音の声質をフルに使い、その上で「そんな自分がこんな風に演技したら面白いだろ？」っていうのを完全にわかってて、その面白さに振り切ってやり抜けるところが本当に素敵な俳優さんだなぁと思うのです。
実写映像とマンガ的なビジュアル表現を融合させた演出もクオリティが高いです。監督兼主演ってすごい大変だろうなぁ。。

上に書いたもの以外にも、「ACCA13区監察課」とか、良作が本当に多くて書ききれない…！オノナツメさん昔から好きだったから、津田さんきっかけでこの作品の存在を知って歓喜したなぁ。

声優沼の特徴、もうひとつは「出演作がめちゃ多い」ってことですかね。
知らなかったけど、人気声優さんって１クールのうちに何作も出てるんですね！しかも何クールも連続して、ずっと何かしらに出ている…すごい…供給が多い…
（洋画沼は推しの新作観れるのが何年かに一度だったりするので笑）

というわけで朝ドラ見ましょう！

こんな感じで、ひとりの俳優さんを好きになったことで、今まで気にはなっていたけど手が伸びなかった作品を見る機会に恵まれ、なぜそれが世の中で人気になったのか知ることができ、俳優さんの演技というものについて改めて新しい角度から考えたり、この数ヶ月で世界がすごく広がったのを感じています。

なので朝ドラというさらに別の世界で(しかも窪田正孝さんと二階堂ふみさんという実力派の組み合わせ！)、津田健次郎さんの声がどんな風に生きてくるのか楽しみです。
（あのイケ声がさらに多くの人に知られてしまうのか…めっちゃ人気になってしまうやん…という思いも無くはないぞ…笑）