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こんにちは。まずは自己紹介から⑤

そこで、自分でやってみることにしました。最初に言った通り、このnoteはインターネットが農業や農村(地域社会)にどんな影響を与えているかを考えるために書いていきます。

最も掘り下げたいのは農業分野のクラウドファンディングです。農業はリスクの高い選択を迫られることが多く、節目に大きな資金が必要です。農家の資金調達はこれまで自己資本か金融機関からの融資、そして補助金のどれかでした。特に補助金は世間から批判の的にされやすく、受け取り手にとってももらっている実感のわきづらいものでした。住み込みで働かせてもらった長野原町の農家は「自分の身銭を切ってやると覚悟を決めなければ本物にはなれない」と語ってくれました。そのとおりだと思いました。

クラウドファンディングで得た資金は身銭ではありませんが、支援者の期待を背負うのはある意味自分だけのお金を使うよりも勇気のいることです。人口減少に立ち向かう地域に対して、地理的な枠組みを越えて支援者が集まり、お金が流れていく仕組みはとても素晴らしいものだと思います。 

クラウドファンディングで形成されるのはまとまった資金だけではなく、支援者と実行者のつながり、あるいは支援者同士のコミュニティも作り出します。このつながりは、本来農村にあった共同体に似ています。地域に限定されていた共同体の構成員が、インターネットによって開放されました。いまやどこに住んでいても、あらゆる地域の一員となれます。協同組合のような既存のコミュニティが、インターネットによってどのように変化をするのかも注目します。

農家の資金調達と既存の農村コニュニティのアップデート。その2つがこのnoteのテーマになります。このnoteを読んでほしいのは地域の人口減少に立ち向かっている人たちです。人口減少社会を前向きに捉えられるような情報、役に立つような発信をするので、スキやコメントを貰えると嬉しいです。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

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